二〇一八年十三月一日 「記憶」
感情の発展過程で、ある点以上には絶対成長しない人がある。かれら
は、セックスの相手と、ふつうの気楽で自由な、そしてギブ・アンド・
テイクの関係をほん ....
大白川登山口に着くと雨となり、当然誰も居なかった。レンタル簡易トイレがのっそり立ち、周りには雑草やらススキが生い茂っている。雨は次第に本降りとなり、雨具を着る。
今日を逃がすと次回はいつ行けるかわ ....
新しい靴とスカートで行くからさ 君よ、どうか、汚してくれたら
十七時取り残された公園でまだ揺れているブランコひとつ
想像の綺麗なナイフ握りしめいざ飛び込まん君の懐
このコートまだ時期 ....
ここの部屋の、窓からはマンションがたくさんみえる。いくつもの長方形が、かさなる長方形が、夜になれば灯る長方形が。空はすこしみえる。直線で区切られたいびつな図形として。
ニュース、書いては消し、裏 ....
某月某日
20200年4月1日ですね。
某月某日
どいつもこいつもマスクマスクうれせえや。俺はしてないぞ。タバコも吸ってるぞ。低収入だが給付金は断る。飲み屋のおっちゃんにでも ....
水曜日の水面に笹舟が浮かんでいるのを見ました。
それは来週の水曜日に僕が折った笹舟なのでした。
治ることない
そんなこと
誰もが知ってる
墓地を埋め立てる音が
波音のように
寄せては返す
ここは去らねばならぬ
治らないなら
意地を張るのはよそう
昨夜
月夜に
....
痛覚レセプタ
ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ....
前歯を光モノに替えてやろうと思う
「ピカリ、が眩しいだろ?スズメ
奥歯の歯周ポケットから小銭が溢れだして
それを溶かせばいいだけのお誂えさ
ここだけの話しだけど 」
使えば使うほど ....
星染さんのおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩の日めくり_二〇一八年十三月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
13*
22-1-3
雨はきらいじゃない(落ちの無い話)
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山人
散文(批評 ...
5*
20-6-14
お弁当作る機会が無くなって代わりに詰める三十一文字
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きりはら ...
短歌
7
20-6-14
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
6
20-6-12
某月某日_ー_詩ではなく、批評でもない、ただの言葉
-
石村
散文(批評 ...
9*
20-5-6
水曜日
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クーヘン
自由詩
5*
20-4-29
サナトリウム
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丘白月
自由詩
1
19-12-15
あ、
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AB(な ...
自由詩
15*
19-11-19
プラチナ
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アラガイ ...
自由詩
10*
19-5-27