ものほしざおに
おばあちゃんがおふとんをほしてくれた
ぺしぺし　ぺし
いきおいよくたたいていると
だめだよーおって
おばあちゃんは
ひょうめんをぱたぱたはらった
でも　だって
こん　.... 昔、よく国道沿い大観堂隣の喫茶店「ウッドペッカー」で
タバコを吸って（学生服着用）週間スピリッツとかを読み
終えた後や、友人の家から帰る夜、徒歩の道なりやで、
思春期なりの、
妄想の哲　.... いい加減教えて下さい、おかあさん
わたしは本当にあなたから生まれてきたのでしょうか？
わたしは本当にあなたとおとうさんの子供なのでしょうか？

いい加減本当のことを言って下さい、おかあさん　.... もう僕は死んだと思つて諦めてと置手紙の日よりゾンビとなりぬ　

親元に連れ帰されたる若ゾンビ腐肉を隠して社長になれり
若ゾンビ社長となりて夏の日の銀行回りに蝿もたかれり

ゾンビとて妻娶りた　.... 夏の夜
夏の海

砂、砂

そっと手に掬う
一粒、ひとつぶ

祈る、祈るのは
誰のため？誰かのための

作りかけの自分
少し、すこし傷に砂を入れたい

自分が変われるのか
　.... 「あけみ」という女の子の話。
違うかもしれない。もしかしたら僕の話かもしれない。

あけみが僕のそばにいることに気づいたのは彼女の一周忌の夜
彼女にはとても好きなカクテルがあって
僕は供養の　.... お子さまからお年寄りまでみんなに人気の定番メニュー、
コアセルベート・スープはいかがでしょうか。

まず恒星の素を用意します。恒星の素はガスまたは液状です。
缶やビンに入ったものがスーパーで売　.... いいことがなにひとつなかった日の夜は
バスタブにもぐって
自分の心臓の音に耳を傾ける
この世界に生まれてくるまえから知っている
止まることのない永遠のリフ
なんとシンプルで
なんと美しいリ　.... それぞれが自分を好きで

おのおのが自分しか愛せない

人との干渉を嫌い　醜く　醜く

攻撃していく

ただただ自分を保持するために

自分と言う概念を着続けて

怖くて　怖く　.... 有相無相に蹴っ飛ばされて
ひっくり返った夜の街
見上げる視界は新鮮で
意外と綺麗な古街灯


浮かれて呷った｛ルビ毒薬＝どくぐすり｝
選んだオレの生き方だろと
冷めた顔していい気に嘔吐　.... ナイフはきれいだからこそ
心の中にしまっておくんだ 牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ　綿雲
良く乾いた干草が　ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく　美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換　ゆえ
　.... 桜
錯乱
咲き乱れ
　　　　風に舞う舞う
　　　　花吹雪
狂おしく舞え
狂おしく散れ
　　　　桜
　　　　錯乱
　　　　咲き乱れ
　　　　　　　　闇まで染めよ
　　　　　　　　夜　.... 宇宙のはての匂いがする

白いキラキラした星屑を溶かしていく

ブラックホールをかき混ぜる

それを胃の中で

ビックバンさせて甘い顔する君は

悪魔かい？ きみがまだ少女の頃はぼくもまた少年だった　すれ違う駅


きみと向かいあって話した教室が世界のすべてであったあの夏


きみの吸ってたマルボロライトを吸ってみる吐き出す煙が重い七月

　.... 音楽やってるひと、ハーイ、のayu-mです。

でも音楽やってるってなんだろう、へんだねー。ayu-mは自分で言うのもなんですが
音楽、やてます（シャッチョサーンっぽく）こんな感じです。
　.... 「缶ビール飲みながら
　つけっぱなしの深夜番組を
　ＢＧＭ代わりに読む
　免疫学入門」

「ねぇ読んで
　読んでほしいの
　あなたに
　免疫学入門」

「病院のベッドで
　吐いて　.... 自分ではない誰かに上げられた狼煙が

僕に対して上げられた合図だと

勘違いしてしまう

春 自転車をこぐと水車の音がする流れを馳せる冬と春の背



午後の陽の光と音のお手玉が言葉に変わる冬と春の手



こぼれゆく言葉は道にかがやいて見つめつづける冬と春の目　.... 　詩を読んだり批評書いたりするときの話。
　その作品に対して「それはどこで笑うのか」って思う。それはどこで泣くの
か、それはどこでグッと来るのか、それはどこで頬を染めるのか、どう言い換
　.... 好むところのものは人それぞれ
とにかく芋虫を愛でることにおいて人後に落ちない姫君あれば　一方
天守閣から身を乗り出し

城下の賑わいに消え去るまでは、ずーっと
虹を飽かず倦まず眺めつづけてい　.... はぶらしをもってきて
といったはずなのに
あなたがもってきたのは
はらぶしだった
おなかにいるぶし
とてもちっちゃくて
おい、きたろう
とかんだかいこえをだした



はぶら　.... 　学校の怪談といえば、やはり代表はトイレの花子さんではないだろうか。
　花子さんとは学校に伝わる女子生徒の幽霊の総称で、良くトイレに出没するのが特徴で、その起源はそれぞれの学校でかつて実際に何らかの　.... 群集の中で
ぼくの右足は
冷え切った
アスファルトに埋没する

群集の中で
ぼくの右腕は
浮遊しながら
手探りをしている

ぼくの叫びは
都市をすり抜け
郊外の鉄塔に砕け散る
　.... 先日、ある男性とお話をしていた時のこと
耳を疑う言葉が聞こえた。
女のほうが儲かるよな。世の中何？平等平等って女のほうが得するようにできてるよな。

それを聞いて　おそらく女なんだろう、女性器　.... 娘が泣いている
泣きながら
ピアノの練習をしている
泣くほど嫌ならば
やめてしまえばよいのに
と思うのだが
娘は泣きながら
ピアノの練習を続けている
泣くほど嫌ならば
やめてしまえよ　.... ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し　.... 覚えてる
迷ったときの指先のちょっとした仕草とか
暑い室内でむっと漂ってきた身体の匂いとか

正午、君がサイレンの口真似をすると
僕らは作業を中断して
いつも小さな昼食をとった

今日　.... さてさて、と。三連休も今日で終わりですな。
俺は一ヶ月ぶりに本業の打ち合わせのため、東京を離れてました。
ずっと旅が人生のような暮らしをしていて思うことは、
自分の居場所を守ることも必要だが　.... 白く光る雲が流れていく冬空。
夕暮れの橙色が水色と混じり合って、それは綺麗。
烏の群れが西の空へ向かって飛んでいきます。
帰る場所があるの、良いね。
冬の短い日が暮れるのは、何よりも寂しい　....

385さんのおすすめリスト（127）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
たきび	- アンテ	自由詩	5*	05-4-9
１７歳_砂に何を埋めた？	- 瓜田タカ ...	散文(批評 ...	5*	05-4-9
トゥルース	- 太郎本人	自由詩	14*	05-4-9
ゾンビ社長のとりとめもなく過ぎていく日々	- 山田せば ...	短歌	5	05-4-9
体がないから文字を与えて存在させます	- 完食	自由詩	8*	05-4-8
窓	- いとう	未詩・独白	17+	05-4-8
コアセルべート・スープのつくりかた	- 佐々宝砂	自由詩	9+*	05-4-8
鼓動	- 大覚アキ ...	自由詩	3	05-4-7
平和実験	- ポンテク	自由詩	3*	05-4-7
古街灯	- ヤギ	自由詩	5*	05-4-7
ナイフ	- 大覚アキ ...	自由詩	6	05-4-7
裸のマリー	- 千月　話 ...	自由詩	10*	05-4-6
桜・錯乱	- 塔野夏子	自由詩	4*	05-4-5
コーヒー	- くしゃみ	自由詩	6*	05-4-5
イエスタデイをうたって	- 本木はじ ...	短歌	17*	05-4-5
音楽について	- ayu-m	散文(批評 ...	1	05-4-5
免疫学入門	- 大覚アキ ...	自由詩	5	05-4-5
なんとなく	- ポンテク	携帯写真＋ ...	8*	05-4-5
冬と春	- 木立　悟	短歌	5*	05-4-5
それはどこで笑うのか	- Monk	散文(批評 ...	37	05-4-2
虹がひめ	- 吉岡孝次	自由詩	2	05-3-28
はぶらし	- ピッピ	自由詩	10	05-3-28
トイレの花子さん☆	- 藤崎 褥	散文(批評 ...	9*	05-3-23
オーガニック・ポエム	- 043BLUE	自由詩	1	05-3-22
女をバカにすんな	- 蜜	散文(批評 ...	12*	05-3-8
ピアノレッスン	- 大覚アキ ...	自由詩	5	05-3-7
滑らかに廻り続ける欲望の輪	- 大覚アキ ...	自由詩	127*	05-2-27
サイレン	- たもつ	自由詩	36	05-2-16
現代詩フォーラム＿ランダム道中千人斬り＿其の五拾六〜其の七拾 ...	- 熊髭ｂ	散文(批評 ...	20	05-2-13
カムパネルラ。	- 有邑空玖	自由詩	9*	05-2-13

---

1　2　3　4　5