帰るよ、とか
ケーキ買ったよ、とか
たいがいの報告に
り
ってひと文字で応える
それは、了解ですの意味だって
わかっているけど
少しさみしいから
り、り、ってコオロギかよ!
って ....
ならまだ話し合いの余地はあるが
なんだ、民主ってよ
民主の民を正確に
定義してみやがれ
まさか、自称詩人も
入ってんじゃねえだろうな?
舌レロレロの元浣腸暴漢が
レロレロレロレロ言ってる ....
黒い夜の画布を背に
彫刻刀で刻まれた白骨のように
浮かび上がる鋭い流氷の切っ先が
すばやく流れる雲の切れ間に
瞬時に現れた細い三日月を
祈りのように照らし出し
私が確かに聞いたのは
....
消灯となり暗闇が部屋に訪れ
僕は何だかやっとほっとする
静けさと魂が交流し始め
一日の緊張を解き放ち
別の世界の扉が
おもむろに
開いていく
意識の奥まり記憶のすぅっと薄 ....
{引用=ひび割れ}
雨音は止んだが
雨はいつまでも
乾くことのない冷たい頬
満ちることも乾くこともなく
ひび割れている
悲しみの器
{引用=天気雨}
泣きながら微笑むあ ....
母さんがせっかく作ったんだ食べて行け
父のひとことに逆らえず
しぶしぶ食卓についた君は
スープを一口
口に入れると
涙をこぼし
絞り出すような声で
ごめんなさい
と言った
....
たとえば、
呼吸や瞬きひとつで
もろくくずれてゆくような
そんなあわい羽で
夜の輪郭をなぞってる
そんなかんじ
やわらかいものから
順繰りにおちてく
それは実り
まだあたたか ....
廃線になった駅のベンチに行ってください
コスモスが揺れているのがみえますか
だれもこない駅の伝言板に
「おかえりなさい」とだけ 書いておきました
ベンチの下に 海の紙でできた封筒を隠し ....
ガラスのように光るその蛇は
青草の影を躰に映し
すべらかに移動していた
怖くはなかった
わたしを無視して
まっすぐ母屋に向かっていくので
なんとか向きを変えさせようと
木の枝で
行く手 ....
進級出来なければ意味が無い
気障なだけでは決まらない
ああもう導火線の上で
陰毛がダンスを始めて
余ったおかずで歌えや小者
失せん失せんと十七年
志願してまで見得見得の
喜怒哀楽を豊 ....
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(130)
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