もうこれで、と思ったときも
ページをめくると鳥がいた
青色の羽をしていた

羽毛が抜け落ちるのを
少し気にしながら
西日の当たる部屋
ソファの上で笑ったり

片方は詩人で
片方は旅 ....
言葉が言葉に 降るときは
何か悪いことが起こる兆し



いま そのよろこびを
よろこんではいけない
(毎日クソをすると同じ気分の人と、毎日花に水を与える気持ちの人が、いくら同じ事をしていても、そりゃ、声もかけられないわ、悪いね。だけどお互い、よくやるよ、正直、仲間探しでもなければ、自己防衛の他者攻撃 .... 夏が始まるからあなたを思い出す
二度と交差することのない蛇行した2つの個は
夏空の中に無数に拡散した思いを秘めて
上空を流れる飛行機雲となり同化する
夏が始まるから君を、あなたを思い出す
言葉巧みに近付いて来る
笑顔の角度が嘘くさいから目を閉じた

光を受けぬと苦しいのだと言う
その花びらこそが 石楠花
そろそろと蕾を開こうと ヤツは必死だ

最近の天気予報は 悉く当 ....
百に絶望し 一に救われる
それが私の日常

つらいニュースは他人事だ
殺人はおおかた身内の犯行で
政治もただの自分本位で

植物の一途さを
私たちは忘れてしまう

物質とはなんだ
 ....
宇津田詩能さんのおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ノート(よろこび)- 木立 悟自由詩117-7-3
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夏、私を連れて- 倉科 然自由詩317-7-1
赤き葉の- 藤鈴呼自由詩2*17-7-1
私を救うのは私- umineko自由詩10*17-6-26

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