すべてのおすすめ
この地球に存在する人間は
大地を侵し
大海を侵す
ガン細胞かもしれない
でも、こうやって幸せを甘受し
生続けている
煩悩即菩提という言葉を聞いたことがある
百八つあると言う煩悩は ....
罵倒され石を投げつけられ
彼はへこたれなかった
何故ならば
彼には大きな夢が在ったからだ
幼い頃から
透き通った真冬の夜空を眺めては
何時かきっと天空を目指し
ハートランドにたどり着く決 ....
関節のボルトが抜け落ちて
肢体がバラバラになってゆく
痙攣する肢体を何とかかき集め
もがき もがき 集めても
私は私の設計者ではなく
首に大腿骨を繋いでみようとしたり
肘に膝を接続しようと ....
此処には見えない風が吹いている
どうしてなのかぼくには解らない
失った物も失われた物も解らない
石が転がり
葉は失われた
ぼくにはそれしか解らない
落ち葉がトランプのように散らばり ....
今日は静かな
静かな一日だった
友と語らい
シチュウを食べ
午睡に緩やかな夢をみた
生きていることに感謝し
妻と晩祷を捧げ
明日の希望を祈る
静かな静かな
一日の祈り
忍び ....
明日ぼくは
アンドロメダに向かって飛んでゆきます
幼い頃からの夢を叶えるために
サヨナラは誰にも言いません
何故なら
ぼくたちは何時までも一緒に居るからです
何処にいても一緒にいる ....
それは奇跡だった
人として生まれ
幸せになるために生き続け
やがて光年の彼方に溶けて往き
また別世界に蘇生する
沢山の魂との出会いによって生かされ
命は荘厳される
ほとり
ほとりと歩めば
小菊の間から
白黒のぶち猫が傍にやってくる
買い物袋にはノルウェイサーモンと
ブリトロ
メジマグロが収まっていた
サーモンを一切れあげると
ニャァと鳴く ....
忘れてしまった悲しみに
今夜も抱かれ眠りつく
失うことのない喜びに
今夜は明るい月もなく
出かけることの意味も無い
忘れてしまったこの身にも
今夜は触れる勇気なく
外で叫ぶ元気もない ....
肝臓が今夜も泣いている
琥珀の液体に侵されて
ぼくも夜毎に泣いている
明日をも知れぬ身体を引きずりながら
一日に300キロカロリーを摂取するだけで
生きて往けるのだろうか
疑問符が脳髄 ....
クヌギの林が枯れました
ぼくはシャクシャクと
林の小路を歩きました
栗鼠がドングリを咥え
樹の幹を登ります
初冬の薄い日光は肌を刺すことも無く
ひっそりと肩を抱き絞めてくれるのです ....
しゃらり
さらさら
銀の音
空があまりにも青くて
ぼくは眼を閉じて
その音がメロディになるのを待っています
湖も凍り
白銀の地平を観てみたいのです
しゃらり
さらさら
....
ぼくは雨になれるのかな
晴れになれるのかな
曇りになれるのかな
花を咲かすことができるのかな
実を結ぶことができるのかな
部屋の隅に蹲り
未来予想図をなぞってみた
時計の秒針がコ ....
サクサクと熱いコロッケが食べたいな
おい!
いまチャルメラが通り過ぎたよな。
そうだ
その丼をふたつ抱えて追いかけろ!!
今時チャルメラなんてめったにあるもんじゃない
急げ!
急げ!
おまえも食いたいだろう
オレはベラン ....
いつまでも
いつまでも
変わらない草原の想い
忘れかけた言葉も
今は遠い記憶に霞んでしまったけれど
あの日の青空は忘れない
ららららーららららららぁ らららーらららららぁ
るるるるぅ ....
昔出逢ったことが
はっきり見えるよ
昔見つめ合ったことを
はっきり覚えているよ
秋の春楡の大樹の根元に佇んだ君は
静かに頬笑んでいたね
ぼくは紅くなったヒメマスの遡上を眺めなが ....
コトリ コトリ
秋の時計が針を進めてゆく
外を眺めれば
桜の葉が静かに紅く染まり
欅は黄色く映っている
電流のように走っていた日々は
もう過去の遺物になっていた
いまは
コ ....
大門の
先に見えるは
青い空
シャラリ シャラリと
花魁道中
晩秋の
鋼色なる
空眺め
忘れた人の
面差し映す
輪廻する螺旋を
命はその名前を唱えて昇りゆく
光と闇を漂い
さらなる宇宙の果てを越え
想いもよらない世界の蜜を啜り
花の歌をくちずさむ
いま
ぼくは化石の森に佇みながら
時計の秒針 ....
両手を広げ
足を開き
大きな太陽に灼き尽くされたい
この世は地獄と極楽の連鎖を螺旋のように繰り返している
疲れた
私が何を問いかけても
あなたは銀色の頬笑みを水面に落とし
静かな光を映すだけ
まるで失われた恋のように
波打ち際を歩いては
地獄と極楽を彷徨い
明日の定めを占った
胃を失ったからなのか
精神の病からなのか
私にはよく解らない
こんな私に明日というものがあるのなら
未來という扉は開き
私を ....
意味もなく
手探りで歩いてゆく
情ない
情ない
こんなことしかできないぼくは
とぼとぼと歩いてゆく
言葉が百枚の枯れ葉になっても
この身が化石になっても
崩れない何かがある
....
生まれてきて
その時に寿命を告られ
生きてゆく
それは秋の日に感じること
冬が来る前に
毎年告げられる言葉
来年も生きていられるのか
誰も知りはしない
もうすぐ正月がきて
....
秋の日に
ポタリ ポタリと
蛇口から水が滴り落ちる
秋は寂しいから
そんな滴の音さえ美しく
暇を紛らわしてくれる
停滞した思考を蘇らせ
滴は止まない
ポタリ ポタリ
秒針 ....
その黄金の旋律を聴け
何と斬新で鮮やかなのか
人間の成せる究極の構造をそなえ魅了する
頭蓋を瞬時に捉え
胸の鼓動は高鳴る
彼の骨格も偉大で
石棺に横たわり永遠に眠り続けながら
我 ....
男の骨は逞しく
女の血は真紅だった
どんなに抱きしめても
どんなにエクスタシーを感じても
そこには深い河が
二人の間に流れている
紅葉の季節に出逢い
花火のあがる夕べに別 ....
羽化が近づいている予感
ほろほろと皮膚が剥がれてゆく
ほろりほろり
皮膚がはがれてゆくのだ
それはあまりに残酷な悲劇で
わたしには耐えられない
そこに緑の陰があったなら
....
ひだかたけしさんのレタスさんおすすめリスト
(191)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
本当の幸福
-
レタス
自由詩
4
16-12-17
シリウス
-
レタス
自由詩
4
16-12-16
命日の日
-
レタス
自由詩
5
16-12-15
凍る世界に
-
レタス
自由詩
9
16-12-14
晩祷
-
レタス
自由詩
3
16-12-13
彼方より
-
レタス
自由詩
5
16-12-12
彼方へ
-
レタス
自由詩
5
16-12-11
夕暮れ
-
レタス
自由詩
4+
16-12-7
眠れない夜
-
レタス
自由詩
1
16-12-4
夜想曲
-
レタス
自由詩
1
16-12-4
午後の散歩
-
レタス
自由詩
3
16-12-3
銀世界
-
レタス
自由詩
9
16-11-29
明日
-
レタス
自由詩
9
16-11-27
晩秋
-
レタス
俳句
1
16-11-19
闇に紛れて
-
レタス
自由詩
1
16-11-12
草の葉の想い
-
レタス
自由詩
1
16-11-11
秋の想い出
-
レタス
自由詩
4
16-11-10
晩秋の朝
-
レタス
自由詩
4
16-11-10
吉原
-
レタス
短歌
1
16-11-10
冬間近
-
レタス
短歌
1
16-11-10
空の果て
-
レタス
自由詩
3
16-11-9
田園の死
-
レタス
自由詩
1
16-11-9
ラ・ルーナ
-
レタス
自由詩
2
16-11-9
生まれ出るものへ
-
レタス
自由詩
4
16-11-8
日輪
-
レタス
自由詩
3
16-11-8
晩秋
-
レタス
自由詩
4
16-11-4
秋の朝に
-
レタス
自由詩
1
16-11-3
バッハに捧ぐ
-
レタス
自由詩
2
16-11-1
秋の日に
-
レタス
自由詩
2+
16-10-31
みどりいろ
-
レタス
自由詩
2
16-10-30
1
2
3
4
5
6
7
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する