すべてのおすすめ
 
煙草断って二時間は大丈夫なのだが

歌いつかれて妻は眠るよ

ひさびさポテトチップス食べる闇の中


肉体労働おえて頭こんらんしている

携帯はあるか ないか バイクか

 ....
 
 
寝すぎた朝のぼうっとしつつ皿洗い

トーストにヨーグルト、目玉焼きはなし

義父から頂いたジャケット大切に着ている

薬を服す 青空に雲ちらちら

妻の好きな曲かけてはじま ....
やっと目覚めてパンに味噌汁

夜が明けない空のそこらを愉しむ

妻が炬燵でみのむししてる

やっと顔を洗う、さっぱりとした

陽ヲ待ツ

夜の帝国が消えてゆく

今日は今日であ ....
ノート・ブックにすらすら書いてゆく小言

絵画を観て体ジンジンしてくる

薬もちわすれて道路より帰った

山又山のしずかな川

念仏の如く皿洗い毎日する

 
 
私は病気がよくなるようによく眠る

ひとりとなって職場の喫煙所

仕事をさもないことと言えたらなぁ

寒くなって原付でゆっくり急いで帰る

今日は野菜炒めか ごま油の香り

 ....
念仏のかわり自由律俳句書く

夜が明けたら雨はあがっていた

やっと目が覚めてやっと朝食とる

今朝も妻は自作の歌うたっている

苛々として己の病気を恨む

一生懸命だらだ ....
ふたりで歩いても寒すぎる

ひさびさ湯船で本を読む

稲垣足穂読んで頭が苦しくなってきた

剃刀で剃りすぎた顎が痛い

錠剤飲んでここちよくなって眠るのみ

妻の歌の周りに ....
   ゆく雲が鳥になるまで空をみていた 春風にこのヤケの空もってかせたい

脳の湖底へ春がするん

手枕痺れていてもその儘の骨肉

穴が無くとも穴と化す{ルビ貘=ばく}の空

おんがくにすくわれたるたましひよももとせの君君君 ....
名月を背にして仮面舞踏会 手袋の中のこぶしや聞き上手

{ルビ皹=あかぎれ}の手に触れる手もあかぎれて

{ルビ凍星=いてぼし}を枕に猫とともに眠る

いにしえの銅貨貫く{ルビ去年今年=こぞことし}

ヘ ....
とえば澄み応じてみれば天の河

音一つ火星またたく裸眼にて

じぶんとは囲炉裏をおもう{ルビ雨虎=あめふらし}

つきなみの{ルビ濤=なみ}きわだっている広広と

{ルビ蘖=ひこばえ} ....
冬の{ルビ夕=}小窓を占める巨{ルビ仙人掌=さぼてん}

くれなゐに芯のゆらめく冬日かな

日記買う届けるこころ計る為

日向ぼこ猫のつもりで小半日

冬眠を宿して疎ら山の樹々
星一つ有れば無月に山の影

一輪の菊のうなじに蝶の風

薄闇にそっと放って小春虫

石一つ置いて流星待つこ宵

クレヨンに水色無くて{ルビ泪=なみだ}色

さっぱりとした塩味の森の ....
{ルビ凩=こがらし}や袖でミラーを拭きし恋

寒風のとえにはたえや砂の色

{ルビ空風=からかぜ}の上州廻りに馬具にほふ

くらき夜の背わたごそりと{ルビ偸=ぬす}まれり

{ルビ夕凍 ....
魂の風うららかに萩の里 🍂


コスモスと一生暮らす{ルビ鄙=かたいなか} 🌺


人みんな父あり子あり街の秋 👨‍👧


会いに来て逢えずに海へ風一路 🌊


はから ....
{注石核という石器=打製石器の一種}ありうらめしや

大小の岩に{注{ルビ雪客=せっかく}=鷺の別称}千曲川

折角の{ルビ渡=わたり}も果てず{ルビ屍=かばね}{注狐狸=たぬきときつね}
 ....
{ルビ沼沢=ぬまさわ}の{ルビ鼾=いびき}迂闊なヒキガエル

淵源の{ルビ有=ウーシア}くゆらすぬらりひょん

古代はす{ルビ千歳=ちとせ}を跨ぎ{ルビ秋津=あきつ}{ルビ領=し}る

石 ....
{ルビ初秋=はつあき}の床にメールの落ちる{ルビ聲=こゑ}

秋めくと紫いろもほの{ルビ蒼=あお}く

風すてて秋の彼岸の岸に付く

秋のひる裏返しの{ルビ儘=まま}外仕事

空澄んで ....
さしまねく何かにしたがいながらも{ルビ風車=かざぐるま}

炎天に自己愛もやしつくしきり雲の流れる

ロクデナシともなれず秋刀魚と菜箸

秒針ばかりが動き昼の爆撃

白雲が折り目無く{ ....
そらをとぶ骸骨か、煙かわからない


死んだあとを焼き場でみた


昼なのに、傷のある音を出す


濡れた髪を切りたい


たち止まり雲を見る、ひとは歩いている

 ....
 
尼寺のあじさい笑ふほとけさま
 
首垂れる世の試みに雪ザクラ 唇を重ねていたら冬の揺れ

喪を忘れ投函したの?叱られる

隙間から寒気も入る倦怠期

いさかいの後に沈黙息凍る

店先に売れ残ってる寒椿

地下にある喫茶の店へ冬籠る

寒く ....
大淀の 桜桜と 待ちきれず

江田の森 一位の赤も 待ちきれず

たらちねは うつむかんでと 言ひ残し

その花も 春待ちきれず 待ちきれず
鷹女(たかおんな)、胸板を刺し冬を剪(き)り


ピーシーを終わらせ冬陽を昇らせる


春なのに月輪(がちりん)光り降るは銀。


桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし

 ....
恋割れた悲しい夜に稲光り


名月をよごしてごめんと淡い雲


失恋に馴染まないよう柿を食う


牛乳を飲み干す高い空見上げ


オリオンをよるの真水のようにのむ ....
なまぬるい くひねろうかと かぜのよる

むしのこえ よんどころなく かきさらし 

これしきと はをくいしばり むかうふゆ

くりすぱあ つぐたけのはる きゃすないん
 ....
眼鏡してメガネを探す秋の老い

年金が支給されたら風俗に

お父さんいい年をしてもうやめて

欲望がめらめらめらで何恥じる

俺元気元気なんだと老妻に

死んだって灰にはならぬ天狗 ....
深海の船の残骸無の世界

根無し草旅に明け暮れ野垂れ死に

閉経しそれでも夜は女です

月一で赤い夕日が昇ります

いきなりの激しい降りに肌着透け

欠片さえ愛はなくても「ラブホテ ....
ひだかたけしさんの俳句おすすめリスト(283)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由律俳句_2022.01.16(日)~2022.01.17 ...- 田中恭平俳句422-1-17
自由律俳句_2022.01.16(日)- 田中恭平俳句222-1-16
自由律俳句_2022.01.14(金)- 田中恭平俳句322-1-14
自由律俳句_2022.01.13(木)_夕べ- 田中恭平俳句222-1-13
自由律俳句_2022.01.12(水)_夕べ- 田中恭平俳句322-1-12
自由律俳句_2022.01.11(火)- 田中恭平俳句322-1-11
自由律俳句_2022.01.10(月)_祝日_夕べ- 田中恭平俳句222-1-10
雲の鳥- 黒木節子俳句5*21-11-4
21年春・自由律俳句- 道草次郎俳句421-3-25
名月を背にして仮面舞踏会- 北大路京 ...俳句421-1-22
冬の炉端- 道草次郎俳句1*20-12-30
天の河- 道草次郎俳句1*20-12-8
冬に灯す- 道草次郎俳句1*20-11-21
比喩と幻想- 道草次郎俳句2*20-11-20
こがらしと温もり- 道草次郎俳句2*20-11-11
秋の愉しい散歩道- 道草次郎俳句4*20-10-3
痩肉怨讐〜獣と人の闘い(無季)- 道草次郎俳句120-9-28
東方狭隘錄___無季- 道草次郎俳句1*20-9-25
またしても秋- 道草次郎俳句1*20-9-22
秋刀魚うまし(自由律無季)- 道草次郎俳句1*20-9-11
そらとぶ骸骨- 秋葉竹俳句320-8-18
あじさい- 足立らど ...俳句220-7-8
雪ザクラ- あおいみ ...俳句220-4-3
邪推の- こたきひ ...俳句220-1-25
待ちきれず- AB(な ...俳句2*20-1-13
桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし- 秋葉竹俳句819-10-26
割れたのは、こころか、鏡か- 秋葉竹俳句919-10-16
なまぬるく- AB(な ...俳句319-10-11
雑俳句- こたきひ ...俳句319-9-22
夢華火- こたきひ ...俳句219-9-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10