君が手をあげて
頬を打った、訴えた、ギミミミ ミ
海峡も凍る、冷たい身体
薄い刃
三本の裂傷
赤どくんどくんにじむ、さいなむ、

閉鎖した屋上から落ちる夢さえ見せない、見せてくれ、ない、 ....
しあわせになろうと
思っている

大事な人といる時は
喋りすぎず
早歩きせず
気負いせず
気を許しすぎず

しあわせになるために
赤裸々に自分を語ってはいけない
少しばかり
 ....
幕開けに
ことばを持たずに臨みたい
髪を切って女という味を色濃くしたなら
フリックで弾いた間奏で涙をながして
愛をいただく年の瀬に助走する
底には濁りがある
ひとさじ掬ってわた ....
THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たいと言う 歳の瀬に
伽羅を焚き染め
肩を抱く
疲れをほぐし
香りに漂う
アンタガワルイノヨ、
ゼンブアンタガワルイノヨ、
アンタガ、
アンタガ、

三半規管を往来する
嗄れたあなたの声が、
私の耳から喉に谺する。
私は何故か言い返せない。
なぜなら私はあ ....
           151228
天気予報によりますと
参賀日は記録破りの好天気
3月から4月の陽気です
この声に応えて命令が下る
雨漏りする箇所の修理を
手持ちの材料で速やかに
済ま ....
回転しつづける君の夜に
墜落するイカロスのちぎれた翼を貼り付ける

思いつくままに貝殻を並べて手紙を綴る
離島の風景をきみの気を引く為に誇張して淋しげに

風化するものはそのままにまかせた ....
山眠るくちどけの良いミルクチョコ 飛騨時代 飛騨ブリの美味さ蘇る

高山のラーメンはみな美しく

妹弟は正月を迎えることなく

明日の朝久々に電車乗る

明日の夜そっと二次会脱出する
今年一番のゲームは10月2日の阪神×ヤクルト戦だ

夜8時すぎ神宮球場に行ったがソールドアウトで入れなかった

仕方がない

ホテルに戻ってラジオで観戦した

部屋から神宮球場の方角を ....
『奇跡』               あおい満月

あなたは私を、
べしゃべしゃになるくらいに
叩き潰した。
私は鏡にそれを全部叩き映した。
あなたはそれを知らないままに
私を思い通りの ....
天気予報が

明日から寒くなると

今年5回目くらいのはったりをかます

もうオオカミ少年みたいになっている

日曜日のお昼どき

町の中華料理屋にはいると和田アキ子が

なに ....
クリスマス幻滅幻滅幻滅 寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....

もしかしてもしかすると
今日はなんだかクリスマスらしい


何か予定がある訳でも
肩を寄せ共に過ごす恋人が
いる訳でもなく
幼稚園はキリスト教系だったなと
思い出 ....
24時間ゆうやけになる わたしはわたしの世界を見る
薄ぼんやりとした世界の表情を
いくつもの闇の交わり 
いくつもの光の温もりを

わたしはわたしの世界を見る
とぼけた朝の鋭敏な世界の景色を
悲しみの重なりや  ....
口に出して言えない心に
一体どんな意味があるだろう?
渡せない恋文で屑籠は溢れ
伝えられない言葉なんて
消えて無くなって終わりじゃないか
温めた卵を踏み潰して
醜い吐瀉物が見え ....
鳥が鳴く

鳥が翔ぶ

熱く

嗄れるまで

郊外の神社で

あの頃のポーズ

丁寧なルーティン

約束のドタキャン


工場の横を過ぎた

ブックオフの横を過ぎ ....
一時寒くなった初秋が過ぎて
再び訪れた夏日の朝
何を血迷ったか朝顔が起き出してあたりを眺めている
 なんか気の合いそうな方が芽ぇ出しとりんさるがな
 おみゃさん ひょっとしたらゴーヤさんやない ....
「訓練生が訓練について行けなくなったとき、何が起こるか知ってる?」
「ここでのことに限って、訓練生の記憶が消える、だろ。」
「表向きはそうね。ここを離脱すればここの記憶は自然に消える。もちろん何者 ....
              151222

星新一が書き出したから
君は沈黙を守るのか
それとも新二と名を改めて
書き続けるのか
新国立競技場は森と林のA案が採用された
えー案だからねと ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない

ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ....
クリスマス三十枚の銀で売る 吸殻だけが散らばった 歩道の隅に
吸殻だけになった女がひとり 見上げる男の影
さっきまで私をその口で 必要としてくれた人

炎のような熱さで 私を吸収して
求められるままに私は あか ....
一年で一番夜が長い日はまだ
私はこの街の住民で
ダンボールタワーの中で暮らしてる

一年で一番夜が長い日の次の日は
もう私はこの街の住民ではない
ダンボールタワーの中にはいるけれ ....
 懐かしさを覚える町並みに深いため息をつく。
 明日に向き合う為のはっきりとした記憶。
 永い旅路を終えるとき、
 思い出すのはきっとそんなものだろう。

 青空がどこまでも澄んで見える ....
一年に一度
ピアノの屋根は開かれて
確かめられる
狂っている、ことを

どうやら
人の営みから生まれるノイズが
そのうすぐらい闇の中にあった
木や羊が暮らす小さな世界を
ゆるがせなが ....
陽向∮さんのおすすめリスト(432)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の裂傷- ふるる自由詩7*15-12-29
しあわせに- 瑞海自由詩6*15-12-29
詩忘(しわす)- かんな自由詩14*15-12-29
THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たい ...- 北大路京 ...短歌415-12-29
夜に彷徨う- レタス短歌415-12-29
いのり- あおい満 ...自由詩515-12-28
よきかな、よきかな、迎春に添えて、- あおば自由詩8*15-12-28
自転周期- 梅昆布茶自由詩1515-12-28
山眠るくちどけの良いミルクチョコ- 北大路京 ...俳句415-12-28
納会- レタス俳句215-12-27
2015年10月2日阪神×ヤクルト戦- 吉岡ペペ ...自由詩315-12-27
奇跡- あおい満 ...自由詩715-12-27
来る死を間近に- 吉岡ペペ ...自由詩1215-12-27
クリスマス幻滅幻滅幻滅- 北大路京 ...俳句415-12-26
冬のせい- 瑞海自由詩4*15-12-25
月見アイス- 凍月自由詩10*15-12-25
恋をすると- ユッカ自由詩415-12-25
リアリズム- 鷲田自由詩615-12-24
墨塗りの夜空- 凍月自由詩7*15-12-23
熱く嗄れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩815-12-23
二〇一五年十一月二八日_ー_ゴーヤと朝顔の物語_ー__- イナエ自由詩12*15-12-23
Miz_12- 深水遊脚散文(批評 ...2*15-12-23
ショートケーキをカットするショートカットの女の子- あおば自由詩7*15-12-23
長い夜- 瑞海自由詩14*15-12-23
時間、ありますか- 梅昆布茶自由詩2115-12-22
クリスマス三十枚の銀で売る- 北大路京 ...俳句415-12-22
吸殻- 為平 澪自由詩1315-12-22
引越し前夜- 自由詩4*15-12-22
見知らぬ町並みから- ヒヤシン ...自由詩12*15-12-22
ユニゾン- そらの珊 ...自由詩23*15-12-22

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