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日本語の檻の中でもがいているのは
あれはいわゆる詩人です
なんとかして檻を破って
脱出しようとしているのです
けれども彼は知っているのです
あれやこれやの手練手管を使っても
すかしてみ ....
洋楽の歌詞を日本語に訳したみたいな
とても洗練されているけれど実在しない生活の話をしよう
朝が来てやけに真っ白な部屋
だれかが一晩眠ったとは思えないほど整ったベッドのなか
そばでまだ君が眠 ....
ブリのアラあら安いじゃないか
ずっと南の鹿児島の海で泳いでいたらしい
立派な大根白々の太くて素敵
もしも女性の御御足ならば
私は抱きしめたい
米を研ぐ
すなわち白い研ぎ汁得たり
....
神様、信仰、使い捨て、
宗教、今日はここまで、時間切れ
連絡帳に赤く書かれた文字、破り捨ての日々、それはゴミ
見せ掛けの上っ面、切っても切れぬ化けの皮、悪徳に目眩
茨の冠、取りたての心臓、動脈 ....
まったくふざけた存在だ
おまえという奴は
目玉焼きに何故そんな奇っ怪なものをかける
おまえは味付けだとのたまうが
行うそれは紛う事なき冒涜だ
産声をあげることすら叶わずにヒビ割られ
熱した ....
街灯はひとりぼっちで
ぼんやりと俯いている
その下で僕もまた
俯いて本を読んでいる
街灯に寄り掛かって
時々落ちてくる
蛍光灯の燃える音を
悴むこころで捕まえる
白く息をひとつついて
....
先進国って前人未踏だ
お金で買える幸福だ
金融の出し入れで
整形美人が幸福になれるかの実験中
ルーブルだって資源のバブル次第
元だって暴力的な需要次第
ドルだっ ....
あっち向いてホイで
聞いてないのかと
思っていると
しっかり聞いていて
あたしの指示に対する
レスポンスは完璧だった
あのとき、二人はやっぱり
一人だった
それはあなたも感じていた ....
たいらさんの自由詩おすすめリスト
(38)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
惨敗
-
浩一
自由詩
3*
14-12-29
洗練された実在しない生活の話
-
木屋 亞 ...
自由詩
3*
14-12-29
ブリ大根
-
ドクダミ ...
自由詩
4*
14-12-28
球体のゴミ箱
-
北井戸 ...
自由詩
2
14-12-27
点と点が線になるだの喚くのはもう辞めにしてくれないか
-
北井戸 ...
自由詩
1
14-12-27
街灯夜想
-
北井戸 ...
自由詩
6
14-12-26
整形美人が幸福?
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
14-12-26
さむらごうち守夫「わかって下さい」
-
花形新次
自由詩
1
14-12-25
1
2