悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ....
リビドーの溢れたる街冬北斗 瓶の中にとり残された
ピクルスひとつ

蓋が開くのを ただ
待っているだけの日々

見通しが良すぎて
すっぱい孤独

 
 《ピクルス:2013年11月10日》
呆けた猫が毛づくろい忘れている   蛙がいっぴき、
  きみの眼のなかで凍え死んでいる
  その皮膚は潤いというものをうしなっている
  そんなことお構いなしにきみは蕎麦を食べている
  分厚いダッフルコートのボタン ....
詩に関節技をかけられる
ギブアップして時代に媚びたと白状する

詩に投げ飛ばされる
天地回転 ものの見方がひっくり返る

詩に首を絞められる
反則も何もありゃしない
ついには殺されてし ....
碓氷青さんのおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とばり、- 左屋百色自由詩18*14-1-13
リビドーの溢れたる街冬北斗- 北大路京 ...俳句214-1-13
ピクルス- ただのみ ...自由詩31*14-1-8
呆けた猫が毛づくろい忘れている- 北大路京 ...自由詩814-1-5
蕎麦屋- 草野春心自由詩213-12-21
現代詩バーリトゥードフォーラム- ただのみ ...自由詩31*13-10-26

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