■宮澤賢治

　さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!（ダメすぎ）面白いくらい詩を読んでないわけなのですが　.... 姉さ姉さ 何故に我が前 生まれやる

我が姉ざれば 憎まざるらむ


曼珠沙華　折々重ね　心埋める　

未だ剥がれぬ　彼の人の香 シナモンという単語には強引に美味しそうだと思わせられる

と言うのも母ちゃん作のシナモン・トーストが僕は好きだったから あたしだけみつめてベイビ腐るほど吐いた言葉でジェットが飛ぶわ



カラコンで見えた世界がくちづけであなたに全部伝わればいい



ねえロミオあたし記憶になっちゃうわトイレ　.... 　
　　黄海をはたはたはたと飛んでくる蝶の背中に銀杏のコピー

　　燃えている書類の中の拳銃を持って少女は大空を舞う

　　ぐるぐると螺旋階段のぼってく４００メートルの空中楼閣

　　腐　.... 今青き蛇の抜け殻くぐりぬけ廃墟のごとき雨の降るかも


コスモスの群がる丘で赤と青　少年少女が燃やすむらさき


錆び付いたあなたが今夜もあらわれて僕のくちびる噛んでさよなら


降　.... 　　写真をとるとき、
　　かならず右かた側が少しさがっており
　　横にならんだ左かたにふれ。

　　そのくせが

　　どうにもゆかいで。

　　どうやらおまえのたましいは
　　すこし　.... ＞カムチャツカの若者が
＞きりんの夢を見ている時

カムチャッカはロシア極東の海軍と水産業で知られる地域である。
そのようなカムチャッカの若者がなぜ「きりん」の夢を見るのか。
当然ながら　.... おとうとの写真
って
いつも
いまいくつだろ、とおもう


ろうそくに
火をつけて
手をあわせて
いまいくつなの、と聞くと


それよりも
ねえちゃん、はだかだよと言う

　.... さて、この奇妙な邦題であるが、原題は「ハラキリ・フィーバー」であり、パート２とは題されてはいてもそうではない。その上、本作には実際は女ターザンも殺人サイボーグも登場しないのであるが、ビデオのパッケ　.... さあ、めんどくさいのでこの章は飛ばします

もうそれは先に貯蓄してありますし


貯蓄にも色々ありますね

ある面ではマイナスの貯蓄でも
その分それを犠牲にしてプラスの貯蓄もあ　.... 石を拾い、犬を殺す日
空、均一に青く、好天、犬を殺す日
石、両手に握り、廃屋に繋がれた犬を殺す

影のない僧侶が舌を噛み切る日
絞首架の前に花を捧げる日
缶詰工場の焼け跡で彼女の右　.... 指、で押す
蝉のお腹の柔らかさのことを
私はぼんやり考えている


お腹、を
開いた人は
仰向けになり空の方角へ開いている


光、の直進は
結局ことごとく挫折し　.... 夕方、最後の蝉がベルを鳴らすけれど、
秋に蝉は消えて、秋に蝉は失われるわけでなく、
ただ土に埋められて、
土の下から遠い声がして、
草が土を覆い、
それでも遠い声がして、
使われな　.... 昔の女と話をする
昔の女は昔を知らない
ふりをして
少しだけ話す

サンダルから
知らない親指が生えている
尻の形は
変わらないのに 日が暮れていく、僕の脆弱な血管の中を
翼よ、あれがパリの灯だ
けれど、僕の翼はじゃがいもでできている
ポム・ド・テール！
大地のりんごよ、大空を飛べ、飛べったら飛びたまえよ

　　　.... 水びたしの指で
コンセントに差しこもうとした
叱られた
しらない世界はいっぱいある
目のまえのオーブンの火照りもしらない
けれど追いかけたりしない
食パンにまかせて
いいとおもう

　....

やなしさんのおすすめリスト（17）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
宮澤賢治に寄せて	- 嘉村奈緒	散文(批評 ...	53*	05-1-21
姉さ	- きとり	短歌	4	05-1-17
シナモン・トースト	- たいにぃ ...	短歌	4*	04-12-24
ハッピー！ハッピー！ハッピー！（かわいくなれない編）	- ピッピ	短歌	5*	04-12-20
ｌＬＯＶＥ＿ＭＥ＿ＴＥＮＤＥＲ	- 天野茂典	短歌	3	04-11-28
退色未遂	- 本木はじ ...	短歌	28	04-11-2
或る霊長類ヒト科の	- 六一介	自由詩	9*	04-9-27
積極的誤読のすすめ＿：朝のリレー	- がらんど ...	散文(批評 ...	16*	04-8-26
はしょる、はやさ	- みい	未詩・独白	47*	04-8-15
新・七人の女ターザンVS荒野の血を吸う殺人サイボーグ＿パート ...	- がらんど ...	自由詩	5*	04-8-14
電波の窓	- 汰介	未詩・独白	1	04-8-11
犬を殺す日	- がらんど ...	未詩・独白	9	04-8-6
遠隔作用	- A道化	自由詩	9*	04-8-5
埋葬	- がらんど ...	自由詩	10	04-8-3
親指	- いとう	未詩・独白	4	04-7-21
じゃがいも	- たもつ	自由詩	16	04-6-16
世界はいま、キッチンにあるとして	- バンブー ...	自由詩	27*	04-6-10

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