焼きたてのロンドン焼きを手に
 あなたと歩く四条通りは、
 日曜日の人の多さでさえ
 気にならないほど眩しく見える


 京都の空は意外と濁っていて
 千切れた雲が小さく揺れる
 今 ....
僕の心は寒くって
三日月のように凍ってしまいました
そういえばあの時に見た月に
突き刺さっていたのは何だったっけ?

今の僕には太陽さえも豆電球
猫の光る目の方が輝いてるさ
あき缶の車が ....
森の中で熊に出会った
花も咲かないような森の奥
手には一本の縄
少女が熊に語りかける
「わたし、このままだとしんでしまうわ」

熊は頷いた
「あなたがしなないほうほうをおしえてあげましょ ....
かなしいくらいに
空は青かった


夜は、
かなしいくらいに
星は綺麗だった






あぁ、 あぁ、
この一歩先へ

この一歩先へ
ゆけたなら


 ....
「悲しみ」は噛まない、。」


この子が
尾を振る仕草の延長で鼻を鳴らしながら
十畳を嗅ぎ回っても期待は裏切られ
グラスの中で氷が踊る、。刹那
街は窓を彩って
鮮やか ....
 
  あの
  しずかな箱のなかに
  とじこめられる 
  ふたりきりで 

  わたしたちは
  上昇する 

  風が吹いてくる/寒い/しまいに雨までふってきて/ずぶぬれだ
 ....
あなたのところから お月さまが見えますか

お月さまと 木星と アンタレスで
一辺が5度ほどの 正三角形を つくっています

(ほんとうの once in a blue moon は、
  ....
植物園まで
はちの子を送っていく
バスは回ってこないから
自転車でまいあさ運んでやる
自由ぐらい自分で守れと
けさ見た夢の話をしながら
ペダルをこいで坂道を登る
はっぱの裏に書いてあるこ ....
昔ね人はお月さまに住んでいたの
だけど色んな事があって
お月さまと喧嘩しちゃったの
人間はわがままだったから
もうお月さまなんて嫌い
無くなっちゃえって
魔法をかけちゃったの
お月さまは ....
ひどい肩こりと不安から朝の4時とか5時に目を覚ましてしまうことが最近多く、本日も、久々の休みなのにたぶん4時くらいに目が覚め、サロンパスを貼り、布団に入って仕事のことで悩んだり腹が立ったりで眠れず、そ .... わたしはかつて
子供でした

あなたはどうですか


助け合うことが
正しいことだと知っていました

よろこびを
分けあうことができました

愛の意味を
知りませんでした
 ....
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいていく
あるいてい、い、い、く
ぽ、ぽー
(ぽー
右 左 樹
魂(t ama tototとととととととと

ありて ....
ミンククジラのパンプスの中で
小さな金魚が揺らめいている

落雷があった駅からは
洪水が始まっていて
横断歩道の境界は灰に変わる

賭けに出る前に
豪雨の隙間ですれ違った少年は
折れ ....
名刺の扱い方がわからない
その仕事を40年、続けていけるか
営業から視野が広がる、父さん。
世田谷の人材が欲しいと思っても世田谷だけに広告を出しただけじゃ人が集まらない、父さん。は昔ナビスコの営 ....
からだのすきまからくうきが
めにみえない
こぼれものがこぼれていく
それはうちゅうのもととなるものかもしれない
どんどんじょうはつしていくの

ひきとめておいてください
そのてをひっぱっ ....
確かに存在するのに

掴まえる事ができない

掴まえたと思った瞬間

それは形を変えてしまう

目の前に飛び出そうとしているそれが

ぎっしりと並んでいるのに

飛び出した瞬間 ....
夏がはじまる

簡単なこと

色画用紙をぺらりとめくる

緑の次は青

それくらいの
何処の誰だか存じませぬが、
それでもやはり生きていて欲しいのです
忘れかけていたフレーズが
検索にたまに現れて
クリックしそうになることを
僕は言わなくちゃいけません

気にしないなんて言ったのは
誰にも興味がないためで
アイスクリームが好きだから
 ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
雨の朝
陰鬱なうんこが出た
便器の底に重く押し黙り
不機嫌な死体のまま
水流の渦の下に消えていった

今日は雨が土砂降りで
履いて行く靴が無い
影がよぎった(気がした)
人間の背中らしきものが
ナトリウム光に立ちのぼる(あの人かもしれない)
もっとよく見えるように
闇に不透明な絵の具を流し込み
脳髄から松果体へと信号を送る(私の器官 ....
暗い所に立っていた。丘の上の。静かな。
人達は、教えてくれなかった。
僕が危険なところにいることを。
僕が助けようとした少女は
自ら崖の下に落ちていった。笑っていた。
僕は座り込んで、震えて ....
「かたまるな、走れ」って先生の声
ほっとして立ち上がる
さなえちゃんを蹴飛ばしちゃったら
泣いちゃったから

あ、またあの感じ
透明になる感じ
太陽がわたしの体をすけすけにして
なにも ....
今日擦れ違えたのは偶然です
分かっているけど嬉しくて、今もにまにま笑顔です

いつものように お疲れさまですの挨拶をして
その後 暑いですねってあなたの声
眼がまっすぐわたしを見てて そ ....
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます

いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
ふつふつと醗酵を始める嫉妬の萌芽は
決して所在など確かめぬまま
春の夜風に放り捨てればいいのだ

分かっていても
握りしめた手のひらはこわばったまま
開かない
体温のある限り{ル ....
子ども電話相談室で
かめさんは なにをたべるのですか
と訊かれた おねいさんが
かめをかみと聞き間違えて 
とたんに 形而上学的哲学的になってしまった
疑問符を 回答の先生に たら ....
電話でもメールでもたくさんの話す手段はある。それでも今すぐ会いたいよ。夜通し君と話しても思ってることの30%も言えてないような気がする。
ひとり、夜、体の隙間からこぼれていく。私という宇宙で小爆発が ....
あおいあめがふります、
貧しい地上に。
遠くのほうで、鈴を、
鳴らして。


真赤な、村で、眠る、
幾千もの、子供たち、
声を、ふるわす、なみだいろの、あめ



あおい戦争が ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
橋の上にて灯和3*07/6/3 22:15
心 (子転、個殺…)麻生ゆり2+*07/6/3 14:09
ある日のこと白昼夢1*07/6/3 11:58
しにたい[group]わら11+*07/6/3 1:16
「悲しみ」は噛まない、。」焼石二水7*07/6/2 21:46
上昇渡邉建志607/6/2 10:04
blue moonclef4*07/6/1 23:57
植物園まで若原光彦10*07/6/1 22:23
ごめんねお月さまプル式4*07/6/1 17:18
浅田真央七味とうがら...10*07/6/1 13:48
告白uminek...5*07/6/1 0:15
_渡邉建志107/5/31 22:56
合図[group]士狼(銀)9*07/5/31 19:14
内定が内定を呼ぶ!呼べ!呼ぼう!予防。予報。ki007/5/31 16:32
きみをみつめるからちきゅうがたんじょうした407/5/31 16:24
「無題」広川 孝治107/5/31 12:14
[group]曠野407/5/31 10:18
つぶやきFUBAR5*07/5/31 4:26
静物若原光彦407/5/31 0:28
小石の入り込む靴[group]蒼木りん707/5/30 23:07
_Six107/5/30 9:09
未明の人影clef1*07/5/30 3:14
欲望結城 森士0*07/5/29 23:24
モーツァルト ピアノソナタ kv570 より、第一楽章美砂5*07/5/29 21:59
偶然はるこ307/5/29 21:12
ポイントあげます北大路京介72+*07/5/29 16:35
大抵の芽は潰しますがclef4*07/5/29 6:34
かみさん9*07/5/29 2:55
こいびと へki2*07/5/29 1:41
てのひらの銀河(ノート)青色銀河団407/5/28 22:10

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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