それは惰性でした
半分嘘の悪い遊び
巻き込んで振り回して
喜怒哀楽を初めて学んだ

生傷は絶えませんでした
それでもホンモノというものを
少し背伸びして手に入れたら
ままごとは形になった

もたれかか ....
そうやってまた
同じことを繰り返して
小さく笑う癖がキリキリ痛むよ


滑り台の楽しさは
天辺から降りないと分からないのに


がんじがらめの身体が
求めているそれに
どうして君 ....
何気ない今日が終わろうとする頃
突然襲ったウイルスに脳髄がやられる

それは一瞬の出来事
誰にも防げない

見えない脅威
でも正体はあいつなんだ

溶けだして滲んで
空気になったら ....
溢れだした
染まる ....
金木犀の香りが鼻をくすぐって
また季節は繰り返す

押し込めた空気が徐々に流れだして
遠くの方で笑ってる

ひんやりして
嗅覚を奪っていく風が吹いたら
心は再生するかしら

止まったまま腐敗していく姿 ....
君の澱みきったこころの
端っこからでいいから
あたしの生命を流し込んで

体内に血がめぐって
赤くなれば
世界が笑ってくれるよ

君の見えないまなざしの
黒目真ん中にキスをしよう
 ....
確実に
接近する影が
日々
つれなさを増す
現状に虚無感。


至って普通の
諸々の生きざまに
心が
揺さぶられるのです。


虜にさせる術など
ありふれているだろうけど
所詮  ....
分かるよ
なんて安易な理解を示して
頷く景色に飽きてしまったから

飛び込んだ人波で古傷がまた開いていく

もつれた足も全部誰かのせいよ

行きか
帰りかも
分からない乗客の寝顔は ....
AquArium(68)
タイトル カテゴリ Point 日付
依存症携帯写真+ ...211/2/3 13:24
Mirror自由詩011/1/30 22:55
ウイルス自由詩010/12/31 22:43
はじける携帯写真+ ...110/12/25 12:43
近く遠い携帯写真+ ...110/12/25 12:34
向こう岸自由詩010/12/24 16:06
R指定携帯写真+ ...110/12/21 22:30
自由詩110/12/21 11:16

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