ただ生きてるのはほぼ犯罪
その原罪を
許され免れ かいくぐって

一歩間違えば激突する
天井近くを
とんでいる


羽はなかった
両手でもがいた


いつ墜落するとも知ら ....
序曲が終わった

冷却された意志と溜まる静寂が
上昇する
雲が出来た

狭い天井を突き破った精神と共に上空を彷徨する

新緑があどけなくこちらを見ている
同じように偏西風に吹き ....
KETIPA(62)
タイトル カテゴリ Point 日付
酸素パイロット自由詩108/8/19 20:40
積乱する自由が世界を食い荒らす自由詩208/8/19 13:03

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