ぜんぶ、紙吹雪になったらいいのに。
そう呟いた人から順に紙吹雪になっていく。
街は君の涙を無感動に見つめていた。
僕達の毎日は、いつまでたっても世界に届かなくて、
幸福な朝にだって白い孤独がち ....
雨が降ったあとの街が、きらきらとひかりを反射するように、
たくさん泣いたあとの世界は綺麗に見える。
涙は魔法だ。涙と一緒に、悲しみも流れていく。
君の涙は、君のなかの大地を潤すよ。君のなかの樹々 ....
周りが敵ばかりの状況に陥ることは、あるけれど、
そんなときでも、きみの味方はちゃんといるよ。
きみの心のなかに住む透明な生き物たちが、
きみの勇気ある行動をちゃんと見てくれてるよ。
彼らは姿や ....
生き物さんは、生きている。


生き物さんは、毎日姿かたちが変わる。


生き物さんは、地球外生命体だ。


生き物さんは、ときどきひとりで泣く。


生き物さんは、泣いている ....
正しい方向が決まっていて、その方へ向かおうとすることだけを勇気だとは思わない。
ときに、みんなが正しいと思ってやっていることへ、疑問を投げかけることも勇気だろう。
答えのない問いだと分かっていなが ....
指先から春になった、わたしは大好きな歌を口ずさみながら、
誰もいなくなった地球を歩いている。
夜なんてものが本当にあるとしたら、きっとこんな表情をしているんだろう。
つま先まで春になった、だけど ....
星を見たり、草を触ったり、花を愛でたり、季節を感じたり、光を浴びたりできるのに、私の心はなんで満たされないんだろう。
今日も私は歩いていて、歩くこと以外なにも知らないから歩いていて、景色を眺めた ....
滅んだ星の美しさに、涙を流すから物語は続くんだね。
どこにも行けなくなった天体。強く正しい力はすべてを置き去りにして、
雲の上の天使たちがきみの叫び声を気にせず今日も笑っている。
光のなかに ....
階段をおりて一階にたどり着く


エンジンをかけて車を走らせる


動物園数年ぶりに行ってみる


温かい飲み物買って一休み


何らかの花が咲いてる綺麗だな
自分自身を名付けることで、あなたのもうひとつの歴史が始まった。
あなたは書く。あなたが感じたたくさんの気持ちを、ペンを通してもうひとつのあなたの歴史に刻む。
そうすることで、あなたはやがて素敵なパ ....
僕の心は、僕の思い通りには全然いかない。
思いもしないことで、僕の心は傷つくし、
思ってもみない何かを、今も僕の心は想ってる。
僕の理解を越えたところで、僕の心は何かを感じ続けている。

だ ....
他者の放つ言葉でたくさん傷つけられてきたし、それと同じくらい僕も他者を言葉で傷つけてきた。
これからも他者と傷つけ合うだろう。悪意がなくとも言葉で人を傷つけてしまうこともあるし、言葉では人を慰められ ....
きみの呼吸は、いつもきみの近くにいる。
きみの温度も、いつもきみの周りにある。
いつだって、きみの命はきみの味方で、すぐそばできみの全てを見守っている。
だから、一人ぼっちでも大丈夫。
き ....
てんてこ舞いながらも楽しくやっております

うがい手洗いふくみ笑い

揚げ物をあげて落とす勢い

ほとんど徒歩で本当にトホホ

ひとり反省会の二次会はこちらです

君に会えて本当に ....
麗しのユートピアにも秋の雨


たましいを取り戻すための小旅行


青い鳥ブルーな気持ちで家にいる


朝が来る絶滅危惧種が目を覚ます
どんなに目の前がまっくらになるくらい落ち込んでも、きっと少しは光があるはずだ。
だって僕らは生きていて、生きているからには希望があるから。
夜にだって、目を凝らせばぼんやりと道が見えるし、耳を澄ま ....
夢を見るあなたもわたしも歩く人 色彩のない花畑をゆく


思い出は消えていくからまたいつかふたりっきりで花を見ようよ
夜のなかで今日も音楽を聴く。
聴いているうちに、音楽が星のように光ることがあって、
だから音楽は夜に似合うのだろう。
音楽は、歌声は人を落ち着かせる。まるで絵本の読み聞かせのように。

優し ....
ある日、ぼくは夜の町へと逃げだした。
夜の静けさのなかで、色々なことを考えた。生きる意味とか。このしんどさはどうすればなくなるのかとか。
あの頃のぼくは、とてもしんどかった。とてもつらかった。この ....
恋人は路地裏をゆく冒険者


恋人の地球をはみだしがちな足


恋人の瞳で暮らす小人たち


恋人が銀河で鯉を釣っている


恋人が夕陽に向かって走り出す


恋人の心に ....
きみのきらきらしたまばたきが星を生んだ。
夜の街にも光はあって、そういう種類の希望をきみはぼくにくれた。
きみの寝言はいつも幸せのかたちをしていて、だからこの街がまっくらになることはない。
 ....
生きること明日へ呼吸をつなぐこと

故郷のひかりのような夜の風

真夜中の電話のなかの君の声

海の上みたいに静かな夜の色

息を吐く次の空気を吸うために
心は数にはあまり似ていない。
どちらかといえば、数と数をつなぐ、演算のほうに似ている。
その演算が、僕らを突き動かし、無数の鮮やかな数式を描いていく。
その式の出す結果に、救われたことも、
傷 ....
君のそばには、いつもきれいな空気があふれている。
ひょっとしたら君は、植物なのかもしれない。花なのかもしれない。

君のそばにいると、あたたかい気持ちになる。
ひょっとしたら君は、陽だまりなの ....
虫の声。車の走る音。飛行機の音。犬の鳴き声。
そういったものが、夜に静かに溶けてゆく。
僕の体も溶けていって、夜の一部になったみたいだ。

夜は、歌を歌ってくれる。誰も知らない声、誰も知らない ....
星の上で、星のように僕たちは出会った。
お互いの心へと、まるで流星のように恋に落ちた。

だけど、僕たちは変わっていく。
僕が君を好きだって気持ちも、君が僕を好きだと思ってくれていたことも、季 ....
残酷に思える詩と、優しさを感じる詩が、僕にはあって、
僕は優しい詩が好きだ。
戦闘機より、パンケーキが出てくる詩を読んで、楽しい気持ちになりたい。

怒りや悲しみを、表現しないと駄目なときがあ ....
窓を開けると、九月の涼しい風が僕の部屋に舞い込んでくる。
こんなにも夜が美しいことを、今まで知らなかったよ。
感情も言葉も、静かな夢の中にいて、
時間がやさしく微笑みかけてくれる。
どうしよう ....
ねぇ、インターネット。君がそんなに悪いだけのやつじゃないことを、僕は知っているよ。
君がみせてくれた優しさや楽しさを、僕は忘れちゃいない。忘れるもんか。
君がいなかったら、僕は今とは全然違う僕にな ....
ひらかれたことばたち。
いみからすこし、とおくでひかる。
ひとのあたまのうえを、ひらひらとまう。

かんじをすてて、かくことで、
かんじのないぶんを、よむことで、
かんじられるなにかが、あ ....
水宮うみ(883)
タイトル カテゴリ Point 日付
卒業式自由詩5*18/12/27 17:53
魔法自由詩2*18/12/25 6:51
みえない味方自由詩1*18/12/24 15:38
生き物さん自由詩2*18/12/18 19:51
勇気散文(批評 ...3*18/12/18 6:19
春の星自由詩5*18/12/14 6:46
青い信号自由詩2*18/12/14 6:25
滅ばない星自由詩3*18/12/14 6:23
ホリデイ川柳1*18/12/9 16:31
ペンネーム自由詩018/11/26 18:19
僕の心自由詩2*18/11/24 16:25
詩を書いています散文(批評 ...5*18/11/19 20:04
きみの味方自由詩4*18/11/16 17:16
楽しくやっております川柳2*18/11/14 17:46
日常の夢川柳0*18/11/13 16:48
あかり自由詩4*18/10/30 21:28
短歌3*18/10/26 19:31
絵本散文(批評 ...1*18/10/23 20:24
自由詩3*18/10/18 20:59
恋の人川柳3*18/10/16 17:42
きみの寝息と夜の街自由詩2*18/10/10 17:04
夜の息川柳018/10/5 19:56
自由詩4*18/10/4 20:34
君のそばに自由詩4*18/9/30 20:26
夜が歌ってくれる自由詩3*18/9/30 20:10
流星自由詩2*18/9/30 6:27
パンケーキ散文(批評 ...13*18/9/27 20:58
九月の夜自由詩018/9/22 20:17
さよならインターネット自由詩3*18/9/21 21:24
おと。自由詩1*18/9/19 23:03

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