その病室の番号と

あのひとは同い年になった

その病室で

あのひとは息子を失った

見舞いにゆくたび

あのひとが見たであろうその数字


過去になにを見つめ

それが今、未来、どんな意味を持つの ....
きれいに見えるのに

ホンマは汚い雨粒。

繋がりそうで

繋がらん雨粒。

優しそうで

冷たい雨粒。

人間と

同じじゃねぇか。

あんたの目には

どう映る?

やけに肩身の狭い雨粒。

やけ ....
気味のわるい社員から

留守電

青い命令だけが正しい

嫌いだ

楽しくないのは嫌いだ


めちゃ青い

つまらない会社じゃない

めちゃ青い

それが僕らを守っていた


気味のわるい社員から

 ....
空はどこだ

空を見上げた

桜が覆った


もうどこでも

いい

どこだろうと

いい

きせきなんて

もう

しんじてない


空はどこだ

空を見上げた

桜が覆った
天気予報がはずれるのは

なぜなんだろう

不確定要素でもあるんだろうか

だとしたら不確定要素は

どんなメカニズムで現れるんだろう

天気予報ぐらい

わかりそうな気がするんだけど


ぼくより賢 ....
指先だけをひっぱって

ちいさなお花に足とめて

桜の土手をうえに見ながら

ごろごろごろごろ花見する


疲れてきたらストレッチ

ワープしたけりゃHey!タクシー

帽子 ....
このままじゃ俺死ぬなあ

寿命よりはよ死ぬなあ

どうにもならないことに

頭に血をのぼらせて

頭痛と鼻血に見舞われて

もうつかまえられない

諦めることも出来そうだ


ゆっくりねてな

さむく ....
からだの疲れにコントロールされるな

息が浅い

ため息すらでない

胸が痛い

こころとかじゃなく

目が痺れる

頭もそうだ

からだの疲れにコントロールされるな


まわりに優しくなれ

いまこ ....
円空さんの木彫りの仏像を観にいったのに

円空展よりさきに常設展をまわってしまった

千年以上まえに作られた仏像が何体も置かれていた

微笑する仏像が発する古代と洗練の息吹に

ぼくは合掌せずにはおれ ....
おんなじようなものが

仲良く並んでいても

それは調和とは言えない

ちがうものが

仲良く並んでいて

はじめて調和と言えるのだ


ちがうことを怖れてはならない

その寂しさや煩わしさを

嫌が ....
ビジネスホテルをでて散歩した

時間というもので測られるなにかに

街の喧騒や臭いが浄化されていた

腐るのも清まるのもおんなじことだ

資本主義と共産主義くらいおんなじことだ


いったい何者なんだ ....
無理したらつかれちまう

顔のひだりがわが痛い

無理しなきゃ立派になれない

立派になりたい

無理しないで生きてゆきたい

無理してるうちは半人前

顔のひだりがわが痛い

たくさん嫌なこと言われ ....
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ....
孤独な19の頃に帰ろう

あの自由に帰ろう

朝の青い町並みに

粗雑な波に洗われながら


痩せたお尻を揺らしてる

悲しくもない

希望だけ開けている

自信もない

だけど謙虚でもない

嬉しい ....
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ....
ぼくは純粋すぎた

ぼくのせなかは煤けていた

ぼくは考えていた

ぼくはつき動かされていた


太陽のまわりに

わっかが出来ていた

信じるがいいよ

そんな力の声がした


ぼくは純粋すぎた

 ....
まだ若いからだの頃

営業車へともどる夜道に

清烈な花の香がした

まだ相俟みえぬあなたに

届けたくなっていた


僕だけのものにする為に

その小さな花々を毟り

車内にそれを舞い落とす

生ま ....
傷つきたくないから

逃げていた

傷つけて嫌がられたくないから

逃げていた

嫌がられて行き場を失いたくないから

逃げていた

行き場を失っていた


まだぼくは盲目で

耐えられないくらい追い ....
たいせつなものを失って

それを得るためにした努力が霧散して

そしてからだと心のバランスを失って

なぜだろう

ぼくはそこまで落ちて自由になれた

たいせつなものを捨てたのだろう

たいせつなもの ....


今年の春は

なんども匂いがした

なつかしい

さびしい

朴訥な

今年の春は

なんども匂いがした


苦しみに身をおいて

苦しみに身をおかせて

それで納得するならするがいいさ

みん ....
きのう駅までの坂道をのぼりきったところで倒れた

こんな感覚はじめてだった

喫煙所のスーツたちが対面の病院に連絡してくれた

あまりに近かったものだから乗用車で迎えに来てくれた

そのあいだも馬鹿み ....
裏切られるたび疑い深くなる

そしてそんな依存はやめようと思う

溜め息を吸い込むようにして

他人のこころをからだに通してゆく

ちいさな自分に開き直りながら

そのなかに常住のこころを探している
 
 
こおりをわる
こおりをわる

ほねをひろう
ほねをひろう

ふゆをほうむる
ひとをほうむる

ふゆをじょうぶつさせる
ひとをじょうぶつさせる

ことばなく
こおりをわりつづける

ことばなく
 ....
すごく苦しいよ

失うより

ほんとにましなんかな


すごくぼんやりしてる

黄砂とか

そんなん関係なしに

すごく会いたいよ

歩くとか

そんなのですまないから


すごく苦しいよ

失うより ....
できないさようなら

縁側でひかりだけ

生きていてほしいから

さようならできない

ひとりで今から

ひとりで眺めて

ひとりで歩いて

がんばっていたんだ

生きていてほしいから

縁側でひかり ....
帰り道

向かい道

どれ位歩けば

どれ位急げば

しあわせ

なんだ


しあわせ

なんてあるかい

今現在と過去を

みくらべるかい

じぶんと他人を

くらべるのかい

しあわせ

なんてあ ....
ぼくは

いちばんひとりぼっちになる

ともだちなら絶交レベルの身勝手さだ

前に進もう

前に進もう

ごめんね

ごめんね

誰か

誰かもう

誰かもうぼくをひとりにしない

誰か

さよなら
 ....
月のまわりにおおきなわっか

誰かが

どこかで

いつの時代か

今日という日に

尊いなにかを為したのだろう


手をあわせたらしっくりきた

きっとそういうことなんだ


君の仕草に手をあわせる ....
毎晩ジャンを抱きしめて眠ってる
ジャンにしてみたらいい迷惑かもね
テディの宿命です
なんて言えない

不安になるとすぐ泣いてしまい
どうしていいのかわかんなくなっちゃう
わたしへのアドバイス
「大好き ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
誕生日吉岡ペペロ313/4/8 23:37
雨粒。永乃ゆち3*13/4/6 19:16
青い命令吉岡ペペロ313/4/1 21:58
213/4/1 21:52
天気予報213/3/27 10:21
お花見713/3/27 0:26
つらいよつらい113/3/26 23:49
がんばれ元気513/3/25 20:26
円空さんより太郎さん313/3/24 19:34
証拠813/3/23 11:12
散歩513/3/23 10:57
半人前413/3/22 22:13
さくらの野郎1113/3/20 23:43
普通だよ213/3/20 23:36
帰還113/3/20 23:21
苦しいときに祈るちから513/3/18 21:50
力の声113/3/18 21:37
沈丁花の唄813/3/15 12:51
絶望を手に入れろ113/3/15 12:31
自由だ313/3/14 20:42
113/3/13 15:14
路上413/3/13 10:31
常住のこころを413/3/12 21:29
冬の骨小川 葉4*13/3/12 20:19
帰り道吉岡ペペロ613/3/9 9:28
さようなら713/3/8 21:25
313/3/7 15:17
前に進もう513/3/5 23:47
月輪713/3/5 14:46
何かもっぷ213/3/5 2:09

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