繋がっていく 光 まだ 足りない

プレゼント単体 右に倣え

「一週間のうち 何曜日が一番お好みですかッッ?!」

 アルバイトの店員が強訴する

「俺、メツ曜日ッ!!」

 レ ....
色が無くて
血で描いていた
緑の絵の具を
わたす手に触れた


春の花が
葉をちぎり
痛みに泣きながら
微笑み 差し出すようだった


血の枝に
緑の枝が重な ....
五条通に輝く街路樹 手招きしてる
クリスマス間近 ロマンティックなシーズン
初デートに選んでしまったのは ロームのイルミネーション

60万の電球達に 見下ろされたり 見上げられたり
君を愛 ....
これまでの人のなかで会のなかでのいい別れをしてきましたのは泣いたことのないでも泣きたくなるような別れのはなのをしてきましたので泣かせる別れのそういう別れを経験して思うのはやはり会ですがかつては貝でした ....  
 
 
 
 
 
喪失!喪失!喪失!喪失!
 
 
――水であるところの僕たちは
滞ることを許されない――
 
 
 
 
置き忘れた瞬間にはなくなっているのだ
 ....
 
 
 
 
笑ってくれればいい
ぼくのシャーペンの芯から
世界と音楽が生まれるだけだから
 
好きなだけ笑ってくれればいい
きみの隣でひたすら
ギターを愛するだけだから
 
 ....
悲しみと
同居する心は
未だ渇きが取れず
潤いの水を
求めていた

渇きを
癒すため
荒れた土地を
さ迷う
此処には
癒してくれる
水なんて無いのに
見当違いの場所に
心を ....
「生きたい」って思うのは
いつだろう

死ぬまぎわとか
病気に
かかった時とか
自殺しようとした時
それしか
思わないのかな

「もっとはやく思えばよかった」
なんて
思わない ....
チカラなんて
あっても
ひとりぽっちじゃ
意味ナイじゃない

よけいに
孤独を
知るだけだもの

守るべきモノが
ないと
チカラさえ使えないし

そんなの
要らないね
日時不明 ロリータコンプレックス
君のお尻を引き裂きたい ハウスキーパーmemo、
愛してみたい 地下室便器
コーデュロイの膝で君に 抱かれたい
数かぞえて 吐いてみる ベッドの下の部屋

 ....
{引用=瑠美ちゃん、3百円のフカヒレラーメン
本物のフカヒレは入っているの?

理恵ちゃん、横浜中華街には行ったことない
一緒に行ってくれるの?



私たちは
フカヒレラーメン、
 ....
「「オイルは焦がすわ。

しょうゆ、がいろじゅ、ぼちゃん!

ステンレス坊や 「「ラルゴ・ラルゴ!

「「一号車、一号車、暴れています。

「「誰が?

「「付点うさぎです

 ....
屋上で一人外を眺めていると頭上後方を蝉のじーっと言う声が
ゆっくりアーチを描いていって、手すりでその声が
とまった。私の左の方だった。カラスに羽根をくわられていた。
じーっと、言い続けていた。カ ....
子供のままでいたかったと最近よく思います。
あのころは今恐れているものを恐れていなかったし
そして今よりも必死に生きようとしていたように思し
なにより未来が明るかったような気がするし。。。

 ....
                        11 血

いってきます
の合図に
ドロップの缶を三回振る
テーブルに置くと
それは部屋の一部分にもどる
吐いた息も
まばたきも
 ....
送りたいのはそんな言葉じゃない

もっと何か細胞に進化=この缶詰状態への向側

を齎す様な、ビッグバン

何処かで始まった僕と君とクチビル結合為た事が

うわぁぁぁとなって原子 ....
てぶくろ。モッズコート。
猫色の毛。革製品。
なんでもいい。あったかいもの。
骨の芯がやわらぐように、ラベンダー、ローズ、花梨、スーッとする匂い。甘く拡がる匂い。
アロマ。揺らぐほのお。
静 ....
『鼻を失敗したの』
『だから自殺するの』
吊り革を握る手に力が入る。私は、隣りに立つ女が手に持ってゐる、携帯電話の液晶画面を盗み見てゐた。
『目はうまくいったんだけど』
女の髪は長く、俯いてゐ ....
金を吐きます
ゆっくりと また
金を吐きます



緑です
主観をそれなりに着飾らせれば、
客観に見えないこともない
首筋にはナメクジが這い
心臓にはミミズ腫れ
貴方の長い睫毛に貫かれて
湿度は上がってゆく
オレンジは凶器
酸は私を溶かすだけ
ガーゼは染み出して
傷は金属光沢を帯びた
夜屑を吸った私の喉には
月の棘が刺さってる
息は熱く凍り尽いて
心海のほうへ沈殿してく
                        10 底

台所じゅうの素材を総動員して
片っ端から料理に変えていく
野菜たっぷりの炒め物
肉たっぷりのシチュー
ハムやシーチキンてんこ ....
プリントを落とし
小さい彫刻刀を握る
傾いているのは体ではなくて心ではなくて時計の針
何もが引力を持ち始める

つま先の下でどよめいている川音
  水が果てへと呼んでいるのかしら
流 ....
シンデレラがいる場所には
近寄りたくない
白い羽毛が
わたしの頬にキスしたとしたら
きっととても自分を恥ずかしく思って
東京タワーのてっぺんから
まっさかさまに落ちていくだろう
夜には
 ....
街を流れる群衆の 
人と人の間に 
彫刻の手が{ルビ垣間=かいま}見え 
まっすぐに立つひとさし指は 
ひとすじの光をおびていた 
                        9 街

なんにもない世界
を思い描けないのは
きっと
執着がない
せいなのだろう

高いビルの上から見渡した街は
とても静かで
 ....
今夜は月がきれいだよ、と息子にメールしてみた
返信――確かに。でも、いきなりどうした(;^ω^)
そう尋ねられると自分でもなぜだろうと思う
携帯電話の液晶画面が妙にまぶしい
言葉なんて大切にするな
おまえの横には
もっともっと大切な人がいる
その人をじっと見つめろ
その人のための言葉を探せ
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
簡易電話鴫澤初音107/12/19 1:19
絵の具木立 悟307/12/18 23:22
ロームのイルミネーション[group]北大路京介5*07/12/18 17:18
はなの007/12/17 22:45
われない硝子森さかな107/12/17 21:20
だからこそぼくは球体的日常を愛する1*07/12/16 21:11
砂漠の心妖刀紅桜6*07/12/16 13:40
生きたい2*07/12/16 13:26
チカラ2*07/12/16 13:23
ずらかる鴫澤初音107/12/15 21:58
金曜日の中華街北大路京介5*07/12/15 16:08
パラソル鴫澤初音207/12/15 3:02
突付かれ、切り落とされ、失われていく107/12/14 20:42
子供のままで相良ゆう007/12/14 17:54
[group]アンテ407/12/14 1:53
溢れているのは言葉か、感情か、ロックか、君への、なのか、其れ ...manabe...3*07/12/13 20:13
And concept.かのこ307/12/13 2:30
整形手術三州生桑407/12/12 20:10
ノート(44Y.12・11)[group]木立 悟107/12/11 15:32
つぶやきFUBAR5*07/12/9 6:09
濡れ光る月[group]かるび0*07/12/8 20:58
滲み染みる月[group]0*07/12/8 20:24
剥れ落ちる月[group]007/12/8 20:23
[group]アンテ207/12/8 9:52
シン風季2*07/12/7 13:35
比喩は恥のためにHitots...007/12/6 21:15
「 指 」 服部 剛307/12/6 19:59
[group]アンテ207/12/6 0:05
月に照らされて(四行未詩日記・9月25日)ならぢゅん(...107/12/5 12:16
爪楊枝Tsu-Yo207/12/4 21:33

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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