君はこの子を残して逝った
こんな可愛い幼女を残して
未練は無かったのか
僕の心は未練だらけ
あどけない笑顔に仕草
今日に別れるなんて
思わなかったよ ....
黄色いタンポポ
綿毛になって
風に吹かれて
お空に昇り
雲の兄貴に
会いに行く

雲の兄貴は
花粉症
うっかり
うかうか
くしゃみして
可愛いタンポポ
吹き飛ばし
 ....
夕食を済ますのが遅くなったのと
戸締まりをいつもより念入りにしたからか
終電車に乗り遅れ
とぼとぼと我が家に逆戻り
こんなに夜遅く
電車に乗って
朗読を聞くために
外出す ....
コンクリートの塊を
墓石代わりに頭に載せて
誰が強いか
潔いか
魂較べする

普通選挙が施行されたときは
嬉しかった
そんなことを言う人は
居なくなった
歳月は人を殺す
 ....
無機的に氷を叩く

カンカンいう音が
ガンガン鳴るのは
6石スーパーラジオ

フーマンダリアの犬を
踏み潰して
世界を唖然とさせた
痩せたダリアの花弁が
腹が空いた子供たち ....
桜の下のあるあるさんとこの探検隊の


桜の下の
あるあるさんとこの
探検隊の
住んでいるマンションで
三番目にかわいい女の子
大学四年生になりましたが
これからも
歩い ....
エービーシー派



キクマノリ現象が日々日常化すると
ABCの代わりになると言うのですが
エービーシー派には通じない
片手で殺してやろうとかと脅される
危機奇々怪々の剥げ親父の背中
 ....
みずうみ

ウカワさん
平べったくて
ダ円形
キラキラ光る
みずうみが
葦の茂みの奥に
あるのです

買いませんか

曇りの日には
ルリ色の鳥が
小魚めがけて
絶え間 ....
                              
すっきりとした風が
風が吹いてきた
すけこました顔付きで
筋斗雲を呼んでいる

ここでも
生まれたばかりの幽霊が
うろう ....
忌憚のないご意見を
と促され
理解できない専門用語が多く
難しくてつまらない
と言ったら
白い顔をされるから
解らないのに解ったふりして
笑顔で拍手
握手したりして
忌憚なく激励 ....
センチだ
メートルだと
カタカナの単位が威張ってる
センチメンタルは流行らない
比較する基準が変わる
じゅうばいのじゅうばいのじゅうばい
目が回るほど遠いと思う
比較的長いと思う ....
江戸っ子の
おきゃんといなせがくっ付いて
魚屋を創めたよ
時々遊びにいくと
人工甘味料のだけの
昔はそれしか無かったんだ
オレンジジュース
好きなだけ飲ましてくれた
 ....
五月の岡を歩いている
松林の間から
ひめ春蝉が鳴いている
ここは
天国ですか
みんなは笑っている
天国かもしれないが
あなたの天国であり
私達の天国ではありませ ....
今朝は季節がもどり
寒い雨が降っていた
泡粒は無情に
傘の上を跳ねまわっている
白梅の枝にも川が流れる
空は雨の中をどこかへ行った
採っておきの小枝を
詩の女神に捧げ  ....
左回転の友情を否定してビンに閉じ込めラッラッラ

黄色の山吹口にくわえた君が歩いてる小川のほとり

ロシアの都に降る雪は白いグラニュー糖溶けて艶めく

絶不調の心を殴り投稿詩を書 ....
今日がサラダ記念日だという君に
水玉模様のワンピースを贈りたい

どれでも好きなのを選んでください
サイズと寸法は
その方の
身長と体重と
年齢をおっしゃってくだされば
 ....
           
今年の雨季は短く
降水量が絶対的に不足している
ほんの少ししか降らなかった
日でりが続き
木々は葉をすっかり落とし、草は枯れ
歩ける動物たちは姿を消した  ....
雪が
すっかり解けて
地面が黒くなって
春になると
冬の間
知らん顔してたお日さまが
坊や元気か

にこにこ嬉しそうに声かける
嬉しくないけど
お義理に振り返って
うんと言 ....
山の上にも
春が来て
キタキツネも
やって来る
遊ぶふりして
野蒜が伸びる
南の斜面で
欠伸する

北の国では
雪が残って
だんだら模様
裏の斜面で
ひっそりと
冬の孤児
 ....
レベルを越えて
水平線を描くとき
イトマキエイを先頭に
ゴンドウクジラが
潮を吹く
えっちらおっちら
数珠に繋いだ黒御影
筏に載せて牽いて行く

レベルを超えた
向こう側
魔 ....
ハマダラカを
駆逐しようとして
浜口虎之助は死んだ
農園で脳炎で死んだ

彼の一人息子は
カイゼル髭を蓄えても
いつも腹が鳴っていて
形見の蝦蟇口は空になり
パンの耳も囓れな ....
エコロジーと言う言葉を聞いて
目から鱗のような気がした
うじうじと薄暗い家の内に
引き隠っていた数年間
知識の歩みは着々と進み
知らない間にエコロジー(生態系)
などという難しい言 ....
10貫目は
37.5Kg
子どもと大人の境の
重さというわけで
それなりの意味があったと
思うのだ

37.5℃は
体温より少し高く
芸術家の卵を孵し
キタキツネの缶詰を
 ....
最後の叫ぶ声も漬けられた
漬けられた声は日持ちがするので売りやすいのさ。

カブ屋がカブに乗り、歌舞伎町から兜町に行き、被りものごと過分のアスファルトに漬けられた!!
大声 ....
バイクの点火プラグの最終形態は
長時間の加熱によるセラミック絶縁体の
内部に染み込んでゆく環境性ガラス状物質の形成による
絶縁性の低下

中央電極の度重なる放電による焼損で
やせ ....
バイクで、
オフロードを飛ばすとき
柔らかいサスペンションは
安定悪く蛇行しやすく
底付きもしたりして
ショックの後の
リバウンドが怖いからって
サスペンションを省いたら
思い切りジャ ....
練習試合を見に行った
監督も居ないようなチームで
遊び目的のメンバーが
夕方になると集まっている

サッカーの
ゴールキーパーなんて
やりたくない

そんな顔し ....
私たちはいつまでも春の光を浴びて輝いていたい
白梅をそういう顔をして私たちを眺めている

そんなことはけっして適わないことだけど
緋毛氈に座りにぎやかな白梅を眺め
屈託なく笑いおしゃべり ....
いびつな部屋の構造は
上下が逆転しているから
ぴかぴかのミラーボールが
生えていて
生まれたての光が
おとなしく回転するから
豹柄の少女も大人のふりして
がらがらと楽器を鳴らす
 ....
痛いの痛いの飛んでいけ
お母さんのおまじない
お婆さんの祈り
叔父さんの戯言
ボクの不貞腐れ
子牛の好きな
芋羊羹
手を出すお金に
叩かれて
傷だらけになった
青春
春なのに ....
あおば(1462)
タイトル カテゴリ Point 日付
立体交叉[group]未詩・独白1*05/4/23 23:53
雲を追いかけて未詩・独白1*05/4/23 21:19
おそらくはそれすらも平凡な日々の欠片[group]未詩・独白1*05/4/19 0:04
魂較べ自由詩2*05/4/15 22:37
無機的自由詩105/4/14 1:46
戯言050410未詩・独白105/4/10 4:44
戯言050401自由詩2*05/4/1 1:18
戯言050330自由詩205/3/29 23:59
自由詩105/3/27 2:56
ゾンビ風未詩・独白2*05/3/27 0:39
センチメンタル未詩・独白6*05/3/27 0:04
オレンジジュース自由詩3*05/3/26 2:41
ひめ春蝉自由詩9*05/3/26 2:26
朝の祈り自由詩405/3/26 2:17
意識の果てに短歌005/3/26 1:42
水玉記念日未詩・独白3*05/3/22 19:57
アフリカツイン[group]未詩・独白3*05/3/21 0:23
お日さま未詩・独白1*05/3/19 1:35
陽採り自由詩3*05/3/18 23:45
御影石自由詩005/3/17 2:10
それからの孤島自由詩305/3/16 1:31
虫の生態未詩・独白105/3/11 1:43
朝昼晩未詩・独白105/3/11 1:40
ホルマリン漬けのあした[group]自由詩3*05/3/11 1:15
プラグ自由詩105/3/11 1:13
スピードツイン[group]自由詩105/3/11 1:10
道草自由詩2*05/3/7 22:01
白梅自由詩6*05/3/7 1:11
静物自由詩205/3/3 20:57
戯言050227a自由詩1*05/2/27 3:10

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