降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側 もう一度寝る水色の桜ばかり あれはメジロやめたタバコに火 背泳で地球を見てる月の海昔かぐやと呼ばれた妾 ニ錠ずつ切りたるシート薄氷 駄菓子屋の満漢全席薄氷 怪獣の足跡でメダカ育てている 白梅祭行きのバスに生理痛の声 太陽の海を泳がせてやろうか 女子だけが視聴覚室に集められ僕は仮病で家で艦これ 通勤の人の流れに逆らえず職失くしても締めるネクタイ 長嶋の通算打率覚えてて実の娘の顔は忘れた 泣き寝入りの眠剤二錠 ずぶ濡れで帰宅リュックに折りたたみ傘が二本も入ってた夜 「次のかたどうぞ」ぐらいは許せるが「おだいじに」さえロボットの声 ロケットに銀の涙を詰め込めばアンドロメダは曇りのち雨 花の咲く道に戻ったおばちゃんが生きてた頃と同じサクラだ 夕暮れを追い越すように燕飛ぶ さりげなく感謝伝える種袋 密談だだ漏れ軟骨磯辺揚げ 咳すれば砂の味 神様に見落とされている たくさんのカツラを飛ばす風が吹き長髪になる小便小僧 業務用ポテトチップス袋ごと食べるのが得デートより得 パパと会う日だけ野球帽をかぶる野球なんてする気もないけど おきあがりこぼしを宇宙空間へ 季節の入り口で渋滞している命の火が見えぬ句 咲かぬ花ばかり酒まいてやる 帰宅まで我慢できない桜餅 夕焼けがとけだす頃に君が吐く言葉は無色身をよじっても
北大路京介(5868)
タイトル カテゴリ Point 日付
降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側自由詩415/3/30 23:50
もう一度寝る水色の桜ばかり自由詩215/3/30 23:50
あれはメジロやめたタバコに火自由詩215/3/30 23:50
背泳で地球を見てる月の海昔かぐやと呼ばれた妾短歌115/3/29 22:48
ニ錠ずつ切りたるシート薄氷俳句015/3/29 22:47
駄菓子屋の満漢全席薄氷俳句115/3/29 22:46
怪獣の足跡でメダカ育てている自由詩515/3/29 22:46
白梅祭行きのバスに生理痛の声自由詩015/3/29 22:45
太陽の海を泳がせてやろうか自由詩215/3/29 22:45
女子だけが視聴覚室に集められ僕は仮病で家で艦これ短歌115/3/28 21:40
通勤の人の流れに逆らえず職失くしても締めるネクタイ短歌515/3/28 21:40
長嶋の通算打率覚えてて実の娘の顔は忘れた短歌115/3/28 21:39
泣き寝入りの眠剤二錠自由詩215/3/26 21:58
ずぶ濡れで帰宅リュックに折りたたみ傘が二本も入ってた夜短歌415/3/26 21:57
「次のかたどうぞ」ぐらいは許せるが「おだいじに」さえロボット ...短歌315/3/26 21:57
ロケットに銀の涙を詰め込めばアンドロメダは曇りのち雨短歌115/3/26 21:56
花の咲く道に戻ったおばちゃんが生きてた頃と同じサクラだ短歌315/3/24 20:20
夕暮れを追い越すように燕飛ぶ俳句1115/3/24 20:20
さりげなく感謝伝える種袋俳句115/3/24 20:19
密談だだ漏れ軟骨磯辺揚げ自由詩115/3/23 12:10
咳すれば砂の味自由詩415/3/23 12:10
神様に見落とされている自由詩215/3/23 12:10
たくさんのカツラを飛ばす風が吹き長髪になる小便小僧短歌515/3/20 10:12
業務用ポテトチップス袋ごと食べるのが得デートより得短歌215/3/20 10:09
パパと会う日だけ野球帽をかぶる野球なんてする気もないけど短歌315/3/20 10:09
おきあがりこぼしを宇宙空間へ自由詩715/3/20 10:08
季節の入り口で渋滞している命の火が見えぬ句自由詩015/3/20 10:07
咲かぬ花ばかり酒まいてやる自由詩415/3/20 10:07
帰宅まで我慢できない桜餅俳句215/3/18 18:44
夕焼けがとけだす頃に君が吐く言葉は無色身をよじっても短歌215/3/18 18:43

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