欺瞞と虚無の 忘れられし國
頭上に輝く まやかしの王冠
信者という名の 偽りの民
降り注ぐ賛辞という名の 虚構
虚像でしかない女王は
甘美なる教示で
無知蒙昧な城を築く
全てのことから逃げることは
「負け」 なのだろうか
全てのことから目を背けることは
「負け」 なのだろうか
全てのことを忘れることは
「負け ....
泣きたい と 考えている
辞めたい と 考えている
逃げたい と 考えている
見えないから 判らないから 進めないから
でも、 忘れていない？
....
「一人では居たくないからー」と
色取り取りの花々にとまり安息を求める蝶よ
孤独であろうとする勿れ
蝶よ キミは一人ではない
見えない壁など
始めから存在し ....
わたし は わたし を 拒絶する
わたし は 世界 を 拒絶する
ネコがニャーと鳴く
ゴメンね キミのうちが分からないんだ
だから キミをボクの部屋に閉じ込めるよ
安心して
ちゃんと毎日ミルクをあげて ちゃんと毎日撫でてあげるから
....
「もう起きていたくないの」と
固く目を瞑ったキミは
セカイに閉じ込められたスリーピング・ビューティー
過ぎ去る日々 陽は昇り 月が朧げに輝く
淡い光を放つ星を眺め キミが目 ....
明日になれば できてる
明日になれば 上手くいく
明日になれば 解決してる
明日になれば 忘れてる
全て他人任せ
自分では 何も出来ない
....
キミに預けし その華は
彼国までの片道切符
うねり 高まる 汽笛に
白き可憐な華を挿し 期待に胸を膨らませ
キミは今夜旅に出る
私の想いの華を胸に
今ま ....
帰りたくないの
独りでいたくないの
眠りたくないの
此処にはいたくないの
だから 連れて去って
一緒にいて
何処かに連れて行って
貴方じゃなくても誰でも良 ....
いつも独りじゃないの
私の側にはたくさんの友達がいるんだから
只、血と肉でできてないの
学校ではいつも独りに見えるみたい
けれど、本当は私の側に友達がいるの
そして、私に声をかけ ....
夢でしか会えない貴方
声を忘れた貴方
最後に会ったのは
櫻の代わりに大輪の華が濡れる
肌寒い日
また出会えると思っていた
また話が出来ると思っていた
また貴方の顔が見えると思って ....
ー私はもう誰も信じない
彼女は虚空を見つめて
彼女は声を潜めて
彼女はその言葉を噛みしめて
そう言った
ー人生なんてフィクション
いくらでも偽れる
だから、私は偽りの人生 ....
人と関わりを持ちたくない時
世界の全てが背を向けたと感じた時
大丈夫だよ
ボクがキミの傍に居るよ
キミの傷付いたこゝろを癒してあげる
だから
一人で俯かないで
唇を噛み締 ....
蒼き空に吸い込まれる
彼の国から聴こえる歌声
何処から現れしパレードは
人々の悲しみを乗せていく
禍々しい姿で
水面に映るその姿は
波紋を広げながら
幾様にも姿を変える
彼の国 ....
街を照らすネオンの灯
怠惰と虚飾の象徴
聖なるものは灰と化し
全ての人に降り注ぐ
掌に残されたのは崩れた希望だけ
街のネオンが浮かび上がらせる
俺という存在を
誰が助けてくれ ....
別に淋しい訳じゃない
一人で居ることにいつからか慣れただけ
「貴方に居て欲しい」なんて気持ち
「愛してるよ」なんて気持ち
「淋しいから誰でも良い」なんて気持ち
分からない
....
大丈夫 大丈夫
相手を安心させるコトバ
大丈夫 大丈夫
自分に言い聞かせるコトバ
ダイジョウブ
全然ダイジョウブじゃない
ダイジョウブ
もう駄目なんだ
....
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