からだと
服が
千切れて
いて
眼球が
なんとか
必要な
部分を
探ろうとしている
超音波
それは
死を
みる
最先端の技術だ
コンビニエンスストア

エロ本 ....
お前の喉を
つぶしたとしても
お前は
口をぱくぱくさして
なんか
言うんだろ
それを
誰かが
解読してくれんのを
ぼんやりして
待ってんだろ
からだが
 ....
私の口癖は
わからない
彼女の口癖は
面倒くさい
画面をすべっていく
文字
君の顔のうえを
永遠にすべって
君には
降ってこない
ザラメ
それには
トゲがあり
それには
色 ....
わたしは
ただ
目の前にいる
あなたたちが
わたしのことを
怖いと
思って欲しい
ただ 怖い と 思って、害を与えられた
と 眉を、目尻を、口元を、
すこし、
動かして
ああ ....
おとこのこたちが
あいしあうのを みて
オナニー してる
あたしは
この世で いちばん
愛に あふれてる
あふれすぎて
殺伐 そして
とても ホット
ファンタスティックでも
あるわ ....
大切な
ひとり息子や
ひとり娘が
路上に
打ちすてられている
もちろん
レイプの後で
それが
政治だから
ラの音ではじまる
骨をかかえて
演説をしにいく
 ....
あなたの
あたまに
はなを
くっつけて
夏が
来た と
くちを
うごかす

あなたの
あたまに
くちを
くっつけて
かわいそう

くちを うごかす

かわいそう ....
よだれをとめられないひとだっている

たたきあう肩がないひとだっている

めぐっていかない星だってある



からだじゅうに小さい脳みそが埋め込まれてるみたいで

走りたい走り ....
赤ん坊は
夕暮れに
いつまでも
放り出されている

大人は
夜に
かえっていく

夜じゅう
あのときは
美しかったと
小さい声で
話している

顎に火を受けて
あの ....
きみは
いつ
死んだっていい
わたしは
いつでも
きみが死んだことを
悲しんだり
怒ったり
理由や原因を
あれこれ考えたり
自分や誰かを責めたり
する準備を
ずっとしているから ....
吐きたい
ということは
感動したい
ということだ
けれど
どちらも
口にはだされない
低い
紫色の空から
隕石が
落ちるのを
待つことはできない

朝に濡らした手で
夜まで ....
そこはいつも夏だった
降りしきる雪
枯れずに凍るひまわり


雪には構造がある
対称は
一瞬で
駄目に
なる
その分生まれる
土を覆いつくすほどに
それが耐えられない

 ....

おそいかかります
路地では
放水があって
みなが
逃げた
きみのくれた
お菓子には
黴が
はえていた
唾ごと
吐きだして
何度も
コンクリートに ....
雲からたれる一本の線に
違和感を結び 放す
わたしに害をなすものは何か
24時間 口は開けておけ
そこに 飛び込んでくる 虫が
あなたたちの 友人だ
殺してはいけない

 ....
ことばに
よじのぼって
泣いたり
笑ったり
しているが
水分を
ひとつも
よこさなかった
好きだ
と言うと
自分の
腕が
抵抗する
ふさわしくない

ケーキを
取り落 ....
腰から
あなたの右足が
つきだしているから
歩くときには
きまってふらふらとする
電車では
みなが嫌な顔をする
あなたの右足以外の部分は
どこにいってしまったか
知らない
キスをす ....
あかちゃんが
いい
においを
させている
おかあさんは
花柄のタイツを
はいている
細かいプリーツの
スカートを
はいて
花が大きい
花が大きかったね
ベッドにつっぷして
 ....
鳥のはばたきに
まばたきを
する
そのときの
渇きを
おとそうと
その丘に
細い針を
刺す
みな水
ならば
乳首にも
臍にも
飲んでもらえばいい
消えうせる
突起も
穴 ....
ボタン
押す
みたいに
泣くんだ

指に
十字架が
横倒しに
なって
彫られてる

おたんじょうび
おめでとうって
いわれるの
いやか

おたんじょうび
おめでとうっ ....
子どもが18人います

一日に3人殺します

何日で殺せるでしょう

生き死にの話をするとひとが立ち止まる

がちゃがちゃ 

誰かが

わたしの筋に刃をいれて

筋とりを ....
高速道路からみえる
一番目立つ集合住宅
おそらく
ここは
八王子あたり
名前を
つける

マツリハイツ

窓のひとつ
ひとつに
すき 
きらい 

はりつける
頭だけ ....
うまれて
12年
生きたら
男の子の
おちんちんは
切り落とし
女の子の
おまんこは
縫いとじれば
いいんだから
からだが
おおきくなる
みな
巨人になる

になる ....
owl city
という なまえの まちを
oil まみれ にしたら
そこから 
killing が うまれ
かれ は はしる
平行線 の
となりを はしる
スピードを あげるのは
 ....
みんな
めいめい
木切れを持って
どっか叩いて
うたおう

彼女は風景をころすためにうたっているんだって

うたおう
たたこう
うたおう
たたこう
とおくから
よぶから
み ....
孤独から解放されて
才能を失うんだって
馬鹿なこと
言ってんじゃねえよ
ああ
おひさまがきれえだねえ
きらきらしていやがるねえ
おっきい!
おちんちんみたい!
木! なんか やわこい ....
ただ
きみの
ひるがえる肩が
遠い国の祭りのようだった
ただ
きみの
あげる声が
ひばりのはばたきのようだった

きみに
伝えたかった
だけ
なのだと
新宿駅構 ....
なつかしい音


なつかしい音


なつかしい音



結局 わかんなかったな


なつかしい首


なつかしい首


なつかしい首



めんどくさいん ....
純粋な愛は歌のなかにしかない
ひとりきりでずっといる
名前が散乱していて
それがいままで出会った
だれでもないことに
泣いても
みな立ち上がって
拍手する
純粋な愛は歌のなかにしかない ....
あのひと
どっかで
こきゅうしてる
がたがた
ふるえる
じめんの
ように
とうぜんの
こと

きのうおそうしきだったよ
おやまのふもとで
やかれたよ
こころのこりだったろうね ....
自然や
動物や
静物を
つかってしか
ものがいえないなんて
なんて

そこから
さきに
つぐ
ことばが
ない

なんて
なんて

沸きあがった
からだが
うその ....
イシダユーリ(44)
タイトル カテゴリ Point 日付
プレグナンツ自由詩116/11/29 16:48
あー自由詩216/7/27 16:12
ノー自由詩1016/5/17 22:16
ウータンクラン自由詩715/10/20 22:52
パール自由詩715/9/2 13:22
サマータイム自由詩215/7/21 12:50
ボタン自由詩815/7/14 10:59
希望自由詩515/2/7 20:32
100自由詩814/11/9 22:16
いきれ自由詩614/7/10 10:58
自由詩913/9/9 22:15
チョーク/10月自由詩413/1/27 18:43
under自由詩912/8/29 12:35
eco b eco自由詩312/8/24 13:32
Sunny自由詩811/10/21 15:43
斜陽自由詩1011/10/19 20:25
hitahita自由詩311/6/22 22:14
ピカリン自由詩210/10/24 23:51
リー自由詩410/10/14 22:11
休刊少年ジャンプ自由詩610/9/20 20:38
148歳自由詩2110/8/23 22:05
カーブ自由詩210/7/11 22:26
landa自由詩710/6/22 11:38
Time to自由詩410/5/7 23:55
チャールズ分離帯ひろひと自由詩010/5/2 18:38
自由詩810/4/24 23:10
rr自由詩1310/4/19 14:43
lord自由詩610/4/9 0:09
信じていない自由詩610/4/4 14:27
ツォ自由詩710/4/2 22:18

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