39歳になったら、シリアスな詩人になっていると決めていた。

シリアスの意味をはっきりしらない。

たぶん、かかとのカサカサを本気で取りに行く真面目さのことをいうのだろう。


ある ....
霧雨の疲れた時 それはふわふわと 現れる


山の夜道 現れる それ


それ


それは









キリッ



霧雨大和尚



 ....
友人に流行らない居酒屋の店主がいる

どうしたら流行るかと相談された



別に流行らなくてもいいじゃないかと言うと

流行らなくてもいいが そこそこの客は来て欲しい



 ....
不意に 口から 出てきて

きみの 襟元に 当てた ことば


ロケットキャベツ



なんだろう



今朝 目覚めたとき まさか この口が

ロケットキャベツを 発す ....
木枯らしや 説教まじりの チラ見かな 頭の ど真ん中に 歌が浮かんできて 仕事にならなかった


♪あそれ サイゴのサイゴに想うのは サンキューピーポーな

 心がどっかに飛んでっても また 戻ってくるよ そのうちに

 愛 ....
  チョンビーナを連発すれば、エンヤトットに似た響き。
  (ア、チョンビーナ、チョンビーナと)何度も呟きながら、ぼくは船を漕ぐジェスチャーをして笑い、おんぼろのエアポートバスに乗り、予約し ....
去年は株で擦った

やっぱり 詩集読んでる方が自分には合っている



その古本は 値上がりしても せいぜい三千円から三千百五十円だろう


だから 売りもしないし



は ....
靴下いっぱい くさくして 男四人の病み鍋は


こたつの中に 犬いるか



いる気がするぞ においます


きゃんきゃん 鳴いて 喜んで


ちゃんちゃん 茶椀を鳴らします ....
おもしろいと思えるものってなんだろう


これほど不確かで 確かなものはない



おもしろいかどうかは 神様にはごまかせない  だ  け  ど



世の中には つまらない芝居 ....
自分のことを


とことんまで嫌いになりましょうとおっしゃる



ナルシストの私にはむずかしい道だ




どこまでも 嫌いになれないのは この顔


味が ありす ....
笑っていいともから電話がかかってくる人になりたい


小学生のときから どこかで少しだけ そう思って生きてきた




それが完全にかなわない夢に あと半年でなってくれる


 ....
逆流性食道炎なるものになってしまった


ストレスで胃液が大量に発生している模様だ



これは 大切にしてやらねば ならない 権利を もらった 気がして


リラックス させ ....
書けない と 白い壁に

ながーく 書いてみる


書   け    な     い




書   け    な     い


い―――――――――――――――――― ....
今 感じていることの ほとんどが 予感 だ





予感に生きていて 



自分から 予感を 取り除いたら いったい


何が 残ると いうのだろう





 ....
わからん人はマングーズの居酒屋で眠っていなさい

そう呟いていた あのとき



左胸の 踵ラリアット食らわすぞ

脅し文句の伝染 敗北の日



何か 心が 伝えたく ....
いよいよ怒る自分と決別しようと


怒るのはダメだという本を買って 読んで



次の日 さっそく 怒ってしまった 




しかも いつもより かなり怒ってしまった


 ....
夢を見ていた


私は宴会の幹事をしていた


そして値切っていた





少しでも安くなったらと





夢の中での値切りは


目覚めた日 もっとも現 ....
自転車に乗っている女性の下着が見えないかと


車を運転しながら  ついつい目をやってしまう自分が嫌いで



なんとか克服しようと 



女性を見たら 



必ず裸 ....
タバコを吸いながら 考えていた あの頃を思い出す

あの 間が よかったよなあ



右手から 煙が上っててさあ

考えてるのが よかったなあ






口内炎が むち ....
ある人だったと思う  土を掘っていると  カチン


石が出てきて そこには おはようございます と 彫られていた



大変珍しいものだと 発表された




これを見るため ....
電車の 私の後ろの座席で 

アイドルグループの カツーンの話に夢中になっている

二人組の女がいた  若い声で




むっちゃなんやねん

めっちゃあれやねん


 ....
趣味っていうほどのものでもないですけど

穴を掘って汗をかくのが好きですね


あんまり 暑くないときに はい




好みとか特にないですね


別に好きにならなくても ....
中庭に迷い込んできた彼岸花が一輪だけ咲いている

とても貴重に映り 華やかな感じがするが

当人(花)は場違いなところに来てしまったと

恥ずかしい思いをしているかもしれない


 ....
猫とは煮込み続けた ライオンのことである

言霊とは チョコレートの 破片の中の 0.0000001である



名言作りにはげんでいた久兵衛さん



畑を耕しながら なにやら  ....
帽子をかぶって座禅していると

子供の頃 電車に乗っていたことを思い出す

ガタン ゴトン と

その音が



手に握っていた トマトジュースに突き刺さり

その味を  いっ ....
成田君が行ったら似合いそうだから行ってみなよ
と すすめた 作品展



本人がおもしろいと思うかどうかは別として
似合っていればいい




いつからか 似合うということが お ....
夕刻 大量発生したトンボが公園中空に浮かんでいる
タバコの煙が光の束にさしかかり渦巻いている

何年か前に聞いた海の音がカラカラと

目の前にある空き缶もカラカラと転がればいいのに

そ ....
激しい熱帯夜に ミヤマクワガタが歌います




♪あー 明日の朝 ぼくのとまってるクヌギの木を

蹴らないでー


どうかー おねがいー


どれだけーしがみついてもー ....
昔の俺を好きになってくれた人たちへの感謝と礼儀として

会っちゃいけない顔を


今 俺は している
八男(はちおとこ)(114)
タイトル カテゴリ Point 日付
抱負自由詩015/12/26 19:05
霧雨大和尚自由詩115/12/22 20:39
海面ハンバーグ自由詩214/6/8 23:36
ロケットキャベツ自由詩614/6/8 16:09
_俳句114/2/20 3:13
仕事中に自由詩014/2/15 14:14
空にさよなら日記散文(批評 ...114/1/23 8:30
身の丈に聞いてみよう自由詩214/1/23 7:55
鍋夜のうた自由詩213/10/29 23:06
記憶自由詩213/10/29 21:57
ナルシスト自由詩513/10/28 22:41
いいともだって自由詩513/10/27 22:09
うーん自由詩313/10/26 22:21
ながーく自由詩113/10/20 21:47
なんつって自由詩313/10/11 11:14
一食触発自由詩313/10/10 2:02
怒りに負けて自由詩413/10/9 0:01
恋人になった理由自由詩113/10/5 4:12
まだまだ思春期自由詩313/10/3 11:53
タバコ吸いたいなあ自由詩413/10/3 7:45
彫り出しもののこと自由詩213/10/2 21:38
大阪駅までの自由詩113/9/30 23:22
お見合い自由詩413/9/30 17:18
彼岸花自由詩513/9/30 16:48
無名なる日々自由詩513/9/29 16:17
自由詩313/9/29 15:55
なんだろ自由詩213/9/29 10:16
遅咲きの海の音が自由詩013/8/30 22:36
ヒットソング自由詩113/7/31 22:05
悪人面自由詩213/2/26 3:23

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