サラダ菜を素手でつまみながら
ペサルヴィオ・パークに腰をおろしたまま
100オンスの肉汁をすすり パンを頬張る
地面も空も同じ色をしていた

でっぷりと太った中年のニューヨーカーが
すば ....
眠りの端を吸いつけるように
鳧(けり)が清らくついばみを走らせた

マディソンという街の
澄んだ蒼にきらめくのは
寝起きを押しのけた海兵隊の
ブルースが舞う

うえの空の快(こころよ) ....
彼は泣いた
わたしが書き上げた詩を読んで泣いた
ことばに泣いたのではない
すばらしさなど彼にはわからないから
詩の気持ちがわかるから泣いたのでもない

むしろわたしの気持ちがなかったと気づ ....
鳴々門 零(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
Pesalvio Park自由詩115/9/25 19:29
自由によって運ばれてくる自由詩114/8/12 23:17
「なにか言って」自由詩014/8/9 23:24

Home
0.02sec.