キリンさんが好きです でもゾウさんも嫌いじゃなくて受話器をかじる

小池さんがチキンラーメン作る間のセンチメンタルしているたまご

こいびとにイルミネーション巻きつけて忘れんぼうは ....
海賊がさらってくれる夢をみて私の指輪どこに行ったの?

バナナワニ園の出口をすり抜けた背骨はまるで鱗の匂い

しととしとと雨の雫をすべらせる戴冠式の女の子たち

七センチヒールで駈け ....
(一)

 足のさきに眠りがまとわりついてぬくい

 もうなにもかも
 とおくなったようすで
 わたしあてのものたちを
 うまくうけとれません

 手元によせあつめて
  ....
1/こくはく

 今朝、母を殺しました

 あんたなんか知らない

 そう泣き叫ぶ女の首は
 ずいぶんはっきり太く脈打ち
 自分の指は
 こんな力があったのか
 熱く
 震 ....
話してるヒマはないけど牛乳はチンして飲んで、いつもありがと

河川敷たどってゆけるどの人もポケットティッシュと海原を持て

寄りかかることを恥じつつ路線図をたどる満員電車の自由

 ....
口ごもる人まで炭化していってこのバスどこにむかうんですか?

来るべき夏にそなえて水ばかり飲みます海になれないわたし

泣いちゃえよ白樺の幹剥きながら奥歯かんでるだれかの子ども

 ....
 (腐敗してゆくわたしをきみはしらない)

 街に行くというのに季節はずれのビーチサンダルをはいて、ちらばったミモザをひとつずつていねいにていねいに踏みにじる。
 夏、黒い影とアスファルトの ....
発火する軌道の杜でひとひらの詩はよく光るみずうみとなる

わるだくみばっかりうまくなってゆくあなたにだって傘をあげたい

泣いている花の岸辺に繋がれてなにも言えない口ひからびる

 ....
 やわらかいものしか
 味わいたくない

 この森にはあまいものしかありません

 常緑樹たちのすきまも丸く
 わたしたちはこもれびにつどう
 花の蜜を吸って
 おそろいのくさかん ....
 
 サカクラさんと新緑を浴びにゆくはずだったのに
 あんまりふかくに来てしまったのか
 春を黙殺して
 汽車は遠ざかってゆく

 シロツメクサの花かんむりして
 かげおに
 あやとり ....
ひづけがもう少しでかわります

大宮をこえる最終電車がひかりを
放ちながらすべりこむ
ホーム
喫煙所
けむり

丸まった背中が
エプロンをはずす
こぼれたため息はとおくにのぼらず
 ....
石原綾(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
早生まれ短歌1014/3/24 19:59
女の子たち短歌413/8/26 1:03
コンパートメント*ジギタリス自由詩510/3/28 18:57
UTERUS自由詩4*10/2/6 13:52
ごとくをみがく短歌1109/11/11 14:58
午後のかいそう短歌7*09/10/26 0:05
あえかなる劣情のこくはく自由詩609/9/24 0:51
日向水の記憶短歌11*09/9/3 21:53
ゆめをかなえる自由詩1109/8/7 18:35
さくら、水底自由詩8*09/4/3 18:59
線をまたぐ(Re;)自由詩4*09/2/3 8:51

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