沈む夕日の下
産声ひとつ

迷子のままで
歩む世界

還る場所は
遥か空の彼方

迷子は歩く
往く当てもなく

いつか帰る
場所を探して

照らす朝日の下
産声ひと ....
涙で虹が架かると言ったのは
いったい誰だったか
涙程度の水分で
虹なんて架からないだろうに


「今日も清々しい青空だねー。」

白いベッドに腰かけ呟く少女
言葉はちっとも清々し ....
終わらない夜に
ジャックが笑う
深い闇が色を持つまで
甘いお菓子を頬張って
気が狂いそうな笑い声
溢れる夜に甘い香り
そらに詠って
ドアを叩いて
悪戯とお菓子と狂喜と
口の中で溶けた ....
壊れたメトロノームに吐息をかける
憂鬱に染まった二酸化炭素が
銀色の棒を白く濁した

流れない涙の代わりが
赤い音符を作り出し
鼓膜を壊す程の静寂が
鼓動を奏でる

詠えないけれど
 ....
秒針を刻むソレを止めた午前零時
頭痛がする程の静寂が支配した部屋


このまま全てが止まればいいのに

{引用=私の時だけ止まればいいのに。}


夢に逃げることもできなくて
現実 ....
桜が好きな君と歩いた人通りが少ない桜道
嬉しそうにはにかみながら桜を眺める君
そしてその姿を見つめる僕


「また、雨が降って。桜も散ってしまうね」
愛しそうに桜を眺める君がポツリとつぶや ....
今日も君は泣いた
昨日も君は泣いた
その前も前もずっと

綺麗な瞳に溜め込む
悲しみと哀しみと悲哀
映る絶望は絶えることもなく


君を苦しめるものから守りたい
君に痛みを与え ....
進羅(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
一生自由詩316/12/7 1:22
涙雨自由詩216/12/6 2:50
Trick or treat自由詩109/10/27 1:44
lullaby自由詩008/6/18 9:34
陽が昇る自由詩208/6/11 4:14
一時の春を君と自由詩3*08/6/6 17:01
My Dear自由詩108/6/3 5:45

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