雨の降りそうな匂いがしてる
真夜中の無音の中で
娘の寝息だけが
規則正しく

小さな肩は
抱くには腕が余り過ぎるのに
抱き締めると弾けんばかりの丸みで
わたしの心はいっぱいになる

 ....
様々な色のひとを好きになって
色々な温度の夢をみて
痛々しい日記を書き続けて
泣く泣く手放した花をまた植えて
空が今日も高くて
ふと思い出す

一輪挿し
重なる腕
テーブルの ....
宛てのない旅のような
そんな気はしてた
九月の終わり頃から

パスポートはあるけど、航空券はない
地図に載っていない街まで
きみに会いに行きたかった

言葉のひとつひとつ
薄い膜が剝 ....
わたしの歯が
爪の先が
下腹部が
キミをほしいと言っている

まつ毛の長さを
後頭部の重みを
肌の下のにおいを
知りたいんだって言ってるよ

飼い慣らして
そのうち住みつかせるか ....
おとこのひとの「いく」と
おんなのひとの「いく」は違う
そして、わたしの「いく」もまた違う

「いく」とは、絶頂に達すること

だけど私は、そこに達しそうでなくても「いきそう」と言い
達 ....
ふれたい
ふれたい
ふれていたい

愛の表現は人それぞれで
色々な方法があるけれど
私はやっぱり

この肌が
きみと混ざったとき
どんなふうに色づくのか知りたい
呼吸のはやさ
 ....
セックスしたいときにセックスするのもすきだったけど
セックスしたいって思ったひとがセックスしに来てくれるのは
もっとすきだった

誰でもいいわけではなかったけれど
元彼や同級生、同僚とか
 ....
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

気持ちいい

昨日も今日も明日も同じ
でも今、気持ちいい

大 ....
{引用=
季節が廻るのは、いい
ある季節が来れば、思い出すことがあり
来る季節を思っては心がいっぱいになる、待ち遠しくて}

田んぼを眺めるのが、すき
何もない土に水が満ち、空を映す大きな ....
世界の外側から
誰かがゆっくりと針を刺し込む
少しずつ、何本も
それを割れない風船みたいに
ただ受け入れていた
背中を丸めて
ひたすらに守っていた

明日でさんじゅうにさいになる私は
 ....
犬のように、キミだけを待って
猫のように、軽やかに愛に生きている

シャボン玉にはしゃぐ子供のように
手を伸ばし、跳ねて
目を輝かせている
キミへ
キミだけに向かって

と同時に
 ....
恋とセックスを楽しむ生き方をしていた私が
いま、愛することを楽しんでいる

思い通りにいかないことがたくさんあるから
せめて、いつも気持ちよく生きたい
気持ちいいひとでいたい

心のまま ....
愛の力は無限だった
忘れてた。
愛をできることを自慢しよう
愛をしていることを誇りに思おう
愛しているよって惜しみなく言おう

愛されることも素晴らしいけど、それよりも
それをできる、それを持ってしている自分をもっと愛おし ....
恋をすると
文字を書きたくさせる
言葉が溢れて、止めようともしない
同じような意味のことばかり
どうしてこれだけの言葉しか持ち合わせていないの

理由はない
愛することに
ためらうこと ....
去年の十二月にしたこと
セフレ全員と縁を切る
最愛だったひととの連絡も断つ
海外へ行く

一度、すべての扉を閉めたあと
ひとつだけ、開けた
私の、私による、私のための、扉

そして、 ....
キミは起きない
間になにもかも奪われていく
時間も欲も
春のひかりも
妄想する
文字で欲情できるほど
恋しいひと
遠いひと
日常に、たくさんの、たくさんの光が射す

知っていることは多くはない
明日のことも分からない
普通のおんなのことして生まれたけど

ねぇ
だけど
愛しているよ
それだけは確かに
わ ....
神様、

 触れたくて
 触れられなくて
 だから孤独じゃない

 ただ黙って
 見つめあって
 微笑んで
 満たされる
 やさしい眼

 知らない匂いのする言葉は
 わたし ....
好きになったおとこのひとのことは
いつか好きでなくなる
または
いつか忘れる
今のところ

好きになったおんなのひとのことは
一生好きなまま
または
一生忘れない
わたしの場合
 ....
今日見ただろうか
雲のはじがちりちりと燃える
あの{ルビ橙=おれんぢ}に光る空を
その輪郭をきれいに縁取られた雲は
千切った花びらのように
ただ静かに在った

その眼に映るよう
携帯電 ....
春のその先を知らない、ただの子供でいたかった

背中に生い茂る新緑の草花が
私の呼吸を救っている
立ち止まって、空を見上げる
なんとなく、聞こえた気がして

 +

少しずつ春を感じ ....
他人を愛することが難しくなってきたなぁ、と感じる今日この頃

昔の私はとても幼く(見た目もさることながら
すべての望まない結果は、自分以外の誰かのせい
押し付けがましい愛に似て非なるものばかり ....
乳房の膨らみがすきで
何枚も写真を撮った

今、手元には一枚もない
誰かのどこかには残っていたりするのかな
それは喜びでもあり
どうでもよかったり

美しい森の中を
小屋に続く列には ....
闇は、音を孕まない
息は、衝動を忘れない
私は、その背中に触れていたい

光は、絶えることがない
海は、愛そのもの
君を、永遠とは呼ばない
ただ、詩と呼ぶ







 ....
扉を閉めたら
別の扉が開いた

何度もくり返し、道となる
愛すべき人生
声に、出せないでいた
すべての想いを

他人のしあわせは祈れない
どうでもいい
泣いて目の覚める夜も
透き通るような光に溢れる朝も
すべてが、思い通りにいかない世界で
自由に、素直に、 ....
「このままここにいたいとも思わないし
日本に帰りたいとも思わないなぁ」

いつだったか
タイからの国際電話
夏の一人旅に出かけて
いつも通りの様子で話す
その声やしゃべり方で
表 ....
もう、すっかり寒い
あたしは、いつも通り
見えなくなるまで立っていた

笑えないってこのことだ
同棲を始めたって
なんであたしスイートポテトあげたんだろ
全部自分で食べればよかった

 ....
イチカワナツコ(368)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
■キミ文書グループ15/1/12
■孤独文書グループ14/3/20
■カコシ/リライト文書グループ12/1/23
■inner child文書グループ07/9/29
投稿作品
雨の夜自由詩3*19/10/4 0:43
泣く手放した花を自由詩4*19/9/3 20:34
嘘なんて自由詩116/12/24 0:03
年上自由詩2*16/8/31 21:12
いく、ということ散文(批評 ...2*16/2/26 22:27
指先だけでもいい、ただ自由詩516/2/14 22:10
逃げ場所自由詩6*16/1/26 20:29
すべての愛するひとたちへ自由詩2*15/12/31 15:06
それはとても美しい自由詩7*15/8/24 23:32
さんじゅうにさいになる私自由詩4*15/7/5 20:48
i am ...自由詩1*15/6/14 15:50
NO LOVE, NO LIFE自由詩1*15/6/5 21:32
あぁ、そうだった自由詩615/4/21 23:04
恋をしているすべてのひとへ自由詩3*15/3/30 22:38
息が止まるまで自由詩2*15/3/22 13:57
愛のはなし自由詩215/3/20 20:24
自由詩115/3/20 19:13
自由詩615/3/16 22:38
春の匂い、愛すること自由詩215/3/15 19:32
神様、自由詩215/3/9 17:19
おとこのひととおんなのひとの好き違い自由詩2*15/3/7 20:05
カーネーションスカイ自由詩3*15/2/20 13:48
春のその先自由詩215/2/19 23:40
31歳の女の現状散文(批評 ...1*15/2/1 22:14
ひとりごと自由詩6*15/1/30 22:40
君を、自由詩4*15/1/17 21:10
愛すべき自由詩315/1/15 22:58
最後の詩[group]自由詩3*15/1/12 14:00
国際電話[group]自由詩314/12/22 16:18
あたたかい匂いの光だけ自由詩414/10/28 0:51

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