風の旋律
青が立つ
駆けた約束
果てしなく

目眩覚えた
無地の花
想いが魅せた
朝露が
そっと花びら
染めた空

自然と共に
歩む日々
見上げた意識
堕ちる意思

 ....
拝啓

後ろから鈍器で殴られるような日々が続いていますが、いかにお過ごしでしょうか。

ペンを走らせているこの瞬間に、新たな生命は産まれ、また散っていく事を考えると、私の今は何だろうと疑問に思 ....
ぐったりとした曇天が
ハァハァと息を乱して
心に海を繁殖していく

腐った本音は体を捻り
濁った言い訳は舌を切り
焦った嘘は目を泳がせた

動脈に杭を打てば
色鮮やかな不機嫌が吹き出 ....
お国のためにと兵隊さん
家族の写真を首からぶら下げ
敵国目指して進めや進め

かたや敵国兵隊さん
家族を守るためならば
命なんぞ惜しみやせんや

大事なものは皆同じ
失うものは二度と ....
夢の続きは幻と
想いを連れて花となる
名もない小さな花となる

サラサラなびく風にのり
辿り着くのは焼けた空
笑顔も涙も引き連れて

春夏秋冬巡るのは
ドクリと鼓動を震わせる
無垢 ....
硝子の様な海の中
小さき命の灯火は
硝子を突き破る事もなく
無情に海の屑と消える

悲劇を涙で拭えるならば
絶えぬ涙を下さいな
一生分の涙じゃ足りぬ

溢れんばかりに世を巡る
目に ....
櫻花 葵(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩121/10/7 18:45
手紙自由詩221/4/6 12:29
雲に溺れる自由詩121/4/6 7:27
自由詩318/2/22 21:32
春風にのって自由詩118/2/22 21:26
自由詩118/2/21 20:25

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