いよいよ何かにならぬときが来て
期待していたような、羽も{ルビ角=つの}も爪も牙も生えなかった
自ら首を括った同い年の匂いが残る面接会場で
信楽狸とおじぎ福助と招き猫に
頭の先からつま ....
あいどるきらい。 私よりきらきらしてるから。
あいどるきらい。 私にできないこと全部できるから。
バンドを組んだ。 文学を読むようになった。 詩だって書いた。
だけど、眠って起きれば、台所の ....
死にたいのではない、生きたいのだ
生きたいのではない、行きたいのだ
それはどこなのだろう
壁の向こうなのだろうか
まだ足を踏み込んだことのない場所なのだろうか
行く先を白いワイシ ....
0.05sec.