辞書の単語の順列組み合わせで
気持ちが伝えられるなら
苦労はしないもんだ

彼らは読み取ることをしない
表面をなぞってわかったフリ

そうすれば自分は
高いアンテナがあると言えるって
 ....
勝手にしやがれ 言葉なんか自由だ
だけど俺はお前らの文字列に迎合はしない
空っぽを掴み取ってこねくり回して
料理ができたように見せつけるコックども
それをありがたがって食う連中
理解する気も ....
水たまりの中
一つの個体が終わりを迎えるのを見る
それを横目で見たまま
アイスティーを飲む

所詮それと変わらない
わたしが終わろうと
誰も気に留めやしないんだ

「ダスター貸してく ....
誰も見やしねえこんなの
自嘲と過ごす舞台袖
出番の声は目覚まし時計
無理やり自分で幕をあけて

才能の一人芝居
最低の一人舞台
くだらないナイトショー
演者なんてコミュ障

そっと ....
青と赤の紫陽花は片翼
紫になって
やっと初めてバランスがとれるんだってさ
未完成な赤紫陽花
青を探して飛んで
見つからずにおちて
水たまりに花びら散らしてるんだけど
まあそんなことどうで ....
空をみて
月がでていたからって
それがなんだというの
足元みてないとあるけない
ってきみはいうけど
小銭探しがごとく
地面ばかりみてたって
あぶないとおもうけどな
山の上で呼ぶことは
わたしにはできないけど
あなたの行く道の途中に
いくつも花を植えておこう
その道がたえないように
いつまでもどこまでも
真昼に月が出るように
青空に咲いた星の花
私は君を探していたよ
太陽に負けない君の輝き

手に入ることはないだろう
それでも眺めさせてくれないか
気が向いたら合図を送って
地上 ....
いつ爆発するかわからない
感情を抱えている
不安しかり
怒りしかり
マイナスの感情ばかり
溜め込んだ火薬庫
そんなものになりたかったわけじゃない
もしもこの泉が
涸れているのだとしたら
埋めるでなく
掘り返すでもなく
周りに木を植えようと
思う
生きる
生ききる
息切れる
それでも生きる理由は何故

未来があるなんて信じてないよ

生きる
生ききる
息切れる
それでも生きる理由は

ただ 死ぬ理由もないからさ
ポリアモリーのコミュニティに
属したかったと思った
みんなが愛し合えるなんで
幸せだと思った

だけどそこにはわたしの大好きなあなたたちはいないから

息苦しくても肩身狭くても
ここで ....
朝のカフェ
ハニーカフェオレ
安定剤
紫煙燻らす
あてもないまま
叶わぬことをする楽しみ
叶わないから楽しんでいられる
君は君の幸せを
わたしはわたしの幸せを
そうしてただじゃれあうだけの関係
紫煙を燻らす朝
じかんがなくてもやめられぬ
無理やり流し込む朝食
そうしてわたしは仕事に向かうんだ
現実はわかっている
ただ1日に5時間の夢を

小さな世界に生きていた
私が外に飛び出した
そこで出会ったあなたに
たくさんの幸せをもらったんだ

24時間のうち
19時間は現実
ほ ....
何もかもが無駄だ
生きているだけ無駄だ

金遣いの荒さ 過食 苛立ち
そんなことはすべて無駄だ

わたしのやることなすこと
すべて無駄とおっしゃる方々
ならば私の生も
すべて無駄だと ....
こどもたちか
いい年したおとなたちか知らんが
感受性の制服着て
隠喩を教科書に
無意味の羅列の学校に
隊列なして通っている
氷点下の空から、シャーベット状の月が、地上眺めて苦笑い。
そんなところで寒いとか言うなよ、なんて。

遠くで木星が、白い息を吐くような、夜明け前。
いまこうしていることは
大気のない宇宙で
大声張り上げて叫んでいるのと同じかもしれない
届かない 意味がない

だけどどこかで
同じように叫ぶひとが
いるかもしれない

もし広い宇宙 ....
井の中の蛙だったのさ
大海に飛び込んでみたら
周りはたくさんの生き物であふれていて
埋もれてしまうだけの存在

されど空の深さを知る なんて言ったのは誰だっけ?
空の深さすら知っているかど ....
私を打ちのめすような
強い何かを探していた
打ちのめされて立ち上がる力をくれるような
強い何かを探していた

だけど実際私を打ちのめしたのは
自分が認められなかった
ただその一点だけだっ ....
誰もが自我の紐をとく
雨の夜に
垂れ流された意識の濁流に
気が触れんばかり

眠ってしまえば
自らも紐をとけば
無意識という堤防に
守られてしまうのだろうが

垂れ流された意識の濁 ....
本当に勝ちたいものは
他人なんかじゃないんだ
本当に認められたいのは
他人になんかじゃないんだ

自分が自分の最大の理解者
そうであったはずなのに
最近どうも様子がおかしい

自分が ....
他人の若さなんてものに
打ちのめされる気などしないよ
若さは時として拙さ
若さは時として無知
だから打ちのめされたりなんかしない
そう信じていたんだ
そう信じていなければ
自分の老いに打 ....
なんの肥料にもなれず
ただの炭酸カルシウムと化す
ヒト

水に溶けは
すこしは土壌改良剤にでもなるのか

死してなお
何も残さなかったと言われるのは
嫌だ

せめて
何かの爪痕 ....
凡庸な言葉の花束に
なんの価値があるのだろう?
いくら集めたところで
枯れてゴミになるだけじゃないか

そんなことを考えていると
自分のペン先から流れ出ているもの全てが
所詮ゴミ処理場直 ....
プラスになろうなろうと
生きよう生きようと
前に進もうとするの
それでも気がつくと
押しつぶされるように重なるストレス
ベクトルの合力はゼロをこえマイナスへ

プラスになろうなろうと
 ....
あなたには確固とした道があり
立派な道標もある
でもそれはあなたの道標
私のではない

あなたの道標では
私の道は歩けない
どんなにおぼつかない足で
曲がりくねった道を歩いていたとして ....
いろいろ泣きたい
いろいろな期待
泣きたいのは期待してるからなんだろうか

期待するから裏切られるのか
それでも期待したいと思う

傷つくのは怖い
期待しなければ
裏切られなければ
 ....
天竺葵(31)
タイトル カテゴリ Point 日付
アンチテーゼ自由詩224/4/16 2:50
言論統制の向こう側自由詩122/4/16 15:29
カフェの水たまり自由詩220/11/28 15:32
夜の空回り自由詩120/6/30 10:00
片翼紫陽花自由詩019/8/13 19:07
視線の先自由詩219/8/13 19:02
ANSER自由詩119/4/17 1:23
青空・星空自由詩119/3/7 17:24
火薬庫のように自由詩418/1/18 23:28
植林自由詩418/1/18 23:25
息切れ自由詩117/8/30 14:19
polyamory自由詩017/5/16 7:49
或る朝短歌017/5/16 7:44
叶わぬこと自由詩017/1/26 6:41
ある日の朝自由詩017/1/26 6:34
1日5時間の夢自由詩116/12/10 16:51
或いは遺書めいたもの自由詩016/2/18 21:02
感受性の制服自由詩115/12/5 13:06
無題(仮題:苦笑い)自由詩115/12/5 12:49
宇宙で叫ぶ自由詩215/12/5 12:46
所詮は自由詩115/11/29 18:30
打ちのめされることなど 2自由詩015/11/29 18:22
無題(仮題:意識)自由詩115/11/26 4:08
ほんとうは自由詩015/11/26 3:40
打ちのめされることなど自由詩115/11/26 3:30
死してなお自由詩115/11/24 17:20
言葉の廃棄物自由詩215/11/22 22:44
無題(仮題:生のベクトル)自由詩015/11/17 18:55
無題(仮題:道標)自由詩215/11/17 12:54
無題(仮題:期待)自由詩315/11/15 12:28

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