そう
せめて、こういうことでありたい
ノートと鉛筆 2本の脚と
このへちまの頭

歩く  歩く
歩く へちま

このへちまは
最近、物を語ることが
すっかり苦手になって
嘘を ....
その子はただ生きたいと泣いている
地球のはるか彼方で
戦火に追われ 飢えに苦しみ
泣いている

宗教は知らない 
その子が何の神を信じていようと
たぶん 信じない
でもその目から口か ....
わたしも何か
わたしも何か
と思う夏
生まれてきて いつかは枯れていく
あの草は
わたしと出会えたことを
知っているだろうか
何も気づかず 何も気にとめなくて
ただ生き 息づいているだけ

息絶え絶えで
天に伸びる その ....
ぼくは シリアで生まれた
たくさんの爆弾で 家が壊され
たくさんの人が 死に
父さんと母さんと シリアをでた

シリアをでて、トルコを歩き
港町で父さんは
高額の費用を支払い ボートに乗 ....
このあたりまえの しあわせは
世界のどこでも
あたりまえではない
ふつうでいられる しあわせは
今この2015年 にほんの
わたしの しあわせ
水がうかんでいる
水がくっきりとうかんでいる
水がすっきりとうかんでいる
ここは35000ft
ー42度の世界

水はすっきりと浮かんでいる
水は湖のあるところに浮かんでいる
水は都 ....
Miumi深海(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
へちまは歩く自由詩415/11/20 21:22
泣き顔は自由詩115/11/10 21:34
わたしも何か自由詩215/11/9 20:53
あの草自由詩115/11/8 22:17
アイラン自由詩115/11/8 13:46
2015年4月16日自由詩415/11/3 20:53
自由詩715/11/3 16:36

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