まぶたが腐り落ちるほど泣いた
朔が満ちて三日後には丁度半分
世話焼きよってたかって混ぜ込んで
できるはあなたへ向かうまじない
善意の蠱毒だ吐くまで喰らえ
あたしの優しさ愛情友情すべて ....
どこか遠くできみが
笑っているのを確かめて
ぼくは手に吐き出したエゴイズムを
ティッシュにくるんで捨てる
願わくば死ぬまで
薄暗い愛情をきみに
どこともしれない場所で
いまがいつなのかもわからないままうずくまっている
うすいはいいろをした水を飲み込む
立ち込めた霧を食べているような気分になる
青と灰とが入り混じる
薄暗い湖の ....
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