こまる
こまる のよ
それを 言ったら
わかる でしょう

金色の重なりも
あかい揺らぎも
ヴィリジアンな歩みだって

 ....
空が鳥を食んでいる
大地が樹木を食んでいる
愛が私を食んでいる

口腔を歯磨き粉で満たせば
ガス室での緊張
その後に訪う弛緩が
菌と異国の灯火を
消失させるだろう

何枚もの便 ....
きみのまぁるい頬に
ぼくのこけた頬と
疲れた心をあずける

たちまち
宇宙と混ざり合う
ぼくだけでなく
きみも 宇宙も
一切の記憶を失い
彼方まで届く光 
消えない光となる

 ....
一切風が通らない部屋で息を乱していた
スチールデスクには埃が湿気を含み固まっている
東南アジアで押し付けられた色鮮やかな花器は
様々な銘柄の吸殻が横たわる墓地として
ただただ存在する いずれは ....
Vanilla ice お願いよ!
不揃いな フィソロフィー もういらない

Vanilla ice 答えてよ!
黒寄りな クオリティー どう死ねばいい

冷えた朝と バイクの音で
意味 ....
発泡酒に浸された義父が
激昂とほぼ同時に
LARKのボックスを握り潰す

いよいよ左耳が切り落とされる
くだらぬ予想を右耳が送信する

ペリペリペリペリ
無頼な前頭葉の継ぎ目は
 ....
コハル(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
ふたりのカンバス自由詩117/11/7 2:19
錨としてそれは重すぎもせず自由詩1*17/10/6 10:39
やわらかなひかり自由詩2*17/2/1 22:20
終点自由詩3*15/8/10 1:43
搾乳は信仰自由詩1*15/8/5 23:18
メープルシロップ自由詩3*15/6/30 22:32

Home
0.05sec.