サイレンが鳴って校歌が流れる
テレビの中で夏の甲子園が終わっていく
あの時打てていればなんて思ったりする
何年経っても同じように思うだろうけど
日々あの時は少しずつ色あせて
寂しい色に変わる ....
夏の海の砂浜で
僕は灼熱に耐えかねて、防砂用の竹の柵に隠れていた
その隙間から見えた
小さな子供が
何度も足をとられながら、太陽の下、負けずに歩き回っている
高らかに声を上げ、はしゃ ....
目が覚めた
たくさん汗をかいて身体が乾いてるのが分かる

ムクッと上体を起こし、30秒の沈黙を経て一階へ降りた

洗面台の前に立ち、目をこすり鏡を覗き込むと、疲れていてちょっと不幸せそうな顔 ....
深緑のスーパーカブをぶるぶると走らせて
夏が充満した空気を切りながらメロディーを探していた

作曲というのは楽器鳴らしながらするタイプの人と
楽器を持たないで頭の中でするタイプの人に分かれるけ ....
単音が積み重なって、コードになっていくように
不運が積み重なって、卑屈になっていくように
努力が積み重なって、成果になっていくように
怠惰が積み重なって、堕落になっていくように
言葉が積み重な ....
諦めてしまったもの
キーボードを叩け真夏
アニメソングフレーズ
外へ出る太陽の歌
LINE未読
諦めてしまったもの
くだらないと感じる心
一瞬の連続から抜け出したい心
ポロポロの言葉
 ....
あおたん(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
スイングアウトメモリー自由詩315/8/20 15:24
見つめる先自由詩315/8/12 10:03
水分補給自由詩015/8/10 8:24
自分だけの景色自由詩015/8/9 23:41
言葉が積み重なって詩になっていくように自由詩315/8/9 2:00
オールファインダーエクスペリエンス自由詩115/8/7 17:35

Home
0.02sec.