あおい がうかぶ
みなもの まばたき
あなたをおもうように
ささぶねをうかべる

ゆれる かげろう
はんしゃする せかい
りょうのてで つつむ
その いっしゅんが
ひどく いとおしい ....
連鎖した
海鳴り
水泡が漂う
宇宙みたいな空間
息をする二人
世界から
突き放されても
構わなくて
服の繊維まで
染み渡る
言い訳の
水玉模様
嘘を嘘で
塗り固めて
僕は まだ
はだかの王様
続けている
点滅を繰り返す
あたしの器官
緩んだ表情
お日様が隠す
触れたら
十を忘れちゃいそうなくらい
ざわめく
良い意味で
苦しい
揺れる各駅停車
泣けない午後6時
フライデー、夜は長いよ

それは人生最大の思春期で
どうしようもないことを考えていた

単純で複雑で
複雑で単純で
答えのないことを反芻する

 ....
あたしに うたうこと が できたなら
せかいを かえられる のに
 
あたしに ことば があったなら
だれかを すくう ことが できる のに
 
ノスタルジアのなかで
ねむっている
し ....
青い視界に
生まれた白が
消えないように
そっと水泡を浮かべる

いつだって
始まりは
静寂に包まれていて
はかない

小さな産声を
並べていく
孤独だっていうことを
気付か ....
色のない砂浜
連鎖する海鳴り

仰向けになったわたしは
ガラス瓶の秘密を抱えて
眠りにつく

冷たい風が頬をなでる
時間が止まって
いつしか感じることもなくしてしまった


色 ....
倉持 ひな(8)
タイトル カテゴリ Point 日付
おもい自由詩014/10/26 10:34
幸せ自由詩314/10/19 12:48
はだかの王様自由詩314/10/19 12:48
こい自由詩114/10/18 8:40
ファーストホームシック自由詩114/10/18 1:38
才能自由詩214/10/17 17:35
born自由詩214/10/17 5:52
la fin自由詩414/10/16 22:47

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