それに、憧れた。
それは、ぶかっこうに汚れていた。
軽蔑にあたいすると思った。
それは、罪だと思った。
でも、僕はそれを愛した。けど、ろくなことなんかない。

でも。今も愛してる。
それ ....
夏に祭に行って捕ってきた金魚が3匹。小さかったのに大きくなった。張り切って買った水槽は
汚れているのに。3匹では物足りないとペットショップで買った500円のこじゃれた2匹の金魚は早くに死んでしまった ....
モヒカンにピアスが天を崇める
そんなやつと会いたい
きっと言われるだろう
腰抜けって
自らを犠牲にして世界を救った人
そんなやつと会いたい
きっと言われるだろう
あなたこそ私が救いたかっ ....
色々なことがありました
でももう少し
いやまだまだ欲しいのです
いつまでたっても消えることは無いでしょう
僕は生きてる
何をするかはどうでもいいの
あなたはあなたでいてほしいから
好きなようにして
それすらなくなったらい今まで以上に
私を愛して
私は今まで以上にあなたを愛せるでしょう
だってあなたは傲慢だか ....
ちっこい白と赤の金魚
ちっこい赤の金魚
それより大きい赤の金魚
目の飛び出た黒い金魚
妙に細長い白と赤と黒の金魚
ぶくぶくと飛び出す泡っ粒
広がる水草と背の低い尖った造草
みんな仲良く餌 ....
鈴虫がばらばらにないて
鳩がまばらに飛んで
脱け殻になった月が雲に隠れて
来たばかりの朝が消えていく間に
あなたのことを思い出せて本当によかった
想像を振り絞り
偽善の思想にキスをする
曖昧を食い物にして
歩く犬を嘗める
あははははは
これも
いい夢
目がいたい
頭の右後ろがいたい
関節がいたい
仕事をサボりたい
親を捨てたい
明日の天気が知りたい
過去を知りたい
歌いたい
殴りたい
許されたい
思いたい
忘れたい
目がいた ....
どこか霞んでく明日に
目を細めて笑うそんな日々
何も無いと思ったって
それだけじゃないことわかってる
どちらかと言えばね
あの日に戻りたい
でもね戻ったって何も始まらない
さらば愛しい日 ....
僕はあなたに対して
誰かえの償いをしている
あなたは僕に対して
誰かえの復讐をしている
目の前に浮かぶ
今にも消えてしまいそうな
透け透けな亡霊を
重ねようとしている
瘡蓋を剥いで
 ....
甘すぎる果実は嫌い
べとべとするから
沢山の蟻が寄ってくるし
喉が渇く
どんだけ満々た色をしていても
僕はそれを嫌う
でも専門家ではないから
食べてみないと解らないので
すごく喉が渇い ....
ひとこと ふたことで
かたづいてしまいそうで怖い
そんなつもりも 
はずもなかったけど
あー どうだろう
もしも
もしも
もしも
何かないの
もしも
もしも
もしも
何かないのに
もしもが
明日に繋がるなんて
思ってもみなかったよ
覚えていられるのは
ほんの少しのあいだ
一呼吸するたびにね
少しづつ少しづつね
新しく消えていくね
都合よく消化なんか
したくなんかないの
過去が僕色にそまる
それは朝が来るよう
そ ....
シャボン玉1000個
一息で出せますって
書いてあるシャボン玉を買った
入り口は一つで出口は5個
あの子がいくら吹いても
523個が最高
なんどやってもね
なにが1000個だ
嘘つき
 ....
別にやることもないし
目がさめて動くだけ
すべての道理や嘘も
俺には関係ないよ
まともに死ねるかなんて
まったく思ってないよ
だけど出会ったあなたとは
楽しくやっていたいの
僕は嘘つき
君は嘘つき
でもさ
お互いに
よかったと思えるように
生きて行こうね
赤色の三日月が出た夜に
あの子は遠くにいった
過去と少し前の過去を残して
つらかったのか?
さぞつらかったのだろう
でもあの子の過去と少し前の過去の間を僕は知らない
無邪気に笑う子
笑わ ....
命があるから心があるんだけど
心があるから命がある
風が通ってゆらゆら揺れる
小さな草みたいに
気がつけばここにいるんだけど
太陽から力をもらい
水を吸い上げ
静かに夜に包まれて
朝を ....
おはようおやすみ
自然にそれが言える相手がいれば
それだけでいいきがする
おはよう
おやすみの間に
吹く風はさらさらとは言わない
もう忘れてしまったんだけどどんな風に笑いあったとか
どんな話しをしたとか
いつも繋いでた手の感触とか
いつも作ってくれてたご飯の味とか
どんな体だったとか
あなたのやさしさとか
長い間一緒 ....
寂しいから一緒にいた
居ないよりましだから
そう思ってたけど
そう言われると何か悲しかった
わかってる
何もわかってない
知りたい
知らない
かさならないから重なる
夏らしい夏の日なんて 
数日しかないし
秋らしい秋の日なんて
数日しかないし
冬らしい冬の日なんて
数日しかないし
春らしい春の日なんて
数日しかない
時間に正確な体は心を置いて
そ ....
風の無い朝
動いていたのは人間だけ
緑も空も犬も
静に息を潜め
耳を済ましているというのに
浮き足だって
僕らは何処に向かっているのだろう
すこしだけ静になればいいのに
それだけでいいのに
生きることは
うるさい
引き寄せられるように
またそこにいる 
いつもそこにいるよ
またそこにいるよ

朝の蝶々は
静に飛ぶから
 ....
嘘つきはみんな死ぬ 
だからみんな死ぬ  
その中にある真実が
それを曖昧にする 
知ってるよ 
そんなこと  
ただそれだけというには
もったいないよ
反転した蛍 
朝せっせとヒカル
誰にも知られずに
太陽に焼かれる 
せめて似たようなものが 
同じ場所に落ちますように 
反転した世界を 
ともに眺める少しの時間が
与えられますように ....
むしゃむしゃと食べる
むしゃむしゃと食べられる
食べるところが無くなればおしまい 
食べられるところが無くなればおしまい 
僕にはまだ食べられるところ 
残ってます? 
指を動かして 
捕まえて 
握り潰さないようにして 
優しく摘まんで 
太陽にかざして
透けて見えるものが
僕です
こいち(54)
タイトル カテゴリ Point 日付
それ自由詩016/3/16 21:10
あの日の事は覚えてない散文(批評 ...216/3/16 20:17
夕方にキス自由詩116/1/15 20:06
僕は生きてる自由詩115/10/3 5:59
532自由詩115/10/3 5:32
金魚の水槽自由詩215/10/3 4:32
車を降りて300メートル自由詩115/9/30 7:06
いい夢自由詩015/6/28 3:31
目がいたい自由詩015/6/26 2:49
ぽたぽた自由詩015/4/29 18:47
二人の1人自由詩015/3/12 8:26
甘すぎる果実自由詩115/3/2 7:30
はな自由詩014/12/17 20:34
もしも自由詩014/10/20 19:37
朝の15分間自由詩214/10/18 2:01
シャボン玉自由詩314/10/16 20:16
ごきげんよう自由詩014/10/15 22:06
嘘つき自由詩014/10/2 20:10
赤色の三日月自由詩114/9/29 23:28
願い自由詩2*14/9/27 23:00
さらさら自由詩214/9/20 19:11
数年自由詩114/9/17 18:57
好きにはならないって最初に言った自由詩214/9/17 5:23
秋の虫自由詩114/8/22 2:18
風の無い朝自由詩214/8/11 6:44
朝方自由詩214/8/7 5:56
ニンフェット自由詩014/6/14 10:20
自由詩014/6/11 2:57
むしゃむしゃと自由詩414/6/4 3:50
蝶の羽自由詩214/6/3 23:08

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