まっすぐでゴツゴツの
こんな壁みたいなところで
いったい君は
誰のために咲いているの
誰のためでもなく
自分のために咲いているのかな
あなたの手は、絶縁体なのですか。
だから、僕と手を繋いでくれないのですか。
優しいですね。
けど、僕の気持ちが無くなろうとも。
繋げれたら幸せで。
そのまま消失しても構いません。
あなた ....
少し古ぼけたポストをみたら
なんだか昔に手紙が届く気がした
送るならば迷わず自分へ
私へ
たくさんの言葉を紡いでね
私より
一枚の花びらが
私の前を通りすぎ
新しい一年が始まった
こんなドラマチックな出来事が
これからたくさん
待っているといいな
漸く手にした教科書は
弟よりも重たかった
最初の挫折は三歳になる前で
最初の絶望は五歳の頃で
最初の贖罪は十二歳の秋だった
繰り返し踏みつけた水溜まりは
次第に黒くうねる海へと成長していたし
繰 ....
黒い川面には
ビルや橋の
色とりどりが映っている。
その中の点、
たとえば
赤
にでもいい、
なれることができたら、
もう
橋なんて
渡らなくていいのに。
打ち寄せる波のような
灰色の雲
この雲のむこうに
青い空があるなんて
思えない
今は
飛び立てはしなかったけど
花が咲いたね
でも本当は
飛びたかったんだよね
私の、お守り。
私の、頭痛薬。
出逢って、私は。
少しずつ。
オトナになってった。
切れることは、ない。
腐れもしない、縁なのですから。
つのるおもいは色褪せることを知らず
思い出はあの日のまま
きらきら きらきら
狭い籠のなかにいるはずなのに
手をのばしても届かない
なにも 触れない
そこは真夜中の暗闇
枝の先から
飛び立とうと
しているの?
まるで
小鳥のように
何となく
心が
晴れなくて
でも
泣きたいほど
でもなくて
雨のしずくで
間に合わせてみる
生きていたくないけれど
死にたくもなくて
この空のように
私だけの空のように
この世界に
「存在」したい
ゆらゆら揺れる
マツバウンラン
か細いけれど
ホントは強いよ
ちょっとよそ見を
しているすきに
あなたの心を
埋めつくす
歌うように
咲いている
心地よい
リズム
高く低く
強く弱く
命の
リズム
これは、あなたがくれたもの
あなたは栞と言ったけど、
これはわたしのおまもりです
すきと言ってくれた時、くれたもの
生きてきて、あなたに会えた
わたし、知ってるんです
わたしがこの世に生 ....
ミントの茂みの中に
もぐり込む君
そんなところに
何かあるの?
カナヘビの赤ちゃんが
びっくりするよ
生まれたての
葉っぱの間から
きらきらと
降ってくる
やさしい力
この手に
青紫の風ぐるま
くるくる回る
この心
誰も気づかぬ
庭のすみ
ひっそり花を
閉じていく
またきょうも
ぼんやりと
1日が過ぎて
いろんなことを
他人のせいに
したくなる
はやく
立ち上がれ
わたし
見上げれば
ほら
こんなに
きれいな空
このお守り買ってから
勉強するようになって
あんたと同じ高校にも入れた。
んで
告って
今にいたる。
だからこのお守りが
あたしの縁結び。
あなたがいれば
あたしの世界は
かわる
桜の樹の下、
何にもないよ。
だから、見上げよ。
綺麗な夜桜。
大好きだよ
に 含まれた
何%かの
憐れみ に
冷めていく
恋 心
全部で 僕を 愛してよ。
ほら
ここにも小さな春が来たよ
半額セールの盆栽だけど
私よりずっと
長生きするかもしれないね
不確かな空にむかって
精いっぱい手を伸ばす
ほんの少しずつだけど
空に近づいていく
去年は、フェンスの内側から、
桜を見ていた。
今年は、フェンスの外から。
たった一年で、なにもかも変わった。
「この桜さえもなつかしく思い出す」
去年書いた文章。
....
女の子なんだからタバコやめた方がいいよって言うけど
あんたの方こそやめた方がいいよ
ただでさえ男は寿命が短いんだから
子供つくって家族やってる未来も
縁側でお茶すすってる未来も
全然遠す ....
甲羅がぽかぽか
あったかい
小さくたって
確かなしあわせ
88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128
【携帯写真+詩】携帯メールでの投稿
0.45sec.