あなたは
この道を
ふたりで歩こうと
言ってたのに
嘘つき
でも
嘘つきは私
そんな日がくるなんて
信じてないのに
微笑んで
頷いたのだから
恥をしのんで撃ったんだ
晴れろ
空
光が弾ける
世界を映すために
光が発生する
みちを照らすように
食べれば食べるほど、
百年の酔いも冷める、
ような気がする今日の肴、
とても美味しいはずなのに、
箸が止まってしまうのは、
きっと、僕だけじゃない筈だ。
きっと、僕だけじゃない筈だ。
エアポートには感傷的なものがない
暮らしのなかにそれはないからだ
曇り空だけがちょこんと光景に座っている
仕事先が
大連であろうと
シカゴであろうと
名古屋であろうと
僕じしんの
能 ....
赤い靴を履いて
待っているの
もちろん
異人さんを
水面は
揺らめいている
でも
その下は
沈殿して
何かが蠢いている
今にも出てきそうに
だから
誰か助けてくれないかな
異人さんじゃなくてもい ....
東京はまだ
日中は蒸し暑いらしい
シカゴでは北米だけに
ぞくぞくするくらい気持ちのいい
ひかりや風のなかにいる
スタバで資料をやっつけるとするか
異邦人の特権で
道行くひとをいつもより
....
きのうは昼から雨だった
きょうは朝から晴れている
くもひとつない
大通りのよこの公園を歩く
りすが赤い実を両手でもったまま
地べたに垂れた枝をするするとのぼった
いつも思う
アメリカの空 ....
中学生のとき
地理の授業で印象にのこった
五大湖ということば
大人になり
たまにシカゴに来るようになって
それはますます
牧歌的な響きをもつようになっていった
五大湖のひとつ、ミシガン湖 ....
白い僕
黒い僕
混じって 融けて
灰になる
蒼の世界に
ひらひらと
広がり舞う
きらきら
太陽を隠す 僕は
綺麗ですか?
月が綺麗な筈なのに
どう考えても
街燈の方がまばゆくて
少し
ちょっぴり
悲しかった
君の目線には
いつも風が吹く
スカートの裾から
逃げて行く 夏の色
少しずつ
高くなる空に
ほんの少しだけ
背伸びして
昨日よりも多くの
風を 捕まえたなら
走る、走る
電池が無くなる ....
ただの光りの気まぐれ。
それが美しいと思える、僕たちは。
素敵なんだと思う。
霧雨が
降り続いて
やわらかな
ミルクいろに
包まれる
忘れてしまおう
どうせ幻なら
あのことも
このことも
あのひとのことさえ
きっと
幻だったのだから
みんなみんな
忘れてしまって
....
今日は
晴れるのかな
こんなに
紅色のグラデーション
でも
一瞬で
きっと
青空になって
ひと知れず
いつもの朝が来る
たとえ
どんな朝でも
いくつものいろ ....
9月の朝
静かに雨が降って
こんな朝
誰かが
大切なひとを思って泣いている
でも
大切なひとは
思われてることに
気づきもしないで
傘なんかさして
朝道を歩いたりして
想いって
ほんとに
届く ....
ぼくはこうして
かくれていますから
だけどそばにいますから
あなたがひとりを泣くよるに
ぼくはひっそりふうしゃをまわします
からからからとはしります
あたらしい風がふきますように
....
ちらちら
輝く
確かな夜景
どこまでも続いて
どこまでも
どこまでも
明かりのない
夜の道標
あの灯の下には
人々が暮らしていて
切ない
歩き出すなら
夜がいい
どこまでも
どこまでも
き ....
昼の情熱
夜の冷静
今ひとつの線上で
双方が交わる
子供の声も
雲の流れも
薄いベールの黒に
包まれる
風鈴の音に
星の瞬きに
一日の思い出達が
暮れていく
この光
全ての人の願いでありま ....
辛いことがあった
前を向いたら
夕日があった
前が向けた
自分が嬉しかった
ただ
笑えた
がった〜い。
わ〜、
かもすぞ〜。
観察室から
病室に戻った日
夕方
鉛色の空に
虹が出た
儚く
でも色鮮やかで
ガラスのような
こんなに
美しいものが
あるなんて
消えるまで
見ていた
鉛色の空に
滲んでいく
虹を
わたし ....
ワタシも
暗雲をおしのけて
誰かに
光を届けてあげたい
優しくて
あたたかい
光を
お花の僕かてな
きれーな
とうめーな
空に
触れてみたいんや
ホテルに荷物を置いて
もうすぐ日がかわる外に出た
この土地の名物だという料理と
この店でねかせた果実酒をたのんだ
サービスだと言って
小ぶりの林檎と小ぶりの茄子がでてきた
よくしゃべる女主 ....
一瞬で、感動を与える。
今だけは、主人公。
これ おまえ
これ おれ
そう言って
照れくさそうに
あたしに
キスをした、あなた
高ぇなぁ…
そんなに空に
近づきたいかい?
今から
雨が降るのか
雪が降るのか
星が降り注ぐ夜が来るのか
それはアナタの気分次第で無限に変わるよね
私は‥
波打ち際に作られた砂山
いつかのあなたのよう
私の胸の潮騒
いつしか海にかえって
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