息を吐く

真新しい白が
光を抱いてキラキラと
唇に溶けた


寂しさを消すように
この掌を差し出すと
綿毛のように柔らかな白が
指先を凍らせて
まつげにとまった

笑い声は幻想のなか
となりに風が並 ....
そこにも在るでしょ?

同じ光りが。
初雪
ふわりと風にのって

初雪
木々に街に
静かに降り積もる

初雪
この想いも
隠してくれるなら

初雪
胸の奥の哀しみをも

白く白く
優しく消しさってくれるなら
赤く染まる唇に 君は何をあげようか
鮮やかな髪で 顔を隠して
その笑みは僕以外 見せないで
揺れる瞳に映る 牙が眩しい
狼だって恋をする 愛を知る
束縛の熱に己を奪われる
その相手が君だっただけ
死ぬ ....
時に終わりなんてないけど

世界に終わりなんてないけど

何かが生きている限り

僕らに命血が流れている限り

此の世は綺麗だと

彼の世へ伝えられるんだと

歪んだ赤い地平線を見ながら

そう確信し ....
今日は
クリスマス・イヴ

空から
大きな
星が落ちてきて
わたしに囁いた

誰もが
ちょっと
優しくなるこの夜に
みんなが幸せになる方法は
ひとつ

それは何?

星は教えてくれる

誰もが幸せにな ....
雨に濡れる街

続くテールランプ

にじむ赤

隣で笑うきみ

遠く聞こえるカーラジオ

永遠に
このときが続けばいいのに


私は指先に針を刺す

にじむ小さな赤い点 ....
怨み、憎しみ、快楽、恐怖。

どんな感情を込めて。

引き金を引こうか。


ねぇ。


まだ、引き金に掛かってない指は。

どんな感情のせいなのだろうか。
問題です
この赤い糸はどこへ繋がっているのでしょうか
わかった方は緋月衣瑠香まで、どうぞ
みんな帰ったオフィスで
話しかける

もしもし
君は太陽なんだ

煌々輝いて
世界を光に染めて
命を育んでくれる

僕は影だ

黒々と形を作り
何も見えないように
形だけの存在


君は眩むくらい輝いていて

僕は其の分
色濃く形を残すから


君 ....
それは突然だった

わたしの半身が貴方で
貴方の半身がわたし

二人で一人
一人で二人

そんな
餓鬼でも解る夢を
見てしまった

貴方の左手は
わたしの右手に絡んで
わたしの右半身は
緩やかな熱を帯 ....
昼間、
カフェで考えた。

だめ、
このままだと
体に悪い。

指先まで
あのひとのことを
考えてるなんて。

でも
好きって言うには
こころがおびえて。

いったい
どうすれば
いいのかなぁ
全てを優しい
橙色に染めよう

暖かな彩のなか
胎児のように微笑んで欲しい

頬ずりをした風の唇に
掠めるようなキスをあげよう

今日の夕暮れのメロディは
秋の旋律と冬の第一楽章

子守歌を
髪の先に ....
あっと気づいたときには
避けようがなくて
エンドルフィン働いてくれたのか
やっと死ねるのかなだなんて
奇妙な喜びに背筋ぞくぞくしたのだけど
むりやり右折してきたクルマに衝突した瞬間
 ....
独りぼっちの部屋



冷たくなった指先は

よく動かない


ふと
甘い空気が欲しくなって

厭に重いカーテンをひくと

氷の窓ガラスに映る



真っ白な光



蛍光灯か
向かいの街灯か
はたま ....
何気なく
シャッターを押したんだ

そしたらさ。

ね?
すきなんです。 綺麗だね。

って

君がそう言ってくれちゃったからさ。

あたしにとって
この写真
最高傑作になっちゃったよ。
山茶花のさいた道

日本シリーズが

まだデーゲームの頃

巨人と阪急の

夕焼けの戦いを見ていた

たき火の匂いが

鼻をかすめる道

赤やら白やらピンクやら

いまじゃ歩くといえば

山茶花のいな ....
この世界に産み落とされてから
ずっと見てきた光

あの光を手にしたくて
必死に手を伸ばした
でも
この手が掴んだものは空気のみ
光はもっと上にいた

日々 背伸びをして悔しんだり
年々 背が伸びるごと ....
これだけは絶やさなかったんだよ

いつか大きな大きな輝きになる

希望の光
僕らは光りを作り出せた。

希望を照らすにしては、激しくて。

世界を照らすにしては、物足りない。

僕らは、この光りで何をしようか。

いつか消えてしまう光りを、ほっておくのは勿体ないから。

暖ま ....
私の部屋にどっしりと佇むピアノ。
昔は良く弾いて、楽しんで、少しずつ上達していったね。


けどね、


今は弾かない。


身体は感触を覚えている、ピアノの音(メロディ)を欲してる。
でも、心から ....
切り取られたそれらを、

繋ぐのは難しいけど。

それぞれに、

世界が在るんだと証明すれば。

それぞれはいつまでも、

輝けるんだと。

僕は想う。
春、
淡い緑で枝を覆う
そのあやうさ

風にそよぐ
そのかよわさ

夏、
日々緑を増して

青々と日陰を作る、その力強さ
ひと雨ごとに
たくましさを備え

秋、
見るたびに変化する、
その美しさ

人 ....
空を見上げた。

光があった。

月の瞳だ。

わたしを見つめ

世界を見つめ

全てを見つめる

月の瞳だ。

綺麗だ。

綺麗だ。

今日は昔の友人に

電話してみようか。
あの地平線へ
歩いて行こう

どこまでも
歩いても
近づかないけど

わたしは
歩いて行こう

もし
あなたが
一緒なら
嬉しいんだけど

ほら
朝陽が見えてきた
紅葉も
こんなに赤く

あのひとへの気持ちも
まだ暖かく

今はただ
冬がくるのを
そっと待つだけ

枯れ果てるのを
そっと待つだけ
もう
外へ出ていかなきゃ
この暗闇を破って

ずっと一緒だった
秘密や苦しみ。
悲しみや辛さ。
慣れ親しんだそれらは
友達のような安心感を私にもたらして

暗い繭から見る外は
まるで家猫が
じっと窓際 ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Ti Amo見崎 光208/12/31 11:41
ねぇ。狠志108/12/30 15:14
それは初雪のように風音308/12/27 19:59
Red hood little girl&wolf[group]愛心5*08/12/27 18:54
とりあえず[group]4*08/12/25 17:28
秘密風音308/12/24 9:02
SLEEPERいのせんと108/12/18 19:08
想撮空間「trigger。」[group]狠志308/12/15 17:27
想撮空間「問題です」[group]緋月 衣瑠香3*08/12/14 20:45
デバイスたりぽん(大...208/12/12 19:02
シルエット愛心15*08/12/11 13:12
ユメモノタガリ3*08/12/7 22:38
カフェで風音308/12/6 13:20
Go sweet home愛心5*08/12/4 21:42
閉ざされたひと恋月 ぴの18*08/12/3 17:42
似て非なるモノ[group]愛心4*08/12/2 23:18
奇跡3*08/12/2 15:59
そらが。狠志408/12/1 17:38
じがじさん。愛心6*08/11/30 17:00
山茶花のさいた道吉岡ペペロ208/11/30 15:53
想撮空間「背伸び」[group]緋月 衣瑠香8*08/11/30 11:32
想撮空間「光」 希望の光[group]そらの とこ4*08/11/29 23:47
想撮空間「ひかり。」[group]狠志308/11/29 16:06
思い出に…蓮川ヒロ208/11/29 8:45
写真と詩と。狠志408/11/28 20:19
吹き溜まり風音508/11/28 14:19
[group]愛心4+*08/11/25 18:06
地平線へ風音408/11/24 4:29
冬がくる308/11/20 15:45
外へ508/11/20 8:19

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