青白いこの世界は。
体調不良なのですか。
お薬は在りますか?
無いなら、皆でこの世界を愛しましょう。
世界に、ハグを。
世界に、キスを。
その風の名前は知らないけれど
黄色い砂を連れてやって来るその風の後には春が訪れることなら知っている
そこが何処に在るのかは知らないけれど
3月の空の青を背に、辺り一面に咲く菜の花の黄色なら知っ ....
泣きそうになる
のは、何で
でしょうか
これは
苦しくない- から
派生した-- もの なのに
苦しい
と、感じている
確か- な 感覚は
何で
しょうか、
体 ....
ミモザの下でキミを待つ、キミを待つ。
雨は銀灰
傘を打つ音、なる、なる、なる。
ちりちり りりり 燃える線香花火。
さわさわ さわわ ざわめく拍手。
ぽんぽろ ぽろろん ....
とにかく
あっちに向かって
歩いてみよう
朝日が
わたしを
呼んでいるなら
ねぇ、かあさん。わたしの初めての言葉って何?
「赤ちゃんのときの?
ぎゅって握った手を差し出して『うまー』って言ってにこにこって
笑うから、母さん、本当にうれしかった。」
うま?な ....
遠くの光は冷たい
近くの光は熱い
欲しいんだ
わたしを照らしてくれる光
わたしの手は夜の闇に融けて
わたしの手は光のシルエットに砕けて
あの向こう側に逢いに行きたい
照らしてくれる
わ ....
中庭に
霜が降りる
春まだ浅き朝
もう少しすれば
太陽の光が
この白を
かき消すだろう
霜は
きらきら煌めいて
日陰の霜は
忘れ去られて
溶けることが
出来ずにいる
薄い緑の
若芽を隠して
キラキラした世界と サヨウナラ
ヒラヒラ浮いた僕と サヨウナラ
10年後まで生きていられる カナァ ?
飛んだり跳ねたりはもうできない
あなたが白いから
10年後ま ....
生きている以上、僕たちは時間という海に痕跡を残す。
引き返すことはない。
やり直すことはできない。
ただただ、振り向いては痕跡を残した時のことを思い返すばかりだ。
振り向いている最中すら、僕たちに ....
間に合うように、自転車を飛ばしてみた。
けれど、ひと足遅くて。
どうしようもなくて。
けれど、このグラデーションも美しく。
一日の終わりを知らせてくれた。
きみは猫?それとも狼?それとも犬?
―― 'んなこと知らーん!
きみは、どうしてここにいるの?こんな山奥で、さびしくないの?
―― 'んなこと知らーん!
きみを造ったのは誰?きみをここに連れてきた ....
土曜日の朝
きょうはここにいる
子供たちの話す声がする
愛人とだと
土曜日の朝を
迎える場所はまちまちだ
性欲だけではないけれど
足るを知らないで
せつなくなっている
無駄な時間なの ....
あんな風に
きみとまっすぐ
進んでいけたなら
あの時の興奮――。
数万人が同じ想いのもとに集まり、
数万人が同じ音楽に心を踊らせ、
数万人が同じ感覚に陶酔する。
あの時の興奮――。
それだけは、何があろうと絶対に忘れまい。
それだけで、生 ....
ねぇ
そんなに深刻に
さよならの話をしないで
冗談みたいで
笑いたくなる
もう
そんな話はやめて
昨日みたいに
ベッドに隠れて
内緒話しようよ
どうして、僕たちはこんな歪んだ形でしか表現できない?
好きなことを好きだと、嫌なことを嫌だと、何故言えない?
いつからこうなった?
もう子供のままではいられないのか?
ずっと子供のままでいてはいけな ....
逆チョコは
製菓企業の
陰謀です
ああどうか
あのひと
騙されて!
梢にお月さまがとまってる
お月さまだって
たまには
休みたいのよ
駐車して
夜を見上げる
月が割れている
夜の背中が割れている
おまえも見てるんか
もうすぐ総選挙やな
おまえと別れてから
二回目の総選挙やな
遠い声また聞けるな
駐車して
夜を見上 ....
情熱はあふれているか
壊すことでしか
伝えられなかったから
もういちど
待ち伏せするほど
イカレてもいなかった
バス停までの道
ワンピース色した午後7時
月が外灯よりも明るかった
白 ....
凍てついた太陽の下で僕は笑えずに
澱んだ空の隅っこに温もりの床を探す
それは冬のこと
日向に微睡み
夢見心地に酔いながらねえ…
ずっと、そっと
人知れず
浮かんだままで居れたらいいのにね
(僕 ....
どんな光も、いつ降り注ぐか解らない
空も、晴れたり曇ったり
時には光どころか泣き出してしまったり
気まぐれな奴だ
でも、降り注いだ時の、
あの柔らかい美しさ
あの何とも言えない暖かさ
それは ....
病院にも
節分がきた
仮装する看護士さん、
喜んで豆を投げる私たち。
鬼は外!福はうち!
床に散らばる豆は
入り乱れ
踏みつぶされ。
手にした福豆を
そっと口にすると
ほんのり香ばしく
優しい ....
音を写真で撮ってみたい。
それは、きっと。
声を失うほどに、美しいだろうから。
ただ
あなたの手に触れたいだけなのに
デジタルな世界は
こんなにも
遠い
心地よく 温かく 暖かく
ああ 遠赤外線よ もっと 僕らを温めておくれ
遠赤外線よ 遠赤外線よ 僕らを温めておくれ
燃やしておくれ 鳴いておくれ
僕らを清めておくれ
じんわりポカポカ
じんわり ....
あの頃は
こころが
寄り添っていた
たとえ
体がひっついてなくても
今は
こころさえ離れて
体だってばらばら
そしてボクは
あの頃と
同じ病室から
ずっと
雨をみている ....
真っ白な
空も好き
カラフルな夢を
大空いっぱいに
描けるもの
繁華街の路地に迷う
わざと迷う
箱庭の冒険
夜がほんとうに唐突だ
わたくしは外灯に明るくされている
だれの姿もない
わたくしと夜光だけがそこにはいる
繁華街の路地に迷う
わざと迷う ....
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