悲哀の音色と光の乱舞が
互いを完全に打ち消しあって
零れ落ちた沈黙に
回転木馬の夜がくる


めぐり、とまる
とまり、めぐる


繰り返されてきた物語はその結末 ....
真夏日のホーム
フィルター越しに世界を見つめている

うろうろ悩んでみたところで
今が、ベスト!そう言い聞かせても
胸にさびしくツンとくる痛み

今から時速二百キロ?で
東京までこの身を運ぶのだ

真 ....
洒落臭え廃熱放つ我は羚羊の跳躍に焦がれ、

峡谷の懸崖の尖端から見下ろしたは良いが脚が竦んだ

それでも何かを越えようと飛んだ




   ××××あれから××××



 ....
  {引用=
   憂鬱でふくらんだポニーテール
   
    不満でとんがったハイヒール

  足がつっておぼれかけたクロール

 干したまま雨にぬれたキャミソール

   ....
蒼と紅が溶け合う黄昏

澱んだため池と 汚れたアスファルトを割く
目に痛いくらいの白いレールに

咲いていた

薄黒い緑手を緩やかに伸ばして

《寂しいんだ》

絡みつく

そっと触れれば
震えるよう ....
頭がパンクしそうなとき、ぎゅうぎゅうに詰め込んで容量オーバーなとき、泣きたくなるとき、
君の力をよく借りる。

優しくってひたすら甘やかしてくれて、思わずホッとする。他の誰にも見せたことない面、君には ....
 わたしの中の真昼の闇
 闇の中の狼の虹彩
 虹彩の中のおまえの影
 ふるえている

 耐え切れない心を
 掻き毟るための
 1/4拍子を宿した指先

 どうかわたしの爪を切っ ....
わたし

脳が絶え間なく
考え続けてる
こころがたゆまず
感じ続けてる
止めるすべはない

青空

雲がゆるやかに
ゆるやかに
風に流されてゆく



だから、
次 ....
イメージで泳ぐ僕の夢と
かつての神々の残像



ファッショナブルの開放

ラッシュアワーの独唱




イヴの訳解とアダムの髪

トラディショナルの革新





おもいは ....
海よりも大きく、包み込んで。

見守ってくれる。

大地が母なら、この空は父ですか?

どちらでも良いですが、

あなたたちのおかげで、皆、すくすく育っています。

いつも、本当にありがとう。
僕は今日 君に
優しくされたくて
小さな嘘をついたよ

子供のように君をからかって
僕の旋毛に落ちてきた
握られた固い拳

瞳を潤ませて
殴られたてっぺん 軽くおさえて
上目遣いに軽く睨んで

{引用 ....
湿り乾いた貼り紙ポスター
にじんだのは湿ったとき
湿りながらにじんだ

雨は貼り紙の印刷をにじませながら湿らせ
じきに乾いた

にじみポスター今日も濡れ、湿り、透け
明日の朝乾く
いつぞやの朝露に綻んで居たのだが、
思い込みではないかと揺らぐほど
呆気なく潤いは早々に太陽が持ち去った



赤黒い夜明けの曙にいきり立つ蒸気が射光の糸に捻り寄るみたいで、
 ....
世界には



寂しい男の数だけ
寂しい女がいて




哀しみを抱く人の数だけ
それを解する人がいる



誰も信じられぬ
人の数だけ
信ずるに値する人がいて


探している人の数だけ
幸福 ....
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ

あの虹に
追いついて
追い越して

虹のふもとには
宝物があるという


きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから

ボクは
全力で
走 ....
6月4日AM0時05分

玄関の鍵をあけ、
わたしを窮屈な女に閉じこめている
ストッキングを脱ぐときが楽園。
爪をひっかけて伝線、
1回500円の過ちにイライラする。

 ....
ガーベラが咲いていた、君の白い腕に。

色香を凌ぐ緋色の神秘は、

{引用="祖母が好きだったの"}

という一言で、とても優しい香りがした。

名前をもたない、雨 ....
重なりあった

意識や

重なりあった

鼓動が

不意に 離れていって



また

落ちていく



蒼い 闇に

情けはなくて

ひとりを望んだ

僕を 責める
冷やした部屋で毛布に包まる

擬似的な温もりに縋りついて
安心と憂鬱を手に入れて

意味も無く泣いている
そこそこの底にはいつも君がいて
そこそこの底ではいつも雨
そこそこの底の君が濡れないように
そこそこの底までおおう傘をひろげる

闇にも鮮やかな黄色い傘に
金の糸で縫いつけた心星が

そこ ....
雨音の創意は多分、
創痍に似た額装


明日以前を水平移動する
僕の為に



背中から
刺してくれ






部屋に
飴色を敷きつめ


古いレコードに
針をおとして
遠い記憶

あのひとが
言ってくれたコトバ

キミの存在価値は
ボクが認めるって

信じよう

覚えておこう


このそらの下に
あのひともいる


もう二度と
会えなくても
砂浜に続く小さな花に
潮風が囁けば


あの日の
僕らのはしゃぐ声が

遠く、

残響していて




ふいに、

よせる波が
すべてを打ち消した

 ....
写真テーマによる五行歌:


1)
アイルでは国花であるという
三・十七には国中が緑に包まれる
パトリキウスが残した何かの雫の意
今日は何処にも見当たらないが
心の悼みは和らいだ気がし ....
キミのあいさつは
風が頬をなでるみたいで

キミの哀しい歌は
心の奥で優しく響いて

キミの世界には
朝露のひとしずくにも光があふれてた

風がやんで
歌もやんで
静まり ....
疲れて帰宅すれば
妻も娘も爆睡中
風呂上がり、一献やりながら
ちょっと夜風に身を委ねたりして
空を見上げれば
まんてんの星々が
あれは何座だろうと
考えるけれど
結論は野暮だから
とりとめも無く
魅入 ....
彼女に借りた自転車で東京タワーに向かった
彼女といっても付き合っていた訳ではない
夜8時過ぎに久が原を出発し
西馬込の地下鉄の入口をすぎると国道はこわいくらいに夜だった
細い歩道をヘッドライトを横目に ....
                 

 {引用=つかめない キミの正体 月と知り 浅い夢に まどろむ夕暮れ
              
               
       ....
緑さえて

花もえて

光こたえる




音きえて

時たえて

心ふるえる






君にあえて

君にあえて
ふわり

ゆらり


傷ついた羽で



ふうわり

ゆうらり



悲しみに暮れる
手のひらで



ひととき、休んで





そして、
 ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
回転木馬夏嶋 真子19*09/6/20 10:20
真夏日のホーム吉岡ペペロ1*09/6/19 19:34
孤高〜虎狼の朱眼Leaf0*09/6/19 3:15
ロールキャベツをキャセロールで夏嶋 真子11*09/6/18 20:08
花想遊郭愛心7*09/6/18 19:55
栄養補給[group]つゆ5*09/6/17 3:10
夏嶋 真子25*09/6/15 5:06
半分風音409/6/14 22:23
イカフライと泳ぐ日オリーヴ1409/6/12 21:12
感謝。狠志209/6/11 12:46
逢魔が時愛心8*09/6/8 19:33
雨濡れポスターザ・凹凸目目009/6/7 14:43
あれはきっと月の滴Leaf2*09/6/6 21:24
幸福の条件オリーヴ1309/6/6 17:07
ダブル・レインボー風音309/6/6 16:14
フィクション夏嶋 真子22*09/6/3 18:08
ガーベラ瑠王3*09/6/3 3:20
青嵐李伍 翔2*09/6/2 19:25
夏は嫌いfuchsi...209/6/2 3:41
雨傘夏嶋 真子19*09/6/1 19:17
六月のアダムオリーヴ1109/5/31 21:10
そらがとても青くて風音509/5/31 12:36
砂のキヲクオリーヴ1809/5/24 9:50
『シャムロックの嗄声』Leaf1*09/5/23 18:38
星に願いを夏嶋 真子18*09/5/23 5:58
星座しげ009/5/22 5:24
有限を突破せよ!吉岡ペペロ409/5/21 23:09
夕月 夏嶋 真子12*09/5/21 16:17
静止画11*09/5/20 17:40
素肌の季節オリーヴ709/5/20 16:18

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