携帯の明かりが照らす叫び声音もなく声かける人もなく

刺す冷気窓際からの匂いかな不定期深夜慟哭時間

エアコンの熱暖かく吹く風の色に育てよベッドの蚕

芸のない男の指がただ紡ぐ言葉が消える ....
ため息を缶詰にして積み上げて635メートル越え からからと 庭の枯れ葉は 風に舞い 集まってゆく 雪のように



チチチチと 小鳥は木の実 ついばんで 眺めるわたし 息をひそめて



ベランダに 小さな服が 並んでいる 冬の陽射 ....
庭に落つまだ新しき抜け殻は夜間飛行の孤独かたどり

未開の地鉄線伸びいく開拓史月の先住民保存せよ

日本の古くて暗き引き出しを覗けばなかにいる死刑囚

夏祭り流し踊りの白粉の細きう ....
古本屋本の匂いが混ざり合う色んな理由で棚に並んだ

今日もまた何処かで花が咲いている見る人みんな心は子供

好きなこと書けば書くほど面白い詩になっていく日々の出来事

過去なんて振り返る ....
ここからは






通れませんよ








一ミリも







 ....
死がそこにあることを知る幼子も羽だけ残し逝った虫の

きょうもまた葬儀場に黒々と人は集まり人は集まり

病葉を冬のひざしに見透かして空のこんなに小さきことを

この世への未練を断ち切る日数 ....
編み棒を一目ごとに刺して抜く扼殺ですか黙殺ですよ 酢昆布をヘリからまいて地鎮祭オレの本名ミヤザワケンジ 女子のいる飲み会でさえ三國志熱く語ってオレ残酷死 雪が降り真夜中も降り銀世界一歩一歩が新しい道

降り積もる雪は無音のままでいる思考を止めて雪と同化する

ポケットの中から外へ出せなくて思い伝えることが出来ない

人気無い神社 ....
「久しぶり」強がる言葉消すように奪われました初めてのキス 本当の自分はとてもカラフルで輝いている軸足に乗る プロポーズ成功すると思ってたロマンティックな企画は中止 キャバ嬢に俺の作品プレゼント ヤフオクに出て妻が落札 貝柱バター醤油で焼きましてさあどうしようワケありホタテ 冬林檎北斗七星ひとつ持ち玩具のごとく終列車に乗る 冬にする花火は何処か特別で体寄せ合い特別な夜

花祭り珍しい花だけ集め長い名前が覚えられない

寒さ増し熱い口づけ印象的時間が止まるほど美しい

ドキドキを感じる暇も作れない忙 ....
シクラメン曇りガラスの向こうから微笑み返す師走の窓辺

気づいてよヤドリギの下に立つ私キスして欲しいなんて言えない

雪の降る聖なる夜に祝福をポインセチアの火よ燃え続けて

凛とした清楚な ....
火にくべた
きみの手紙が くすぶって
なくしたものに 焦がれる夕べ
あおいろの夜をむかえて鏡面のようなねむりの狭間で出会う


いしだとか、やさしさだとか、なにもかも総称してる冬のキッチン


らいしゅうの予定をきいて書き留める宇宙船から手紙が届く

 ....
さびしいわ畑のキャベツされこうべ お目々はどこにあるのかしらね 昔から家の近所にある食堂お客の顔は満面の笑み

沢山の星が浮かんだ過疎の村都会疲れの体労る

どの道を選んでもいい成長する体全部で創造する日々

冬の風心の奥を刺激する温もり求 ....
始まった 私とお前しか知らないしかし皆の為のプロローグ

血液は熱く輝きを放ち お前の体を真紅に燃やす

血液も凍てつくほどの戦慄を誘う眼差しと相対す夜

いにしえの化石が過ごす沈黙はその ....
わたくしの鼻くそ舐めてくださいな あなたの鼻くそ食べてあげるから キリストの「ゆるし」学びて肯くも 風呂吹き崩れて憤る我 世界一大きいチンポ活かすには名牝相手にやらなくちゃね 白黒の 狭間に出ずる 緑旗をば 合図に放つ 春の雷砲 他人の骨 わが身の深く 埋め込んで スペア育てる 未来のバイト

人造の 安い臓器は よく止まる リアルはみんな 売ってしまった

産廃の 森発熱し 犬の肉 溶けてなくなり 白骨となる
涙腺が崩壊してて飲むスープ味が解らぬウミガメですか
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
深夜叫劇きーろ2*13/1/17 23:55
北大路京介713/1/17 19:09
冬の日常ミツバチ313/1/17 10:55
六番目の指月形半分子113/1/16 3:15
古本屋夏川ゆう013/1/14 8:56
無題TAT113/1/13 22:15
死に触れて[group]そらの珊瑚813/1/12 0:41
無題月形半分子313/1/11 21:20
北大路京介213/1/11 15:15
113/1/11 15:14
新しい道夏川ゆう113/1/11 8:49
久しぶり北大路京介513/1/10 13:37
513/1/10 13:37
213/1/9 11:59
プレゼント413/1/9 11:59
113/1/9 11:58
列車月形半分子113/1/9 0:16
特別な夜夏川ゆう113/1/7 16:23
Flowers 〜冬〜[group]未有花10*13/1/7 15:09
粉々になるchocoa313/1/7 1:04
I love youことこ8*13/1/5 23:44
おのが畑の三回忌高原漣013/1/5 20:48
食堂夏川ゆう013/1/4 15:46
連作「新たな世界」水瀬游012/12/31 3:09
得してるのお前だけだよ?skc012/12/29 23:09
頭でっかち012/12/29 22:57
世界一短歌1花形新次012/12/29 17:28
雪解けすみたに012/12/28 1:12
近未来短歌 Ⅰ和田カマリ2*12/12/27 16:47
北大路京介112/12/26 11:32

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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