今帰り。

なみだ。

得意と。

失意が。


いちたすいちは、に。

いちたすいちは、れいてんご。

いちたすいちは、ひゃく。

ああ、だれによろこばれようか。

 ....
陽射しに照らされた横顔
月明かりに包まれた素顔
どちらがどれだけ哀しいか

朝になれば
コケコッコ―の声が 高らかに響き
この世の邪悪はナンセンスであると
信じられる?

夜がく ....
うぉるふがんぐという店で
お茶を飲みつつ詩を書いて
ふと顔を上げたら
王さんが食事をしていた

ユニフォーム姿の頃より
齢を重ねて今年喜寿の
王さんは
大柄でもなく
素朴な姿の内に
 ....
((快晴ノ日))

友の死を越えて
飛躍する
我が魂

深夜の只中に
{ルビ包=くる}まる
(sanaka)
開かれる
ひかりの世界

疾走せよ

この一度きりの道を
自 ....
我が家の隣の空き地に
新しい家は建ちつつあり
向かいの古い家は解体されている

隣の現場は{ルビ和=なご}やかな空気が流れ
向かいの現場は罵声ばかり、飛んでいる

同業であれ、空気の色は ....
森は深く続いていた。森にはすべての闇がある。闇が森のすべてなのか。植物で覆われているせいで、緑は闇と化すのだろうか。森のなかで声を出す。私の声は喉から腕になって森を掻き出していき、森を食べていく。森に .... 失敗を人のせいにできるのも十代までだ
とおじいちゃんは言った

君が重要だと思ってることのほとんどが
実は
夏休みの絵日記みたいなもので
みんな慌てていいかげんにやっている
夏休みの最 ....
暗闇にある瞬く星の美しさは
生命の燃焼にある
何万光年の彼方でやがて消えゆく定め

物体は燃える
個も燃える
人間は活動することで輝いている

走ることが出来なくなった時の
ゆっくり ....
🍎 頬杖 

{引用=言葉は心を越えられないこと知っているのに
心が言葉を越えられないとうつむいてみる
それが
林檎のように沈んでゆく}


🍎 なり損ねた夜

{引用=夜十一時過 ....
クリスマスだよ
プレゼントをあげよう
私はクリスチャンじゃないけど
クリスマスの五日前に
サプライズでぬいぐるみをあげよう
大きな黄色いひよこの僕の
頭の上にちょこんと小さいピンクの
君 ....
ワイフに買い物を頼まれた
縦なんセンチ横なんセンチのビニール袋や
女性用の剃刀などこまごましたものまで
頼まれた
広いスーパーをあちこち探して歩いて
やっとレジにたどり着いた
買い物しなが ....
介護の
介護のおじいさん
あなたのおうちはどこですか?

おうちを聞いても分からない
名前を聞いても分からない

んあ~ん
んあ~ん
んああ~ん
んあ~ん
んあ~ん
んああ~ん ....
痛いほど歪めたsmileで
あらゆる価値を打ちのめす
dirtyなcupid、dirtyなcupid
悲しみのない国から来た

右手はLOVE、左手はDEATH
両手で俺に差し伸べる
ウ ....
放り出された左手は
ゴロンと転がったまま
流血することもなく
その細長く美しい五本の指が
微動だにすることもなく
ただそこにそうしているだけで
いついつまでも眺めていたい
芸術作品のよう ....
少年は秘密を閉じ込める
美しい叔母のブローチをこっそり隠すように
部屋に鍵をかけ 歩哨さながら見張っていたが
閉ざせば閉ざすほど膨らんで行く 妄想は
秘密を太らせるのにはもってこいの餌だった
 ....
夜を包む月 月を包むマラ
夜に溶ける灯火 夜と夜の狭間
暗がりの中で紫が踊る
ゆらりゆらりゆらり踊る

罪を深海に沈め片手は眠る
しかしそのまま死んでしまった
深海の中で紫は踊る
ふら ....
ファミリーレストランで
空いた皿を
テーブルの隅に、置く

ウェイトレスが歩いてくる

音楽は
旋律のみでなく

日々のセッションにより
織り成される
日々の舞台で、僕は自らを奏でよう。 私は錆びてそして燃える。
灰の中に埋もれた指輪のトパーズはまだ、青いままか?
空から夏が降ってくる。
澄んだ水の声で生じる
さらさらと1/fのゆらぎ


無温のかげろうのように薄い
そのようにしおらしい
そのように細ながく伸びている
柔木


けれ
ども
ふざけ半分でからませあ ....
つめたいベンチに座ってホットを飲む

日があたっている胸あたりがあたたかい

コーヒーをながしこんだあとの食道や胃も

おんなじくらいのあたたかさだ

太陽のひかりが宇宙の法則どおりに ....
真冬の寒気が囁いてきた
死にたくならない
単純に死にたくならない

殺してあげるよ
殺してあげるから
遠慮はいらない

真冬の寒気が凍りの息を吐きかけてくる
その鋭利な刃物に心臓を切 ....
俳優になった理由を教えてほしい。
なに、SMプレイをしてみたかった。

それは動機であろうな。

私は無駄話をしにきたのではない。
だけども興味が無いわけではない。

そうだな、話を聞 ....
僕たちシルバーは

仏様を待っている
自分は女にもてない
だからなんだあ!
自分は金がない
だからなんだあ!
自分は能力がない
だからなんだあ!
だからの前でとどまっていては
いつまでもだめだあ!!
私にはこどもがいた
誰にも知られることのない
私だけのこどもがいた
男の子だった
その子は口がきけなかった
けれど、目と耳だけは確かだった
彼は目でことばを話し、
耳で私の心を食べていた ....
おかあさん、と呼んでも消え入りそうな
真っ暗な林のなかにいる。お母さん、あ
なたが撫でた頬のぬくもりが、白い月の
輪郭をなぞっていく。あなたのもとへ帰
りたいと願っても、月の光を頼っても、
 ....
あずさ35号に立って乗っていた

二組のサラリーマンがそこで酒を飲んでいた

プロポーズに失敗したかも知れない話

酒がよわくなった話

家飲みはもうからだが疲れてて一缶飲むのに一時間 ....
自称詩人の肛門に
圧縮空気を送り込んだら
自称風船になって
アルプススタンドを
飛んで行ったので
みんなで吹き矢で狙ったら
破裂して
自称詩人の紙吹雪が
舞い降りて来たので
「わっ、 ....
ほんのりが合間を縫ってココアを持たせた
降らない結晶を望みながら 
20年前の手の艶やかさを思い出しながら
ハンドクリームを細かい溝に落としてゆく
心は歳を取らない
鎧の全ては時間に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
なみだ。吉岡ペペロ117/12/22 1:28
芙蓉藤鈴呼0*17/12/22 0:19
王さんと会った日服部 剛017/12/21 22:16
或るピアニストに017/12/21 21:48
新しい家017/12/21 21:22
少女と森あおい満月117/12/21 21:18
十代[group]ふるる017/12/21 20:51
日々鷲田017/12/21 20:34
落ちたりんごを拾うように (2017)AB(なかほ...9*17/12/21 17:35
私達のクリスマス狩心117/12/21 13:23
少女婆zenyam...017/12/21 8:40
犬のおまわりさん&骨まで愛して花形新次017/12/21 8:22
LOVE&DEATHアタマナクス217/12/21 7:04
滑稽な話だ坂本瞳子3*17/12/20 23:18
秘密ただのみきや7*17/12/20 19:22
暗がりmoote017/12/20 19:15
日々の対話服部 剛117/12/20 17:46
一行詩 5117/12/20 17:26
ジュピターマリア・ブル...517/12/20 13:17
柔木本田憲嵩517/12/20 11:45
エルサレム考吉岡ペペロ017/12/20 10:15
真冬の寒気がこたきひろし117/12/20 10:00
20171220_work0000@poetryNaúl117/12/20 9:15
クリスマスzenyam...017/12/20 7:41
だからなんだあ!3*17/12/20 7:36
カーネーションあおい満月217/12/20 5:10
うさぎと折鶴317/12/20 4:41
あずさ35号吉岡ペペロ017/12/20 1:57
生き埋め花形新次017/12/20 0:43
ココア色の雪朝焼彩茜色1317/12/19 23:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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