春はすこし気持ち悪い
だるく巻きついた青空と
花屋にだんだん並びだす
ミモザもはっと白けるような
そうでもない別れと
それっぽい出会いが
ねじねじとよじれてやってくる
春はすこし気持ち悪 ....
一匹の雄の野良猫が居た、根性も身なりも薄汚い野良猫であった。他人の捨てたものを漁らなければニャアと鳴くことすら出来ず、鳴いたところで短い、汚い声を上げる程度であった。その内容も、他の猫が聞けば .... 腐葉土にいだかれた静寂の中
種はみずからの自我によって
発光を伴い外皮を破る

一杯の水が欲しいだけなのです
たとえば
極地で氷塊が朝焼けに溶けるよう
ただ一筋の冷ややかな水が
焼け付 ....
母のことを思う
始発のプラットフォームに立つ時は いつも母に一番近づく
故郷を離れてダウンロードした新曲が 終わらないうちに
新幹線の窓の田畑や山の緑は速度に燃やされ
灰色の街が 繰り ....
冒頭に
今現在は詩ということが憚れるほどの
クソクソですが
遠い将来、皆様に
「これは私の死が迫ったときに
思い返して、ああ、言葉による表現で
これだけ人間の本質って
つまびらかに出来る ....
リズミカルに弾けている理由
雫は 丸いからね

どの方向にも 飛んで行けるのと
笑っているようで

少しだけ 泣いている
ころころ

坂道になれば
転がって しまうから

だけ ....
取り立てて
何の才能もないけれど
ただ、有名にだけはなりたくて

楽器も下手だし
絵も下手で
顔が悪くて
オッパイも小さい

それでも私には言葉があると
拙い言葉にすべてを託し
 ....
雨漏りを求め続けた男は
割り箸と髪の毛の配置にも
雨漏りを求め続けた
微妙な白としかいいようのない
空の色にも雨漏りを求め続けた
時々偶然が訪れた
偶然は時々通り過ぎていった
雨漏りを求 ....
春の白い空には
いつも浮かんでいる気怠い書体の半透明の文字
“Anywhere out of the world”
(ボードレールとシャガールと中原中也の三角形)

それを見あげていると
 ....
複雑な現象が一つの数式に閉じ込められている美しさと同じように、
複雑な情報が一つの身体に閉じ込められている人間というものが佇む姿は美しい
いや、人間だけではない
ありとあらゆる物が複雑なものを抱 ....
{引用=大切にしてください
明るい笑顔を大切にしてください
しずかで
おだやかなひとときを

あなたのなかに
あなたを愛するあなたがいて
あなたをゆるし
あなたをまもり

いつまで ....
こころは
ときめかない

生ぬるい海に
独り沈む

愛のない
こころで
懸命に生きても

ただ
空しくて
哀しい

そこのそこに
落ちて
こわれる

解放
ただそ ....
浮きたちそうな夢のおくで
君が叫んでいるのを
僕は、空の狭間で叫んでいるようで実は
夢おくにいるんだってこと

知ってる

世界は広くて

僕は狭くて

君は泣いてる


 ....
ささみ

長波

模様
安房トンネルは橙色の光源がともされ、広い空間が保たれていた
道なき道を進み、今はこうしてぽっかりと開いたこの広がりは何なんだろう

脆く作られた陶器を打ち割るように、その言葉はホールに充満してい ....
詩人に選び取られなかった
陳腐な感傷よ、
つまらない日常よ、
ほとんど意味を持たない言葉たちよ、

感覚に選び取られなかった
細かい粉のあの一斉の降下、
波動のような生命物質の眩しさ、
 ....
冬のあいだは閉じていた即売所に
春の野菜が並ぶのをみにいった

空に白い梅の花が
燃え上がるように咲いている

ハンチング帽をかぶった老人が杖をつきながら
老犬とゆったりと歩いていた
 ....
ウイスキーと言えばアルコール度は45度だと思っていたのだが
いつの間にか、国産も海外の銘柄のも表示が40度以下のばかりになってた

誰かが水入れて儲けてるのか、
本当は昔からそうだったのか
 ....
ひとつきりの不信が僕をむしばむ虫さされなら首筋に勝ったことと負けたこと争いの蓋が僕を落とす夢を見たたった一つの信仰が手に入らない実存を信じられないのはなぜうつ病になりたくなければ毎日散歩するのがいいキ .... むかしあるとこに、ストレスを食べて生きている者がいました。
彼は、普通の人間の致死量になるような強いストレスを食べても、なんともありませんでした。
むしろ、おいしいおいしいと言って、強力なものを好 ....
――ミルカ ヌカルミ

そんな回文が虻のように掠めた時
女のなにくわぬ横顔は真新しい日記帳で 
天道虫だけが慌てて這いまわっていた
とても大切なものを落としてしまい
それがなにかも思い出せ ....
冴えない気分はよりスローに
お気に入りのお店にも入れなくてね
使いもしないコンタクトレンズの割引券を
丸めてポケットの奥に そのままで


この時期の空模様はあまり好きじゃなくてね
 ....
わたしらは求めている
乳飲み子が
乳房を求めるように


なみだの終わりに
夜は
海をひろげ


愛していると
いまだれかに告げて
愛されたいと
いまもだれかに告げて

 ....
今日という日が
毎日
滝壺に落ちる水のように
過去へと吸い込まれていく
カラオケから帰って来ると
江夏おじさんが
びらびらやって来て
札びらなのか
ラビアが入れ替わってしまったのか
よく分からない感じの
接近の仕方が
江夏おじさんのやり方で
やって来る
 ....
歌う汽笛は下手くそだった
生命波打つ、きみどり色の絨毯の上を航海する船
柔らかな日差しが撫でるように氷を溶かすから、行き先はどこまでも広がる
細かく枝分かれした新芽、太く根を張って、遠くを見通す ....
日当たりが良くて
景色も良い場所に車を止める
窓をぜんぶ開けて
保温水筒にはいった
熱いコーヒーを飲む
どの本から読むか考える
再びコーヒーを飲んでから
読み始める
年をとると
医者通いが多くなる
今日は内科
昨日は眼科
明日は皮膚科というように
どの医者も
基本的には
年寄りは老化現象と見ている
パッと診てパッと処方箋を書いて終わりだ
原因なん ....
感じ悪いって思ってる
たとえば

嘘をついてしがみつくとか
取り乱して吠えさかるとか

感じ悪いって思っている
自分のことを護ることしか
考えていない自分とか

帰る場所がないのは ....
柔らかな海に溺れたとき
人は、なにを見るのかしら
感じるのかしら
大きな事象のなかの小さな事実に
私は、気をとられてきたけれど
きっとそれだけではだめだったの

あなたを理解したい、私を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春はいつも気持ち悪いユッカ017/3/24 0:26
哀れなAlley Catホロウ・シカ...117/3/23 23:34
high and row有希穂117/3/23 23:16
し、についての考察為平 澪117/3/23 21:32
赦し花形新次117/3/23 21:21
おいで おいで藤鈴呼017/3/23 20:28
さようなら、自称詩人花形新次217/3/23 18:06
60Hz117/3/23 14:24
春 虚[group]塔野夏子2*17/3/23 11:06
自立神経狩心017/3/23 9:11
祈り丘 光平217/3/23 8:48
星丘涙117/3/23 6:46
夢おく水菜217/3/23 6:22
平成29年3月23日(木)みじんこ017/3/23 5:47
瞳の裏側山人217/3/23 5:44
夢はどこにいった僕は僕と言う...117/3/23 1:58
人と犬は枝と花たなかしゅう...617/3/23 1:40
体温に一番近いウイスキー蛾兆ボルカ4*17/3/23 1:32
20170322僕は僕と言う...017/3/23 1:28
ストレスを食べる香原 太郎(...117/3/23 0:47
淡水系ただのみきや5*17/3/23 0:05
頭痛[group]黙考する『叫...017/3/22 23:46
丘 光平317/3/22 22:15
今日の日よさようならホカチャン117/3/22 19:50
伯父さんがやって来た間村長217/3/22 18:50
春の航海青の群れ417/3/22 16:56
休憩マニュアル001香原 太郎(...117/3/22 16:28
医者通いホカチャン2*17/3/22 14:28
クラクションSuminek...417/3/22 5:08
パステルカラーのパラソルを広げて水菜217/3/22 4:40

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.33sec.