みかづきをみた。
空は真っ青なよる。
すべりこみセーフならいい、
いや別にどっちだっていい。
 ....


帰り道に空になった弁当箱に納めたのは月でした
夜の道路にころりと落ちて悲しくて
これでは ....
みたこともない  
みなみのくににむかって
いっせいに とびたつ とり

ないかもしれない
 ....
近づいて来る人
去って行く人
巡る日々のその中を
波打つ光に包まれて
優しい笑みを浮遊させ
 ....
電気を17cmに切り刻んで
カーボン紙に時計をコーティングさせて
夕日の足跡の子供のしわに
「 ....

もしも、
ああ、もしも、ね
もしも願いが叶うなら
もしも、
ああ、
もしも許される ....

陸上生物の楽園が地上
始めるのをやめるのが
僕の特権
冷たい蹄をぬかるみのなかで
歌わせ ....
わたしは粉々になった

わたしの破片をすべて集めても
貴女には成れない
貴女を粉々にして
 ....
丹後富士の頂へ
うろこ雲が巻き上げられていくと
明日は雨が来るといつか聴いた
あれはだれの言葉 ....
一羽の鳩は飛びゆき
一羽の鳩は堕ちゆく

空を見上げる子らは
羽ばたきしか知らず
星のかが ....
この時期には
必ずこのお題で書いている

今年は何と言っても
空飛ぶ宗教家が絞首刑にされた
 ....
マスカラの羽根がまつ毛を広げて
飛び出そうとするロケットの軌道

瞬きの数が増えるその度に
 ....
地球儀を回して世界一周し少年はもう老いてしまった

そっと咲く花より花壇のなかに咲き競いあいたい ....
化粧をしない女と
化粧をする女

口紅を塗らない女の唇は渇くばかりで
あったかもしれない
 ....
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2018年11月11日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みかづきタオル自由詩4*18-11-11 23:34
はるな自由詩818-11-11 23:18
球根Lucy自由詩22*18-11-11 22:41
巡る日々ひだかたけし自由詩718-11-11 21:52
編みかけのワイングラスなつふゆ自由詩118-11-11 21:25
だまされたくない秋葉竹自由詩1118-11-11 21:19
楽園竜門勇気自由詩2*18-11-11 19:08
破片卯月とわ子自由詩518-11-11 14:42
伝えられてきた言葉帆場蔵人自由詩5*18-11-11 14:27
自由詩418-11-11 13:18
今年一番の話題2018花形新次自由詩118-11-11 9:10
ミナト 螢自由詩2*18-11-11 8:40
地球儀と地球こたきひろし短歌418-11-11 8:37
蛾と蝶の見分けがつかなくて自由詩518-11-11 2:10
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