小学生の頃、道徳の授業を使って「平和学習」という授業があった。
平和学習は数週間ほど続いた。
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三島電灯機械製作工場は大きくなりすぎた。
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年々その規模は拡大し街は浸食された。
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戦争が哭いている、
魂が・・哭いている
残虐な争いの狭間で
呻き声をあげ
大事な大事な
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今、息をしている命
今、感じている命
今、考えている命
今、悩んでいる命
それぞれが、
今 ....
風に吹かれても
消えない炎を
持っている
雨に打たれても
折れない芯を
支えている
....
そんな顔しないで
の、そんな顔がどんな顔なのか私には分からない
特に ....
一瞬に切り取られた光景は
世界の戦慄き 時空の揺らぎ
一瞬に切り取られた光景は
詩の基層 ....
真昼の空、俄に暗くなり
青い青い地球 巨大に浮かんでいる
凝視しながらわたしは
驚きの余り ....
いまおもえば
恋人だったようなひとに
レイプされていて
いたくていたくて
ともだちのなまえを ....
山に登れば
僕は鳥になる
下界を360度見渡す
鳥になる
山に登れば
僕は風になる
....
深い赤色のテールランプ
一瞬発する光に我に返る
衛星の目から見た光景は
....
真っ直ぐな心を曲がった文字で
見苦しくても伝えたいと思う
感謝の気持ちやこれからのことを
....
何度泣かせるのだ と
微笑むほど泣いた
泣いた 泣いた
そして 泣いた
....
あそこもオレがガキの頃は家族がちゃんと暮らして子供が沢山あそんでた団地で、いつのまにかアイツラの兵舎 ....
遠くを見ながら待ってたよ
ずっと前からわかってたさ
きっと帰ってくるって
黄昏に紛れて ....
髪を編んでいる
何かを考えているか
頬はなだらかな丘のようで
鼻先とくちびるがほんの少しの ....
真夏の太陽に眼も火傷した。
もうこれ以上たえられない暑さに気が変になりそうだ。
屋外に出るのは命 ....
朧な虫の音
池畔に風が渡り
汗がひく
ほんの
ほんの少し
涼しい夜
夏の欠片を
見つけ ....
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