泥土に埋葬された口にしてはならない感情の骸たちをわざわざ、多大な労力と時間を費やしてお前は掘り起 ....
名無し指で水星をまわす
お金が増えるおまじない
地面に両足を立てて
アリゾナの方角を向いた ....
職場のデスクに掛けたカーディガン
華やかな色に埋もれたグレーは
女性らしさを遠去けてくれる
着 ....
金曜日のためか 広場の一角で
子どもたちは ボウルを蹴って
騒いでいる
....
to belong to
ということばのひびきはあこがれだ
(父のキングス・イングリッシュはほん ....
テッシで花を噛む
広げると汚くてホッとする
テッシで春菜カモン
はるなは俺の嫁カモン菜々テッシ ....
引き裂かれた純白は紡いだ秘史
振り向く斜陽は
嘆きの夜を引き上げる
むせぶ人の片頬の躓きを藍色 ....
風を見ていた
風のない部屋の中で
誰かが見返していた
風に翻弄される
鵯の眼の中から
当然 ....
天気と女房の機嫌は
変わりやすいもの
今日はおかげさまで
ふたつとも五月晴れ
お茶を飲みなが ....
君らはジャップすげ~がやりたいつもり
僕は逃れてジャップアイランドがやりたいつもり
合わないのも ....
重たい袋を引きづりながら
深夜の国道の真ん中を西に向かって直進していると
後ろからクラクションを ....
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