虹男の顛末 涛瀬チカ改め神坏弥生

虹が空に現れた日
男は空へと昇って ....
君と僕が

同じセーターを持っているのを

君も僕も

知っていて

僕が着た次の日 ....
痒みさえ
気にしなければ
白癬菌を嫌う必要もない
ピロエースなんか要らない

ともすれば
 ....
海には白い波と澱んだ茶色の水中の飛沫がある
俺は鎌倉に一つ欠伸をした

都市は眠りに付いている ....
淡く蝋の塊と踊る 砂場の小鳥
何故か歌は地面で寝ている
畔で光を眺め 正しい黒を開く

酸を ....




積み重なった埃が
本を燃すことなく
本のまわりに燃えてゆく
背表紙と虫殻を照ら ....
打ち捨てられた傘が
雨上がりに閃き

嘘になった舗道は
まだ濡れている

それらに
名 ....
悲しみはいつものモノローグ

ぼくらを蟻みたいに

地上に張り付かせて

ドローンと海鳥 ....
さっと
拾い上げて行く
まるで
風が
降り積もった粉雪の
上澄みをさらって行くように
わ ....


どんなににぎやかな街にでも
人一人いない瞬間はやってくる
まったく法則的ではなく
きわ ....
ときはふらりとたちよって
触れるだけ触れて 去っていく

かなしみに火傷

体ごと持ってい ....
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2018年2月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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