あなたは
野の花のよう
風に吹かれて
揺れている
喜んでいる
微笑んでいる
自由なんです ....
僕たちは、また新しい朝陽に出会うだろう。
僕たちは、また新しい夜空に出会うだろう。
....
夜ご飯食べました
影響されやすい僕は
影響されやすい僕を直したいです
あ!時計が過去を未来と勘 ....
あの人に送るはずの希望を
間違ってぼくに送ってきた
気にしない
気にしない
....
気にしないでいいからと
そんな優しい嘘を
ぼくみたいについてくれ
閉店まぎわの ....
北の空
灰色の雲
これしかない
という不安
コンドーム
の懐のような舞 ....
遺跡を過ぎる径
蜘蛛の巣と青空
夜へ向かう色
霧のなかの無数の手
....
ひかりと海面はんしゃしあって揺れている
手縫いしたおへそのあながいたかった
....
三万粒の種を蒔こう
言の葉を繁らせる
たった三本の木のために
三百の花を摘んで捨てよう
....
十一月十八日 江戸 秋葉原
野次馬たちの視線を七色に乱反射させ
聳え立つは巨大なギヤマンの壺
....
わすれそなこと
わすれへんて
ようゆうわ
ひらめいて
これやがなゆうて
さんぽやった
....
薔薇の花弁の縁から橙が染みて
みえないくらい細い管を伝っていく
酔いが芯に伝わる頃合いに目覚める ....
義母の墓参りに車でカミサンとでかけた
一時間半ぐらいかかって寺に着いた時
カミサンが僕に車の中で ....
薄いヴェールを剥ぐように
私にしかみえないものを探
している。私はどこにいる
のか。既知の街が ....
ただ次の季節へ向かう
冬へ向かう道が
目の前に伸びている
秋のままではいられない
次へ向 ....
物思いに耽るあなたの横顔は美しい。
優しさの奥に深い悲しみが見える。
寂しい思いをさせ ....
あの日、貴方が見せた笑顔は優しさそのものだった。
あの日、貴方が零した涙は悲しみそのものだ ....
窓辺に花が咲いている。
そっと静かに祈りを捧げる。
祈りとは願いの最上級。
花はじ ....
陽射しの下に
人が集まって
笑いが起きる
日々の小さなグルーヴを
ありがたく思う
....
平凡であることは難しい
目立たず
人並みで
静かな幸福
それはおそらく
種の存 ....
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