私の声は気まぐれで
声が出たり出なかったり
原因不明の失声症
おそらくストレスのせいらしい
....
あなたが歌を歌う時
あなたは歌そのもの
僕が言葉を語る時
僕は言葉そのもの
僕等が一 ....
「友への手紙」
君は桜吹雪の彼方へゆく
....
自らを、時の流れに譲渡せよ。
とりあえずのチキンは食べられてしまって
ぎゃばんのseasoningが恋しいクリスマスも近いし
....
いい女になろうかと思う。
いまだかつてないほどまでに。
いい男のあの人が見つかったから。
色々 ....
「六年の今年が最後なの」
今一番の頑張り時
将来の出世も約束される
だから休養させてほ ....
今日も言葉と友達にはなれなかったな
何かしら考え思い発してはいるが
その場で消えていくものたちば ....
○（メル友）
若い女の子たちが
次々と殺されている
あんな殺人鬼のところへ
なぜわざわざ会い ....
神は
試練を乗り越えられるものにだけ
試練を与えるという
どこからともなく響いてくる
こ ....
窓を少し開けると
冷たい風が耳を冷ます
匂いはせず
音は尖って聞こえる
虫はいなくなる
....
十二月今年も残り僅かだと実感もなく仕事三昧
近所には産土様がいる神社参拝の後力漲る
子育 ....
なんだか息苦しいから
意味の無いことや
くだらないことのほうが
今は大切なんだ
息を吸う ....
※
現実逃避ばかり
しかしそれと向き合う必要はあるのか？
あるのだが
彼女はあれから ....
ああ酔っ払って
この世界から滑り落ちてく
いろんな事が
なんだかどうでもよくなってきた
....
デパートの屋上の遊園地
フェンス越しに見下ろした街
あの古びた街並みを
今も覚えている
....
僕以外逃げるの禁止
僕以外嘆くの禁止
僕が嘆いて逃げ出した日は
全部国民の祝日
僕は損す ....
こまる
こまる のよ
それを 言ったら
わかる でしょう
金色の重なりも
あ ....
限られている時ならば、砂糖菓子で埋め尽くされてしまう
傘で防ぐことのできる散弾銃は、トリックオアト ....
泣きたいくらい疲れている
目を真っ赤にして踏んばっている
生きていることがぶれそうになる ....
聞いていたのは、どこか遠くで
伝わるだろうか、こんな遠くで
割いた 空気の内に
清らかな居場所 ....
明くる日の 朝がくる 日射しゆく 赤日か
月のなる 夜がある 星もなく せいぜいか？
轢く 人 ....
信号機の震音(signalとでも、云うか)三角、もしくはサイン
形、波(最後に聴力検査をしたのは、 ....
音も無く忍び寄るシロサギの
バササと言う翼ばかりを連想しては立ち止まる
後ろを振り返り 松の ....
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