「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく
金色の教室で新しいサヨウナラを見つ ....
すこしまえのわたしは、やっぱり今よりも数倍甘ちゃんで
きっとなにもわかっていなかった
今にな ....
脱出できずに苦しんでいた時もありました
声を出して 逃げ出した朝もありました
何時だって ....
壊れていく
粉々に飛び散り
破壊されるプライド
拾い集め掌に載せ憐れむ
ここまでか
俺の求 ....
まぶたの裏に咲く桜
遠くまでいけなかった足さきが
ようやく幹に触れる
よいのやみ
想い出 ....
暗く独りの自慰行為
ため息 喘ぎ 泣いてみる
何かに動かされ 操られ
強張る笑顔に痛いモノ ....
トマトが赤くない
それだけでためらう
夏じゃないことを知る
売り場にて
おひとり様むけの ....
わたくしがもし、嫌な気持になったのなら
わたくしは、きっと嫌なものに影響されているのだ
足の先か ....
暑くも涼しくもない
温い夕暮れが始まり
秋の気配が漂う
雨の匂いが充満し
風が強さを増す ....
ピアノの旋律果てしなく
残響が耳に残る
盤上の謎が解き明かされるとき
果てしのないカオスが氷解 ....
君が死んだと思うことにした
思い出は過去の金庫にしまって
これからはその貯金で生きよう
美 ....
どうしようもないので
あたしたち
核武装しようと思います
イヤなんです
本当はイヤなんで ....
半透明なガラスのような水の膜
その向こうから覗いているのは、わたしの目
何故生きているのです ....
隙間だらけのノイズに
剥き出されていく
骨も皮も肉も内蔵も
全て剥き出され
神経だけになる
....
夜、あなたは夢と現実を行き来する
目を瞑っても、光が見えるのは何故だろう
あなたの瞳のなかを星々 ....
相手が
黙れば
黙るほど
言った言葉は
自分の方へ向かってくる
かつて仲の良かった人たちとは、夜空の星たちのようにちりぢりに離れた場所で暮らしている。
一緒に ....
クルシミマス25松の内7バレン・ホワイト14
サクラチル上旬ハハ14チチ18七夕7夏終了31
← ....
始まりがあり
終わりがある
それは必然
くりかえし
くりかえす日々
花びらは
や ....
日は衰え
葉は彩を変える
季節は中年を迎えた
最も長い中年という季節
これまでに蓄積 ....
いつの間にか空気が軽くなり
空も星もそれもまた然り
季節の変わり目は人の心もうつろいやすいけど
....
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