ねえ
世界で誰もが認めない恋愛がこの世にあったとして
それを止める術があるって
本当にあるのか ....


古いセメントの欠片からはみ出した鉄筋がねじ切られた肉体からぶら下がる大小さまざまな血管を連想 ....
あれは私がまだ 
私の親のことが思えていた頃のこと 誰もいない
誰にも会ってはいない きっと 眠 ....


  なにかに 置いていかれてしまった
  わたしらがわたしらでなくなるまで
  ひとかけ ....
落ちてゆく
ゆっくりひたすら落ちてゆく
何物もない何か在る
青い天蓋の底の底
炸裂する世界に ....
願い事した?
あなたにきいたのに
花火みたいな夢を追っていっちゃった

バーベキューしてる団 ....
かれからの手紙のなか
砂埃のむこうを
夥しい自動車が過ぎて行った

何番目に僕がいたでしょう ....
私そのものを凝視して
言の葉をつぎ合わせ
組み立てる

見覚えのある風景が
あらわれる
 ....
青葉城って単なるあだ名だったのにいつのまにか通称になってしまったのだそうだ

その城跡は整地され ....
世界中すべての景色を見れずとも君を見れたからそれでいいや


君めがけ僕は本から抜け出して文脈 ....
透明な紳士が
君の側にいる

趣味のいいネクタイ
よくみがかれた革靴
透明だから見えないけ ....
畑に植えた
スイカが枯れた
だけどまだ初夏

昔いじめっ子だった子は大人になりいじめていた子 ....
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること

それってちょっと痛い ....
巨大な沈黙が降り注ぎ、忙しなく部分同士が交信している大地は惨劇に見舞われた。大地には至る所に中心があ ....
高所に備えられた
誰もが恐れる放水砲
水瓶が空っぽでも
クソの粒が飛んでくる

一人の ....
僕にちぎられた。

僕は僕を監禁さんですから。
ぼんやり空間のマンションに幽閉くんだ。
くっ ....
理由なんかゼロかも知れない

ひとつでもみっつでもなく

理由なんかゼロかも知れない

 ....

肺の中に巣食った僕の三つの驚きは
実は月の雫なのだと
いつの間にか飲み込んでしまった涙の欠片 ....
こころのなかまで観得るのか
こころのなかまで観得たのか

爺さんが子供をはねる社会は
爺さん達が沢山いる社会だから
爺さんを大事にする世界になるように
 ....
九時起床
そして空白の五時間

キリコの画集を
ただ、ぼーっと
読む、謝々



 ....
刺される情景が繰り返し浮かぶ
千年後の都市の夜に立ちのぼる
問われる、問われる、問われる
「僕 ....
     あの彼女の感謝、    あの彼女の謙虚さ、
     あの彼の郷土愛、
     そう ....
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2017年7月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人魚さき自由詩217-7-17 23:28
思考は瓦礫の中でホロウ・シカ...自由詩1*17-7-17 22:34
ぼやけた夏番田 自由詩217-7-17 22:33
遅行草野春心自由詩317-7-17 22:02
ひだかたけし自由詩117-7-17 21:16
夜の影朧月自由詩117-7-17 20:37
coarser完備自由詩117-7-17 19:56
原風景の海星丘涙自由詩2*17-7-17 19:07
青葉城にて吉岡ペペロ自由詩217-7-17 18:22
あいらぶゆーとぴあ水宮うみ短歌017-7-17 18:11
透明紳士やまうちあつ...自由詩117-7-17 16:48
終わったらフワッとするような話が好きでした。5or6自由詩217-7-17 12:51
お片づけ朧月自由詩217-7-17 11:28
復興葉leaf自由詩117-7-17 11:05
やつは僕のクサビだ竜門勇気自由詩017-7-17 10:51
palet幽霊散文(批評...2*17-7-17 10:49
ないのない吉岡ペペロ自由詩217-7-17 10:49
月の雫乱太郎自由詩10*17-7-17 9:18
負け犬もっぷ自由詩117-7-17 6:14
自閉党5or6自由詩017-7-17 6:05
謝々浪人自由詩017-7-17 1:17
是幻自由詩117-7-17 1:11
レクッカラ斎藤秀雄自由詩117-7-17 0:33

加筆訂正:
エチュード ハ短調作品10の12(ショパン)/Lucy[11:14]
誤った用法の「忖度」を「詮索」に書き直しました。
23rows, 1.03sec.